奔車紀行

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グレートトラバース3 完遂間近

 

 NHKでの「グレートトラバース」で御馴染み?の田中陽希さん。現在日本300名山の完全人力踏破を行ってるが、今朝見かけたのは彼のブログでの298座達成。残り3座。(ウィキなどにも出てるけど、日本300名山は、実際は301座。)

 

https://www.facebook.com/greattraverse/posts/2316550311812245

 

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最終ゴールは、利尻山と思われるが、道内を含めた距離と難敵の”利尻水道横断”が待ち構えているので、あと何日かは読みづらい。ちなみに100名山でのゴールが利尻島だったが、10月26日、200名山でのゴールは鹿児島の佐多岬で元旦。

300名山の今年は、ふと「山の日」かと思った。元々が8月11日だったがオリンピックの関係で8月8日。少し日が多すぎて余裕過ぎ? あるいはもっと記念日らしい日は無かったかと、ついつい考えてしまった。

 

ゴールの日の予想は置いておき、この旅は前代未聞というか、外国人含めて達成できる人はいないだろう。開始が2018年1月1日で、3年半以上かかってる。

最初の百名山では、人力踏破といいつつも、黒部渓谷で船に乗る羽目になってしまった。その点では、100名山でのそこも人力踏破する人は出てくるかもしれない。しかし300名山での人力踏破となると、考えられないと言える。

人によっては、300名山なんてそう高い山ばかりじゃないし、舗装道路は多いだろうしと、面白みに欠けると思った人も多いかもしれない。ところがどっこい。悪戦苦闘する様子が、本人には悪いけど、気になったり引き込まれたりした。それに、テレビ番組などで取り上げられない山が少なくなくて新鮮。地元の人との関わり合いなども興味深かった。

テレビ番組は、基本NHKBS放送。部分的に地上波で取り上げられた事があったと思うが、基本BS放送。100名山の頃から、月に1度で複数座の番組が放送されるけど、15分番組のものも。15分番組は、1回1座が多いが、複数座をまとめたり、逆に複数回に分けたりもある。15分番組は、素材が溜まったら放送みたいな感じで不定期に近い。

だだしがあって、特に300名山では、新型コロナの外出規制の関係で登山自体が中断という事態に。他に怪我があったり、免許更新で一旦自宅に戻る羽目になったり、、、。一旦自宅へと言っても、人力踏破へのこだわりだから、そこも人力。歩いたり走ったりしている。その関係で、月の番組なども中断。(その部分だけ考えると、田中さんよりも短い期間で300名山人力踏破できる可能性はあるだろうが、そもそも300名山チャレンジしようという人が出てくるか??)

 

ここのブログでも、田中陽希さんに会おうと出かけたり、併走させて貰ったりに触れてる。その意味でも、思い出のある人だし、一連のチャレンジに興味を覚えてる。

あと少しなので、頑張って欲しいし、怪我などを含めて無理をせずに達成して欲しいと思う。「がんばれ 陽希!!」
 

放送動画で、平泳ぎスプリントのキック確認

自分は水泳4種目の中で、”平泳ぎ”が超苦手。細部は別途ブログに書くと思うけど、スポーツジムで平泳ぎのレッスンを受講してるが、なかなか習得できてない。

ただ最近少し向上した感じがあって、今日はどうにか400mの平泳ぎ連続泳をクリア。自分なりのキックやストロークの感覚が少し分かり、100mとか400mの練習の方向が見えて来た感じ。逆に、今日の別レッスンでの25mのスピード練習を含め、平泳ぎのスプリントは、まだ頭の中でしっくり来ないまま。良い機会なので、平泳ぎの得意な人に確認した。

 

その人の言だと、スプリント平泳ぎは、ストロークを含めハイテンポなのと、キックを直線的に蹴るというか放る感覚との事。良く平泳ぎの本などで”ウィップキック”で足首を外に向ける図なり写真が出るけど、それすらもやらないというか足首操作を控えるというか、、、。

自分的にはまだ十分理解できてなかったし、そうすぐには出来そうにないな~と思いつつ、自宅でつらつらと競泳の放送録画で確認。特に今年2021年の競泳日本選手権。NHKの放送だったけど、その中でも以前から時々確認してた”女子100m平泳ぎ準決勝1組”を何度か。

このレースは、青木玲緒樹選手が4レーン、宮坂倖乃選手が5レーンと隣りあわせで、しかも2人の泳ぎが対照的。あくまで2人の比較では、青木選手がゆっくり目で、宮坂選手がハイテンポ。この中継放送では、水中映像がそれなりに多くて、水中動作を比較できた。

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黄色の2コースのうち、画面奥が青木選手、手前が宮坂選手。青木選手がウィップキックに思え、宮坂選手の方が今回話しの出た直線的に蹴ってる感じ。写真ではわかりにくいけど、足首の返しも少し違う感じがしている。

個人的には少しスッキリして、自分のスプリントの場合、ウィップキックも試しながら直線的に蹴るのもやってみた方が良さそうだ。結論というか、自分の合ったキックを会得する方向が見えてきた感じ。

なお得意な人との話でも、直線的に蹴ると言っても、本能的に足首をある程度外には向けてるんだろうとの話だったので、その辺りも映像を見ながら納得した。またウィップキックの習得のための、プルブイを挟んでキックする練習はやってみた方が良さそうとの話になった。それらを含めて、平泳ぎのスプリントの練習をやっていこうと思う。

 

多少蛇足ネタ:女子100m平泳ぎ準決勝2組では、渡辺選手と鈴木選手が対比的だったが、残念ながら放送では比較の分りやすい水中映像がなかった。むしろ水上というか上体の起こし方の方が違いありに思えた。

女子100m平泳ぎ決勝や男子含めた他の種目には、どうも平泳ぎスプリント泳法の分りやすい水中映像は無かったように思う。

なお、2021年競泳日本選手権の終盤とか終わった頃に、ジムのコーチ格の人に、我々レベルの平泳ぎで参考になる選手映像は?みたいな会話が起き、2021年競泳日本選手権の女子400m個人メドレーでの大橋選手の平泳ぎが出て、自分としてもちょっと納得。体重移動と、その直後の腕などを含めたうねり?が、うまく映像になってたと思う。

 

また、平泳ぎのスタート(一掻き一蹴り)については、直近では別ブログで触れたジャパンオープンでの水中映像が参考になってる。

競泳・ジャパンオープン 2021 放送映像 

競泳・ジャパンオープン 2021が放送されるとのことで録画予約してて、昨日の夜にさらっと再生。そして、今朝少しじっくり見た。

放送予定は以下で、4日ともCSでの放送。

www.tv-asahi.co.jp

自分の水泳練習の参考にの視点と、この前の日本選手権(NHKの放送)の対比でいうと、途中での水中映像が少なくて少し残念だった。放送でのスローでも時間的に短い感じ。

ただし、スタート直後の飛び込みからの水中映像が多くて、結構参考になってる。イメージ的には、各種目いつも流れてる感じ。昨日の放送(初日)だけかもしれないが、今日からも気にしておく。平泳ぎでの一掻き一蹴りをはじめ、クロールでの距離種目に応じたドルフィン回数など、最近集中練習したり見直してるのがあってその点で参考になりそうだ。

 

ちなみに、放送では、女子100m平泳ぎの”予選”も放送された。池江選手がエントリーしてたため。映像的にも、彼女主体で、少し何だかな~と思った。が、自分の場合、平泳ぎが大きな課題でなので、その視点で見たら、そこそこ参考になりそうに思えてきた。彼女には失礼な言い方だけど、予選10位でビリ。ところが、そうガチガチに泳いでない。50m時点での34秒は予選メンバー内では最下位に近いけど、自分よりは遥かに速い。

彼女と速い人との比較では、やはり体重移動がすっきりして無いのかな~が、自分としての今のところの感想。その関連で、体が少し下がり気味かと。そんなほかの選手との対比と、既述のガチガチでない(ゆったり目)のも、よく見て自分の参考にしたいと思った。その意味で、池江選手の平泳ぎ映像はありがたいと思うようになった。

 

 

なお、昨日見た時のプールの底の映像が、辰巳にしてはおかしいなくらいだったけど、今朝の見直しで競技会場が辰巳ではなくて千葉国際と知って納得。一昨年とその前年、ちょっとした競技会で自分が泳いだ。ジャパンオープン長水路だけど、その競技会ではプールを2つに区切って短水路に。その関係もあるけど、昨日時点ですぐに思いつかなくて、個人的に少し苦笑した。

BSP にっぽん百名山「大岳山・御岳山」で、トレランシーン

今日のNHK BSPのにっぽん百名山は、「大岳山・御岳山」。今年3月上旬の撮影で、新しいもの。

で、冒頭のガイドさんの紹介では、名前(福島和可菜)の直後に、トレランの写真。写真提供がKFCトライアスロンクラブ。そして、福島さんの走る動画が紹介された。福島さんは、タレントでトレイルランナー。

 

コースは、奥多摩駅→鋸尾根経由 大岳山→ロックガーデン→御岳山 宿泊→日の出山→日向和田駅

 

愛宕山への階段の様子が紹介された。自分は下山での利用だったが、あの階段の上りはきついと思う。しかも、駅からのルートとしては”しょっぱな”なので、ちょっとした洗礼。

 

コースでの映像は歩きだったけど、「山旅スタイル」のコーナーでは、トレラン技術を使った山の下り方。そして、「山旅スケッチ」のコーナーでは、「みたけさんトレイルラン」の大会の様子とか、福島さんの御岳山界隈おすすめコースの紹介があった。登山者等がいる時の、立ち止まりなどへの言及もあった。それにしても、福島さん速い、、、。(KFCとの関係だろうけど、今回ハセツネには言及されず。)

 

御岳山の宿泊後は早朝に日の出山へ。我々にとっても定番?の、日の出山での日の出待ち。朝焼けに染まったスカイツリーなどが綺麗な映像となった。

 

日の出山での様子でエンディング。自分は日の出山→日向和田駅を踏破してなくて、個人的には日の出山からの様子を少し期待してたが、それは無くて少し残念ではあった。

 

なお他の回を含め、NHKの本番組では、大岳山を”おおだけさん”と呼んでいる。自分はもっぱら、”おおたけさん”と濁らない呼び方だった。本番組で、正確には”おおだけさん”なんだろうと、ここ半年くらいは納得してた。ところが今回の大岳山頂上の石碑大写しでは、”Mt. Otake”。少し納得感が揺らいできた。石碑は何度か見てたけど、英字部分はあまり気にしてなかった。”おおだけさん”/”おおたけさん”、他の人がどう言うか、少し気にしておくつもり。

日経新聞にシリーズで、新潟医療福祉大水泳部監督 下山好充氏

帰省中の新聞を整理しようと読んだみたら、日経新聞に新潟医療福祉大水泳部監督の下山氏の記事。「熱視線」というコーナーで、3月2日~4日の3回。創部の頃の苦労話や、現在のスタッフの拡充なども述べられてる。

 

今までで自分が印象的だったのは、国際大会で、他の国別チームに交じってリレーで優勝したのを目にしたこと。調べたら混合4×50mリレーの件がネットにあったけど、自分が見たのは短水路だったような気がするので、要確認か。どちらにしろ自分としては、ここ2,3年で急に目にするようになった。

 

その後も国内大会などの放送でちょくちょく目にしてたけど、大会のテレビとかじゃ、なかなか創設辺りの話が出ない。気にしてたら、今回の記事。自分としては、参考になり、ありがたかった。

 

興味あればどうぞ。

久々のフィン+シュノーケル泳

今回の帰省では、時々ビジター料金で利用するスポーツジムのプールで、フィン+シュノーケル泳をしようと荷物の中に入れていた。今日は時間も取れて、そのジムに出向き、フィン泳の実践。

 

荷物に入れたフィンは、このタイプ。ちょっと大きな水泳ショップで見かける時がある。フィンの競技会向けに、CMAS公認のビーフィン「Power fins (パワー フィン)」も持ってるが、帰省での荷物としては少し大きめ。帰省時のジムで、大きいと言われるかもとの思いもあって、今回は断念した。

 

シュノーケルは、以下のワンダーイヤーズ経由で購入したもの。これで競技会にも参加。

ワンダーイヤーズ フロント シュノーケルwonderyears.shop

フィンの競技会では、もっと金属っぽいものを装着してる人をチラホラ見かける。一応ネットとかでこれかなと思えるサイトとかを見つけたけど、そう本格的にやるわけでもないしと、ワンダーイヤーズ経由のものにした。それをずっと使用してる。

 

 

なおAmazonとか、ちょっと大きな水泳ショップで見かけるシュノーケルは左のもの。テレビでの競泳選手の練習風景でも見かけた気がする。自分も少し古いタイプを持ってるけど、きつめのフィットが少し難しく感じた。ゴム輪みたいなのを装着してみたりしたけど、自分的にはうまく行かず。自分としてはフィンの競技会では使えそうに無くて、今はほぼ押入れの中になってる。

 

 

数年前になるか、帰省先のそのジムでフィン泳が可と知って、今まで2回ほどだったかジムのフィンを利用させてもらった。2回目では結構サイズが大きいのしかなくて、ブカブカで、今回自宅からマイフィンを持参することにした。シュノーケルについては、泳いでる人を以前見かけて、ビジターも可能か不安があったけど、持参することにした。

 

プールフロアについて、係の人にシュノーケルOKか確認。一応現物のセンターシュノーケルを見せながらではあったけど、周りに注意してくださいを言われた程度。あっさりOKで、ほんの少し拍子抜け。でも、良かった~。

 

泳ぐ人で結構レーンが埋まってた。と言っても各レーンに一人か二人。準備運動やプール自体が1週間ぶりに近かったので、フリーのレーンで、まずは基本動作確認。その後、フィン+シュノーケルで泳いでみたけど、案の定、呼吸含めて異次元遭遇。まっシュノーケルはそう練習できるわけではないので、(今までも体験済みで)想定内。2,3回その場での呼吸練習をした後に泳ぎへ。

クイックターンも最初としてはまあまあと思ったら、ターン後にうまく呼吸できず。慌ててシュノーケルを外して、立つことにした。少しびっくりというか、やっぱまだまだか~と感じた。

その後、50mとか100mチャレンジ。自分の感覚だと、シュノーケルなので口で息を吐いて吸うけど、吐く前に一旦止めて肺に空気を行きわたらせのがキーに思えた。子供たちでの「うーん、ぱっ」での一瞬息止めと似た感じかも。

そうやって息継ぎに注意して、クロールでゆっくり泳で少し距離を伸ばしてみた。普通の息継ぎをしてるわけではないので、スピードはコンスタントのはずなのに、何だか微妙に遅くなったりする。勘違いかな~とか思いながら、何度か練習。自分なりの結論としては、目線というか頭の向きというか、顎の引き付けというか、、、。どうも目線がプール真下というか頭を水面と並行のままだと、遅くなる感じ。(帰宅した後考えたけど、遅くなるというよりも、首との関係でストロークが抵抗を生んでる時があるのかもしれないと思えた。)

 

クロールでの大きな気づきが出来たけど、その場では解決には至らず。その後、ちょっとバタフライも練習。そしたら、スイムスクールが始まりそうで、一旦休憩とした。

スイムスクール後は、レーンがほとんど利用されてなかったので、往復コースにして、フィン無しのシュノーケル泳での練習。フィンは通ってるジムでも使えるけど、シュノーケルは使えないので、この際一挙?に練習してみようとしたわけだ。

 

往復レーンでのシュノーケルバタフライでも、なんか目線でスピードが違う感じ。これも課題だな~と感じた。あと、バタフライはターン直後が結構良くなくて、呼吸が苦しくてすぐに立ってしまったことが1,2回あった。どうも、ターンの後に息をした後に、ウェーブしすぎている気がした。これも今後の普段の練習で確認したり要修正。

 

その後往復レーンで普通の背泳ぎをやったり、クーリングダウンでフリーエリアでゆっくりシュノーケル泳とか蹴伸び。

 

結構大きな課題が見つかり、良い練習になったと感じた。帰省時の荷物の関係では、フィンはかさばることもあって、次回はシュノーケルのみを持参しようと思う。シュノーケルで泳げるプール自体が限られるというか身近には無いので、良い練習になる。

 

水泳マスターズ 世界記録保持者 長岡さん死去

昨日、ニュースサイトで知った。(昨日の夜もあったかもしれないけど)今朝のテレビニュースでも報道されてた。

 

www3.nhk.or.jp

水泳マスターズでの世界記録保持者。100-104歳女性での自由形と背泳ぎの全て。競泳での自由形って、クロール泳のイメージが強いけど、競技規則上はどんな泳法でも可。長岡さんは自由形を背泳ぎで泳いでる。また、マスターズ水泳では、競技規則でスタート台からでなくて水中スタートでも良いので、自由形を背泳ぎのスタートでも可である。(マスターズの競技規則では、少なくとも片方の手でスターティンググリップを持つとなってて、片手だけでも両手でもグルップを掴んで構わない。)

 

直近の世界記録の一覧。サイトは以下。

FINA Masters World Records | fina.org - Official FINA website

 

長水路でのスナップショットをつける。”Meiko NAGAOKA”が並んでる。短水路でも記録保持者である。

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当然というと変だけど、日本記録の保持者でもある。日本記録のサイトは以下。

記録一覧:日本マスターズ水泳協会

 

なお、年齢は106歳だったとのことで、去年とかでマスターズの105歳台の大会出場もあったのかもしれない、あるいはンが立コロナの影響での大会中止? そうだとすると、少し残念な気もする。

 

ご冥福をお祈りしたい。

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