奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

練習 背泳ぎスタート(疑似飛び込み)とバケットターン

ジムで水泳レッスンを受講して、他店を含めたジムの水泳大会に出場。2年ほど前の大会の会場で、メドレーリレーの背泳ぎにエントリーされてしまった。しかもスタート時刻の直前近くだったこともあり、終盤にコースロープに触れたりもあって、散々。反省会というか打ち上げで、「背泳ぎと平泳ぎ、頑張ります!」なんて言ってしまった。

 

で、背泳ぎは、スピードを別にしたら200mとかも泳げるようになったし、調子よければ全部クイックターンでもOKに。そうなると、スタート~ゴールがそれなりにできたいと思うようになった。で、大きな課題が、飛び込みスタート。今まで飛び込み台を使ったスタートをやったことが無いわけじゃないけど、ほんと無様。

それで、ジムでもそれっぽい練習をすることにした。(飛び込み台じゃなくて)プールの縁をつかんで、号砲に合わせて手を振って、手が上とか頭方向になってからジャンプ。できれば手を重ねて入水。そんなイメージが頭じゃわかってるんだけど、前者のタイミングと、体のそりというか手から入水がなかなかできなかった。

 

取り敢えず以下の動画などを参考にして練習。特に、片足立ちからの飛び込みスタートとかは何度も。ただし、後回りは、今でもできずだけど、仕方なし。

youtu.be

少しできたかなの気持ちになって、強めにキックする練習を先週から開始した。あまり強く蹴ろうとするとバランス崩す感じがあって、コーチの一人に相談。やっぱ初心者は、あまり強く蹴らない方が良いとのこと。あと、両足を前後にするなども試した方がと言われて、少し開眼。自分に合ったタイミングや手や足の位置、、、を確認してくしかないと。

今は、背泳ぎの練習のスタートでは、頭と手を動かして、一呼吸近く待ってから(50%位の力で)キック。そんなスタートで、背泳ぎを練習することにしてる。

まっ、バサロまで組み合わせたり、スタート台を使っての練習は少し先だろうけど、少し光が見えてきた感じ。

 

もう一つの平泳ぎは、まだ課題は多いものの、スイムのレッスンでクロールの人に交じってずっと平泳ぎで行くなど、前よりは進展してる感じ。そうなると、むくむくと考えたのが、個人メドレー。最初の個人メドレーチャレンジというか、お試しモード時は、途中でばてたり水飲みそうになるなど情けないもの。でも、2,3度やったら、どうにか泳げた。

2月位前の時に、バケットターンをちょっとやってみたけど、よく分かってなくて溺れそうになったので、確実に”どっこいしょ”ターン。ただそれも、それなりにうまく行くと、やっぱバケットターンも練習はしておこうという気になってきた。200m個人メドレーなんて、そもそもレースに出場するかもわからないし、レースでは疲労の関係でどっこいしょターンの可能性大だけど、今のうちに練習ではある程度できるようにと思ってのこと。

 

先週からチャレンジしてるけど、バケットターンって、そもそもジムのレッスンに無いし、DVD付き書籍とかでの解説もあまりない。自分の持ってる本では、以下のに解説があった。ちなみにこの本、各泳法のスタートからゴールまでの動画もあり、個人メドレーも見ることができるので、個人的には非常に役に立ってる。

本の方のイラストが以下。

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プールの縁から眺めた格好で、最初背中が見えてたのに、ターン後は胸の方が見えることになる。泳ぐ方からとすれば、ターン直前に見えてた壁とかコースロープに対して、ターン直後は反対側の壁とかコースロームを見ることになる。

 

 

あとは、Youtube。以下の2つが参考になった。

youtu.be壁を使わない練習とか、タッチした手で壁を押す感じが良く出てると思う。

 

 

youtu.beこちらは日本語だし、様々な角度からの映像があるので分りやすかった。ただし、コンテンツの途中から、少し大きめのノイズが発生している。

 

先週の最初の頃はそれでも、うまく行かず。どう回ってるか自分でも分らないに近かった。なんでだろうと色々考えて、自分なりの解釈は以下。

・体の向き(胸方向)は、タッチ前とターン後は反対。

・目線というか見る方向を、自分なりにイメージできるように。特に水面を見る瞬間あたり。

・とにかくコンパクトに。方向がずれるのは、足とかを大きく振るとその分遠心力がと考えると良い。コンパクトに丸くなると、今まで進んできた延長に進むというイメージ。

・ターンの真ん中あたりでは、タッチ側とは反対の手で水を頭方向にして、壁側に体を少し押し付ける感じ。あとは、タッチの手で頭なり体を沈める補助に。

 

解釈間違ってたら済みませんだけど、今日あたり、それなりにできるようになった感じ。ただ、まだ左手タッチがうまく行かないことが少なくないのと、25m泳いでからなど少し負荷があると酷くなる事が多いので、練習積まねばと思ってる。

 

個人メドレーって、100mにしろ200mにしろ、初心者グループの間では泳ぎ切れるだけでもちょっとした自慢になる。自信にもつながるというか、、、。自分にとっては、各泳法でのそれを含めて、気付きが多くて勉強にもなってる。それぞれの泳法での、呼吸とか力の入れ方の緩急とかがそうである。各泳法を何度かサークルで回すのとも違う感じ。各泳法で使う筋肉が微妙に違うので、それの切り替えなども関係してるのかもと思ってる次第。

そんなメリットも感じてるので、25mの行きを飛び込みスタートにして、バケットターン、帰りを平泳ぎでを時々練習したいと思ってる。

 

通帳入れ ブックカバー文庫本サイズへ

今でもデジタル通帳に移行せず、時々通帳記入している関係で、通帳入れの痛みが気になってた。少しボロボロ。新規通帳発行を窓口で行ったりすれば、新しい通帳入れをもらえそうだけど、最近はATMでの通帳切り替え利用がほとんど。頼み込めばもらえそうだけど、それも少し、、、。ということで、前から100円ショップとかで物色してたけど、なかなか良いのが無い。ホックが付いててかさばるのがほとんど。

 

昨日、セリアに行って聞いたら、コーナーがあって、お薬手帳向けなどを含め、そのホック以外のがいくつか。ちょうど通帳サイズに近くて、そんなに分厚くないのを見つけて購入。カードなども入れることができ、手帳類が2つ入れられる。でも、昨日の夜に試したら、通帳が入らない。^.^;;;;  あまりに余裕のないのを選んだせい。

 

ということで、急遽ダイソーへ。お薬手帳などのコーナーのは、分厚めなのはセリアと同様。で、少し回りを見たら、チャック袋の近くにブックカバーが。どうやら文庫本サイズが近くて、”厚手”のがあって、今までの通帳入れと似た感触になるかもと購入した。

 

こんな感じ。左端が傷んでしまった通帳入れ。

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もう少しさらに厚手とか、ざらざらしてたらより今までのに近いんだろうが、それは仕方なし。ただ少し使い勝手が良くなかったのが、カバーの方は片方が開いた状態。なので、振ったりすると通帳が飛び出してしまう。まず対策として、チャック袋に入れておく方法に。

もしかしたら、文庫本カバーで両端が閉じたものが見つかるかもしれないが、(今回のは2個入りということもあって)当面はこれで行こうと思う。

 

グレートトラバース3 15min.  明日は”南アルプス 深南部縦走”

今日12日のNHK BS グレートトラバース3 15min. の放送は、「178座目 高塚山 後編」だった。昨日が前編。高塚山は、日本三百名山の一つであるものの、標高1,621m。標高からして、そんな山をなんで前後編の2つに分けてと、いぶかしがる人も少なくないと思う。

 

”高塚山”はグレートトラバースファン?にとっては、忘れられない山の一つ。グレートトラバース3での思い出ベスト3辺りみたいな投票があれば、ベスト3入り確実かと思われる。そもそも、前編で触れられてるが、台風の影響で道路が通行止め、大きく迂回することになるけど、人力踏破なので5日も要してしまう。

高塚山~次の黒法師岳までの南アルプス 深南部縦走を心待ちにしてて、梅雨入りが悩みの種。梅雨の合間に一度高塚山に向けてチャレンジするも、途中の山で、そのまま梅雨=雨とかを気にしながら一挙に縦走達成するか悩みだす。縦走ルートは人が余り入り込んでないというか未踏に近く、走り抜けるには少し危険度が未知数というのもあったかもしれない。

悩みに悩んで引き返す事になる。今回三百名山を目指したのは、単に300の山を通り抜けたかったのと違うだろうと本人。我々も、そこまでは、まっフムフムなんだけど、下山後の滞在が1月近くに^.^;;。本人も今となっては苦笑の域だし、滞在したことでの思い出もできた。そんな色んな事もあって、思い出深い山。(本件以外にも、新型コロナとか免許更新で大きく迂回や滞在する羽目になるわけで、その前触れとも言えなくも無いと個人的には思う。)

明日13日放送のタイトルは、「179座目 黒法師岳」。こちらも三百名山で標高2,068m。したがって、グレートトラバース3というか三百名山ならではの山々というわけだ。明日の放送で、深南部での様子が放送されるはず。興味あれば是非。


なお、高塚山とか深南部のグレートトラバース3での日記は以下辺り。

www.greattraverse.com

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スイム 4分の1ビート板で練習

今日の水泳のトレーニングは、4分の1ビート板を使ってのもの。4分の1ビート板って、分かりにくいかもだけど、水泳でのビート板を半分に、さらにそれを半分に切ったもの。自分は小ビート板と呼んでる。以前市民プールで使ってみようと自作したのが以下(の右)。大きさとは分かるだろうけど、手の平よりも少し大きいくらい。

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そもそも市民プールでも使えるようにと自作したのは、自分なりのクイックターンの集中練習のため。

 

以下の”高知発”の水泳練習での、1動画に紹介されて目についたもの。(他の教本のビデオなどでも見た気がするけど。)

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ただし、ここでの動画のような普通のビート板そのものだと、妙に腕に力をかけてしまう感じ。また、キック練習でも少し前のめりでのキック練習には、小さなビート板があったほうが良いと考えた。

 

なお写真のビート板は市民プール向けに切って自作したものだけど、実際はスポーツジムでの子供用の小サイズがサイズ的にはそれで、その利用がもっぱら。ジムのって、本写真のそれよりも結構薄くなってて、逆に練習にはちょうど良い。(ほんとはジムのを分けてもらってそれを市民プールに持参する作戦も考えたけど、盗んだみたいな感じが良くないと思って断念。しかも市民プールって、新型コロナや工事の関係で、休業が続いてる。)

 

今日の練習は、クイックターンでのそれじゃなくて、体重移動系の練習と背泳ぎの左腕。

少し前に、潜水平泳ぎキックでプール真ん中辺りに行けた。その確認の意味で、小ビート板で潜水で行けるか、、、。結果は駄目で、大きな課題。「やっぱりか~」が感想で、平泳ぎでの体重移動(とキック)は、まだまだと認識。

他に、小ビート板掴んでの潜水バサロキック。これは最初駄目だったけど、2,3回やったら数メートルOKへ。壁キック直後の、ストリームラインなり首の位置関係を少し気にしてたけど、それが小ビート板で顕著に分かった感じ。小ビート板掴んでの潜水ドルフィンキックは、時々それに近いことやってたから、まあまあ出来た感じ。

 

もう一つの「背泳ぎ左腕」は、手の左右差で大きいのが、左手のキャッチ。肩甲骨などの柔軟性がないせいで、左腕はエントリー→キャッチがぎこちない。当然と言えば当然だけど、フィニッシュも左腕は良くない。今日は、その辺りを意識して、左手で小ビート板を掴んで、サイドキックやらエントリー部分の確認。フィニッシュ部分は、歩きながらパドルを使ったフィニッシュみたいな感じで水の感覚を掴もうとした。まっ、実際の泳ぎでやると、パドルってジム含め使用不可で人によっては顰蹙なので、歩きながら部分部分の確認。

 

小ビート板使っての、潜水平泳ぎキックと左手のキャッチの確認。どっちも駄目に近くて案の定との感想。それらが小ビート板で如実に分かった。結構効果大。クイックターンの練習を含め4分の1ビート板は役に立つと思うので、お試しあれ。

「元バスケ女子日本代表の食生活」

東京五輪での女子バスケの活躍をテレビで見てたら、解説は「萩原美樹子」さん。複数の試合を見たが、解説は全部彼女だった。

 

現在はヘッドコーチだけど、個人的にはジャパンエナジー(現 ENEOS)の選手としてのイメージが強かった。そして、東京五輪での日本チームが勝ち上がってくにつれ、”バスケットやってる女の子達”といった表現を耳にし、ついついジャパンエナジーと好ライバルだったシャンソン化粧品の(元)選手のことが気になった。現日本代表での、町田選手とか本橋選手といった162cm、165cmの身長から、シャンソン化粧品での165cmだった村上選手のことも思い出された。

 

で、色々検索したら、以下のページを発見。2017年の記事で、シャンソン化粧品の3選手が引退し、食生活に関して語ったというもの。日刊スポーツ系のサイトのようだ。

 

athleterecipe.com

athleterecipe.com

選手時代の海外へジャーを持参したり水に注意のことは、他のスポーツでも多く聞く話だけど、他の食生活を含め細部で3人の対応の違いもあって面白かった。体重コントロールの話とか料理/調理の話とかは、参考になる部分が多いと思った。

 

で、わざわざというと変だけど、紹介したいと思ったのは、むしろ(下)の方かも。子供を含めた食べ物の好き嫌い、そしてアレルギー対策のことも。後者では”少しずつ食べさせて適応力をつけさせて”の部分が特に個人的に気に入ってる。アレルギーのある親御さんでは大抵がそうだろうけど、元日本代表選手の口からというのもだし、その前後の3選手の少しフランクに話してる感じが、気分を楽にさせてる気がした。

 

こんな鼎談を企画したり公開する辺りが、日本女子バスケットのファン力なのかもとふと思った。また、直近の東京五輪での女子バスケット決勝では、日本は敗れたものの準優勝だった。表彰直後の代表チームと観客というかボランティアのやり取りが放送されたようだし、観客席でのボランティアの皆さんの感染対策を意識しての静かな応援も少し目にした。案外ファン力も繋がってて、今回の上位入賞の要因になってるような気がした。

 

東京五輪 競泳でのスピード表示

2020東京五輪での放送では、いくつか目新しい技術が使われた。その1つが、競泳でのスピード(泳速)表示で、泳者の後ろに速さが表示されるもの。

個人的には、昨年10月開催のISL・国際水泳リーグ2020(International Swimming League)の放送で目にした。その際は、時々しか目にしなかった記憶と、後述するようにスピード表示に少し違和感あって、さほど気にしなかった。というか、余りメリット感じなかった。

 

ところが今回の東京五輪で、女子400m個人メドレーでの大橋選手金メダル受賞があり、ライブ放送そのものでも、録画放送やビデオ録画したものの再生でも何度か目にした。4泳法それぞれでもゴール近くのスピードが表示され、各泳法でのスピードの違いが分かると気付いた。(ISLの時は、これほど決まりのようにスピード表示は行われなかったように思う。)

 

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上が、4つのゴール近くのスピード表示の様子。写真での大橋選手のそれは以下。

 バタフライ 1.45m/s

 背泳ぎ   1.39m/s

 平泳ぎ   1.25m/s

 自由形   1.54m/s

 

自分たちでもそうだけど、平泳ぎが他より遅いなどがはっきりしている。放送では、前半部分でのスピードも出たように思うので、それらの違いを比較するのも良いだろう。

ただし、自由形のゴール前では1.54m/sと1.53m/sとか1.51m/sに変化した。別の選手とかの比較では、少数以下まで含めると、数値の方がおかしいように感じる時もあった。これらはISLでも感じたことだった。ただし、ISLの時よりも、勘違いかもしれないが、違和感が少なくなったように感じた。

思うに水泳は、自動車などのようにスピードほぼ一定というわけじゃなくて、微妙にスピードが変化する。平泳ぎが分りやすいだろうか。なので、スピードが微妙に変化するのは当然と思われる。逆に、その辺りをどう均して(ならして)スピードとするかが、技術革新/改善なんだろうと感じた。

 

あと、このスピード表示、自分のスピードと比較できるのが、結構メリット。算数の世界だけど、25m泳での時間とスピードとの関係は以下。

 15秒 1.65m/s
 20秒 1.25m/s  
 25秒 1.00m/s
 30秒 0.83m/s

上での大橋選手の平泳ぎは、25mを20秒ということ。まっ、(我々?が)クロールでゼイゼイ言いながら泳ぐくらいを、4個メ平で泳いでる事を意味する。ちなみに、レースでの時間よりも、25mプールでの壁キック練習タイムの方が、瞬間的なスピード比較には適してるだろう。


今回の競泳放送では、大橋選手の200m個人メドレー決勝を含め、ゴール間際ではスピード表示してるのが多かった。各種目での表示と自分の記録とを比較する事も同様なので、録画したりしてたら確認&お試しあれ。(例:男子200mバタフライ決勝での本多灯選手の終盤は 1.62m/s)

 

 

 

グレートトラバース3 田中陽希さん達成おめでとう!!

以前このブログで達成間近と紹介した「グレートトラバース3」の田中陽希さん。日本300名山(実際は301座)の利尻山の登頂を果たし、下山ゴールし島民の皆さんから祝福受けた。

https://www.facebook.com/greattraverse/posts/2341282806005662

 

スナップショットも付ける。

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ほんと長い期間をかけての達成。100名山での「グレートトラバース」は2014年4月1日の屋久島・宮之浦岳がスタート。200名山の「グレートトラバース2」、300名山の「グレートトラバース3」を経てのゴールで、途中お休みはあるけど、7年と4ヶ月かけての偉業というわけだ、、、、。

2021年8月2日。神奈川県など首都圏3県が緊急事態宣言へとか、(あくまで個人的な思いだけど)東京五輪で日本女子バレーが予選敗退などと並び、刻まれる日になった気がする。

田中さん、お疲れ様でした&おめでとうございます!

 

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