今夏にチャレンジしようと思ってた、御岳山(みたけさん)へ。山そのものよりも、「ロックガーデン」と「つるつる温泉」に行ってみたかったもの。春だったと思うけど、長澤まさみ、黒沢かずこ(森三中)、前田有紀(テレ朝アナウンサー)の登山の様子がTV放送されたのも少し興味がでた理由の一つ。 自宅の横浜からは少し遠いのと、電車のルートに余り馴染みがなくて、実行が延び延びになってしまった。なお、色々回ることにもなるし観光案内的な情報や電車ルートが判るようにと、昭文社の「はじめる山あるき 奥多摩」を購入して当日も持って歩いた。
JR青梅線「御嶽駅」と、すぐ近くのバス停の様子。結構な人。つい高尾山と対比的に考えちゃうけど、個人的にはこっちの方が服装などから自然に思えちゃう。 奥多摩は、自宅の横浜からは青梅線や五日市線経由で、どちらも馴染みが無くて少し分かりにくい。しかも、高尾山へは途中の八王子までは同じ路線なので、感覚的に混乱しそう。(高尾山へは町田乗り換えなので、今回も町田乗り換えで八王子まで。登戸乗り換えの方法もあったけど、慣れてたり登山の格好に馴染むかなと。) ちなみに今回は、八王子からは八高線で拝島まで、その後青梅線経由で御嶽駅へ。山でのルートは、御嶽駅→御岳山(、ロックガーデン)→つるつる温泉→武蔵五日市駅。行きが青梅線で、帰りが五日市線。直感的に覚えにくいというか、少し混乱。 「御嶽駅」へは”ホリデー快速”を利用できて、時間的に早く到着。乗り換え時間も短かった。(逆に事前に路線検索とかしてたから良かったけど、知らずにトイレとかに行ってたら大幅なタイムロスになる。今回特に、経路検索のありがたみを痛感。) また青梅線って、谷の間を走る格好のところが所々。昔の人は、良くもこんな所に汽車を走らす気になったもんだとふと。しかも、眼下に自転車トレーニングの人がいたりする。その人が小さく見えると、なおさら。
御嶽駅のトイレやインフォメーションセンターと、(ピンぼけだけど)センター内に掲示してあった御岳山などから高尾山などへの道。パンフレットをもらって、帰ってから判ったけど、”関東ふれあいの道”。結構前に、神奈川県内のそれはトレーニングで利用させてもらった。 若い頃ならこのルートも、ちょっとチャレンジしてみようかという気にもなるけど、もう無理かな。
少し走りのトレーニングとも考え、今回はバスもケーブルカーも使わずに走ることにした。駅前の正面の道をまっすぐ。大きな川は、多摩川。
道は広いとは言えないけど、段差での歩車分離。 ケーブルカーへの入り口の道が分かりにくいのではないかと少し心配してたが、標識と大きな鳥居があってすぐにわかった。また、駅からの数組の登山者もいて、少し安心感。
ケーブルカー駅までの途中で、見かけた石橋。コケに覆われてて、ロックガーデンを想い起こさせるようなもので、ちょっぴりワクワク。 ただし、段々勾配がきつくなる。しかも人が多くなり、時々歩き。
ケーブルカー駅(滝本駅)の反対側が、登山道というか兼生活道路。ケーブルカーの終点まで、ずっとアスファルトだった。(正確には、上りきったところはビジターセンター脇) 少し登ろうとしたら、「車来ます」との声。上に行くのかと思ったら、こちらに曲がった。人が押してたみたいだけど、ウィンカーくらい出せばいいのに~と。雨のせいで滑りやすくなってたみたいだ。 この入り口で、ストレッチやってるトレランのカップルがいた。こちらは多少の走り疲れもあり、ゆっくりラン。でもすぐに歩きになった。実は途中で、このグループメンバーに抜かれる。最初抜かれた時の人は入り口では見なかったけど、頂上でカップル含めて歓談してた。その人は速かった~。見える範囲ではずっと走ってた。また終盤で女性に抜かれた時は、少しショック。^.^; でも、最初に無理するのもと思い自制したのも理由(と言えば良いけど、走れなかった。^.^;;)
杉の木々。ケーブルの頂上まで、脇はずっと杉林。時々根だけになってしまったものも。
ケーブルカーと郵便スクーター。 途中に休憩所みたいな所があり、何人かケーブルカーを撮影しようとしてた。
ビジターセンター脇の道を通過して、少し狭いと考える道(表参道?)を神社方向へ。神社への案内板は余り見かけず、(間違うとつい山荘/宿坊/旅館に入りそうだったけど)人の流れに合わせて、、、、。表参道の写真では、さほど人がいないように見えるけど、店内も含めて人は少なくなかった。 神社の石段は少し急。ちょっとお参りして、境内でおにぎり昼食。
神社からの下りで見かけた、ロックガーデンへの近道。
ロックガーデンへの近道を降りたら、少し幅のある登山道。 ずっと地図などから、ロックガーデンまでが平坦な舗装道路みたいに思ってたので、驚き。なお良く地図を見ると、ロックガーデン界隈は”ステップアップコース/チャレンジコース”だった。 左と真ん中の写真が、地図で”天狗の腰掛杉”となってる近くの三叉路。道標を撮影しようとしたけど、なんか話し込んでるみたいで1分ほど待ってしまった。うーーん。ちなみに道標を撮影するのは、通過ポイントの時刻が判明して便利なため。デジカメの機種によってはGPSによる経度緯度も記録できるようで、便利な時代だ。(今回”天狗の腰掛杉”はちゃんとみなかったみたい。残念。) で、道幅が少し狭くなってるけど、歩きやすいし回りの木々が良い。下りということもあって、ラン! 今日の今まで走った/走ろうとしたのは大抵上りだったしきつかったので、ちょっと気分良く走れた。 ところが、、、。すぐに人混みが目の前に。ロックガーデンの入り口・天狗岩の直前からは、ゆっくり目の歩きになってしまった。
「ロックガーデン」の景色は最高。少し涼しかったのが、さらに良かった。時々清流で顔や体を冷やしたりした。ちょっと飲んだりしたけど、後で考えたらあんまり良くなかったかも。(折り返しの登山道に水場があり、そっちの方が飲むには良いだろうと、ふと。) 景色は良いんだけど、撮影ポイントらしき先頭に陣取って休憩してる人や、犬を長く水遊びさせる人とか、、、、。多少割り切って行った方が良いのかな~。また、空手かのスポーツ少年団の一行に遭遇。数十人くらいだったか。子供と大人。向こうから降りる人達が一団過ぎるまで、ずっと待ったりしてた。夏休みも関係してるんだろうけど、子供集団との遭遇も頭の隅に入れといた方が良いのかも。
「綾広の滝」。涼もうかとも思ったけど、スポーツ少年団の一行が休憩しつつあったので、抜く格好にして写真撮影した程度。(帰ってから判明したけど、「七代の滝」に寄ってなかった。長澤まさみらのTV番組で出たはず。少し印象にあって気にしてたが、滝の名前を覚えてなかったのが難。)
「ロックガーデン」を登り切ったところの道標。地図で「芥場峠(あくばとうげ)」と書かれている場所だと思う。 帰ってから地図をしげしげと見たら、峠の名前は書かれてない旨が記載してあった。道標に小さくでもステッカーか何かで分かるようにしてくれればと思った。ただ、もしかした”芥場”という言葉なり場所名が良くないとの考えがあるのかもしれない。もしそうなら、標識は「ロックガーデン上流入り口」にするとか考えられるだろうに。ちなみにすぐ近くに、岩石園の看板とか秩父多摩国立公園の石碑がある。 補足:上で地名を「芥場峠」だと思うと書いたけど、「芥場峠」はもっと上の鍋割山などとの分岐ポイントと判明した。ロックガーデン出口なり、上の方のロックガーデン入口にあたる。
ロックガーデンの出入り口から、神社に戻り、(日の出山方向経由)つるつる温泉を目指すことにした。少し勾配はあるものの、トレランには苦にならない程度。林の中を三叉路の所まで戻る格好。
そこから神社周辺に、「日の出山」への道があるはずなんだけど、来る時に掲示に気がつかなかった。そのため、多少不安に。表参道の土産屋さんを通りすぎで下ろうとしたら、小さめの道標が見えた。コンクリートの少し細い道を下る。道標はあるものの、登山道の方なのかとか気にはなった。 しばらくしたら、茅葺きの家の前に家族連れ。登山の格好だったので、間違いなさそうでちょっと一安心。軽く会釈したら、向こうが「こんにちは」と。子供が小さかったので、どっち方向に行くか気にはなったけど、、、。(12時半過ぎだったので、そのままケーブルカー駅へだったのかもしれない。運動服姿に近い小さな子と一緒だったけど、日の出山経由で来て、ロックガーデンまで行けるのか、、、。自分達同窓会グループ登山だと、日の出山とロックガーデンの組み合わせは、この前の大山がやっとに近かったので体力的に少し悩ましいコースに思えた。逆に今回見た家族連れのこと考えると、小さな子でも登山に慣れた子なら、十分大丈夫に思えた。)
日の出山への道の最初はコンクリート道だけど、すぐに時々砂利や短い岩場を含めた登山道に。地図ではロックガーデンの方がステップアップになってたけど、(下りだったせいもあるが)日の出山への道、日の出山からの道がステップアップコースに思える。いずれにしろ人は少なくて、時々ラン。
日の出山の鳥居の所で、どちらに行くのか少し迷った。どうも「はじめる山あるき」の地図は、山のアイコンとか名前が地図上のポイントから外れている。位置関係を少し間違うので、特にエスケープルートがある時は気をつけないと。ただし、帰ってみたら地図に鳥居の写真があったりして、丁寧に解説されてた。要は慣れ。 日の出山の頂上前のトイレの脇に、「つるつる温泉」の道標。日の出山からの道には、「つるつる温泉」に関する大きな掲示も少なくなくて、良かった。ちなみに日の出山山頂からトイレの方に降りずにそのまま東の方に進めば、トイレ経由のつるつる温泉への道と合流すると判明。
日の出山山頂の様子。頂上での近くの山々はレリーフで、立体版。 右の写真は、御岳山と大岳山。この写真を見ると、今回大岳山まで行かなかったのには少し後悔。 頂上でおにぎり食事と休憩。ウィンダムゼリーも。
下りで見かけた、「つるつる温泉」の道標。
「顎掛岩」。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が顎をかけて関東平野を見渡したそうだ。
一般道との合流ポイント。ちなみに一般道も、ここで通行止め。 日の出山からの登山者は、多くはなかったけど、大きなグループが2つほど。子供達だったから、1つのグループで遅れだしたチームだったかも。(朝のスポーツ少年団よりも、まとまってるように思えた。) 後は、大人がぽつりぽつり。 なので、人がいなかったらランと言うモード。でも、少し岩とかが濡れててスピードは出さず。
下山の途中でも、ほんの少しぱらぱらと降ったかなとの感覚はあったけど、一般道を下ってたら、ザッーっと雨が。アスファルトから湯気が立ち上ってた。 登山者によっては、傘さす人もいた。こちらは多少ランモードだったので、そのままの格好で濡れたまま。 大きな三叉路にぶつかったら、そこにも「つるつる温泉」の掲示。この少し下の方が”松尾”のバス停。なお、山では“三ツ沢”方向というのを目にしたが、地図では松尾のバス停近くの地名が“三ツ沢”なので、この辺りの三叉路のことのようだ。
気を入れて走ろうとしたけど、ものの数分でギブアップ。少し疲れが溜まっている感じ。早歩きモードへ。
「つるつる温泉」の入り口近くで、”青春号”を見かけて、急いで撮影。このバスは路線バスで、武蔵五日市駅まで。温泉に入って、このバスに乗るのも今回の目標の一つ。
つるつる温泉は、3時間で800円。評判通り、つるつるというか、ぬるぬる。露天風呂もあり、少し高台になるので、空や山肌をみながらゆったり。 登山者が少なくなくて、あまり気兼ねすることもなく利用できた。(さすがに靴も多少汚れてるし、スパッツもタンクトップも汗だくだし。) 温泉の後は、おきまりの生ビール。足の都合でテーブルのフロア(パノラマ食堂)にしたけど、人が少なくて、窓際のテーブルを利用させてもらった。生2本。おつまみセットメニューが、小品を複数食べることができて、個人的には気に入り注文。
16時過ぎには、16時15分発のバスを待った。少し早かったのか、待合所の椅子に座ることができた。風呂に入ったり休憩したので立ってることもできたけど、(明日もあるので)やっぱ座っておきたいとの思い。 ”青春号”って走るのは基本的に一般道だし、それなりの車長なので、運転大変そうとか思ってしまった。「つるつる温泉」が休みだと松尾のバス停までらしいけど、どこでUターンするのか? 一旦「つるつる温泉」まで上がって、そこのロータリーを利用するのかもしれない。 武蔵五日市駅でも、帰り方向の電車はホリデー快速になった。ちょっとラッキー。電車の中で寝ることはなかったけど、自宅まではバスの中も含めてボーッと。
なお、時間は以下。いつものように、走ったりしてるので標準タイムとは異なるので注意。
9:50 御嶽駅スタート
10:56 ケーブルカー駅頂上(脇)
11:15-22 武蔵御嶽神社
11:38 ロックガーデン入り口
12:17 芥場峠
13:05-22 日の出山
14:01 つるつる温泉到着
いや~、良い一日だった。なお見落とした箇所もあるので再トライしたい気もするけど、自宅からは遠いこともあってチャンスがあったら程度かな。
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