奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

雪中の丹沢(三ノ塔、塔ノ岳、、、、二俣)

24日の雪中の陣馬山に続いて、今日は雪の丹沢へ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075921j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075925j:plain 渋沢駅前の歩道橋からの眺め。その頃は、富士山も見えてて、「おぉ、もしかしたら山でも絶景かな」とか思ってたけど、、、。なお、天気予報は晴れのち曇りだし、朝の時点でも東の方などには雲があったので、さほど期待できないだろうなとは思ってた。 自分の保存してた大倉までのバス発車時刻に対して15分くらい余裕があったので、撮影してゆっくり階段降りて大倉までのバス停を見たら、誰もベンチに座ってないしバスが停まってた。「えっ」と思って急いで、行き先確認したら大倉行き。

飛び乗るに近いような格好で、乗り込んだ。(帰ってから調べたら、12月にダイヤ改正してて、保存してた情報が古かった。) 座れこそしなかったけど、乗ってすぐに発車。荷物も置き台に置けたし、ラッキー。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075928j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075931j:plain左は大倉のバス停の様子。バスの中では立ってる人が10人近くだったし、写真は到着してすぐなので、結構な人。 着替えたり、トイレや準備運動をして、橋を渡って三ノ塔を目指した。橋を渡って少ししての林道での様子が右の写真。この時点で2グループ3人見かけたし、山方向から下ってくる人もいた。大倉尾根に行った人達とは絶対数では非常に少ないだろうけど、今日は三ノ塔を目指す人が多いな~という感じ。 装備や服装は、冬用のズボンの下のアンダータイツなど、24日の陣馬山行きの際と同じ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075935j:plain
林道の途中から登山道へ。最初、雪は無し。左の写真の送電線下のコンクリートの所にカメラを置きセルフタイマーで雪の中を歩く自分を撮影しようと考えてたけど、あのあたりでもほとんど雪は無し。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075938j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075942j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075945j:plain登るにつれて、段々雪が増えてきた。右の写真(「三ノ塔尾根 7」の直前)の少し前から、チェーンアイゼン(マイクロスパイク)を装着。 セルフタイマーで雪道を歩く姿を撮影しようとしたけど、うまく行ったり駄目だったり。駄目なケースで多いのは、真ん中に位置しないことでのピンぼけ。林の中で、少し暗いのも影響したと思われる。ちなみに今回も小型三脚を持参したが使用することなく、テーブルや道標、岩などを利用して撮影した。(富士山にも丹沢の山々にも雲がかかっていたり、江の島など遠方も霞んでいたのも、三脚の取り出しに億劫になった理由の一つ。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075951j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075904j:plain三ノ塔の頂上間際で、ちょっとヤビツ峠方向へ降りての撮影。

人がいないのは時間帯のせいかもしれないけど、トレースもさほどでもない。多分バス運休などが影響しているんだろう。(28日がバス運休だったかは不明だけど、神奈中バスヤビツ峠路線は冬は運休するかもとの掲示になってる。) 実は今回もヤビツ峠からのアプローチも考えた。しかしバス運休の可能性があることや、バスが動いてても登山道までのアスファルトが滑りやすそうに思えて、積極的になれなかった。(アスファルトを利用しないルートも知ってるし夏に歩いたことがあるけど、ブッシュで歩きにくいし雪の量によっては危険箇所も発生しそうに思えた。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075908j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075911j:plain山頂や山頂からの富士山の様子。 雪が案外少ないのは、吹きっさらしのためだろう。ちなみに風はさほど強くなかった。(軽量ダウンを着用せずに済んだ。)

テルモスのココアと固形食でちょっと休憩。雪の量などで最悪時は、大倉へ引き返そうと考えてたけど、さすがにそこまでは不要と塔ノ岳方向へ。(塔ノ岳の近くを筆頭に何カ所か尾根が崩れていて補強してるところの懸念は残ってたけど。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075915j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075918j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075823j:plain左は、三ノ塔で休憩してトレース無いところを歩いたら、”ミシッ”と雪の表面部分が崩れた様子。薄いバーンになってる。 右の2つは、塔ノ岳方向と尾根の様子。 ちなみに、三ノ塔尾根の時からだったかもしれないけど、デジカメで撮影しようとすると電池残量が少ない旨の表示に。寒いことで電池が機能しないようだ。(リチウムイオン電池。帰ってから色々調べて、そもそも結構昔のなので、電池を追加購入しようかとも考えたけど、暖めるものでの対応が良さそうに思えてきた。いわゆるほっかカイロの利用。ただし、ポシェットにはデジカメ以外にチョコなども入れるので、余り熱くならないようにをどうするかも検討が必要そうだ。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075826j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075829j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075833j:plain三ノ塔からちょっと先のお地蔵さんと、その近くの斜面の様子。お地蔵さんは防寒重装備。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075836j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075841j:plain登山道を笹が塞いでいる様子。結構歩くのがきつかった。 これ以外にも、笹や木の枝が道に張り出しているところは少なくなかった。普段は頭の上の枝でも、雪の厚みの分頭に接触するのもあった。足元だけを見ていて(というか普段の感覚で歩いて)、ゴツンというのも3,4回あった。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075847j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075852j:plainクサリ場。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075855j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075900j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075745j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075749j:plain土が崩れたりして、登山道を補強している箇所。 右の2つの写真での箇所が、もしかしたら雪庇のようになってるかもと気にしてた箇所。それまで、塔ノ岳からの人に道の細い所は大丈夫かと訊いた。なお右の写真の箇所は、以前見た時から木の階段などで補強してた。(今まで見た事あったけど記憶が定かじゃないだけかも。) 人も通ってたので、ちょっと安心。そのまま塔ノ岳方向へ。ここを過ぎれば、気分的には塔ノ岳はもうすぐ。 ちなみに、書策新道への道標は無くなってた。雪に埋もれるほど低くなかったと思うので、風で倒れたか。あるいは、書策新道って中級者向けと思われ雪の関係で通行止めを意識して撤去したのかもしれない。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075753j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075756j:plain塔ノ岳に近づいたところでの登山道の様子。雪が深くて本来の登山道の所を避けていたり、普段ならさほど注意する必要にない所も少し脇に寄って踏み外すと危険なところもできていた。

塔ノ岳は外に30人くらいはいたか。富士山含め、展望は良くなかった。 頂上の柱の前で写真取ろうとしてたら、外人さんグループ。トレランの格好。それは良いんだけど、なんかはしゃぎすぎだし撮影に時間かかりすぎ、、、、。 こちらは、近くの人に撮影お願いして、その後は丹沢方向へ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075759j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075803j:plain塔ノ岳から丹沢山への登山道の様子。(ただし撮影は、塔ノ岳に戻ってきた時。) この道がぬかるんでるかもと気になってたけど、雪に覆われてた。しかも、結構乾いた雪。ずっとアイゼンつけてままだったけど、気分的に外すというか爪をちょっと効かないようにして滑り降りるような感覚の方が楽しかった。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075806j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075811j:plain雪は豊富で、木の階段はほとんど雪に覆われてた。歩きやすい分、対向と交叉する時など注意しないと階段の外の雪に足を取られてしまう。また斜面寄りにトレースができてるところもあって要注意。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075815j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075819j:plain少し天候が悪くなったこと、24日の陣馬山歩きのせいか太股などの筋肉も痛くなり、丹沢山まで0.9Kmの竜ヶ馬場までにした。ココアなどで休憩。 右はチェーンアイゼン(マイクロスパイク)の様子。陣馬山の時にほんとは右左の別があるのかもと思ったけど、どうやら勘違いで、ゴムの位置などで調整するようになってるようだ。むしろ、足の踏み込み方の内側と外側がアンバランスになりアイゼンの爪の位置がずれたようだ。

休憩したり帰ると決めたら少し元気も回復し、塔ノ岳へは時々走ってみたりした。ただ、上りになったらすぐにゼエゼエ。 また途中で、塔ノ岳の頂上で見かけた外人さん達が、少し走って来るのに遭遇。悪天候になりつつあったし、どうもアイゼンなしだしタイツ等の軽装。時間的に13時過ぎててこれから丹沢山方向で「大丈夫かいな~?」という気になった。

f:id:honda-jimusyo:20200922075728j:plain塔ノ岳に戻ったら、こんな天気。塔ノ岳への帰りでも、雪がぱらついてた。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075732j:plain大倉尾根の様子。 こちらも階段を雪が覆い、(ぬかるんだた頃との比較では)結構歩きやすかった。中高年女性の集団と遭遇したけど、山小屋泊?

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075735j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075738j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075742j:plain左は金冷シ、真ん中は鍋割山方向への登山道の階段、右は小丸尾根分岐。 塔ノ岳からの下りでは、大倉までのルートをどうしようか検討。大倉尾根はぬかるんでて人が多そうな気配だし、今回は鍋割山山荘に寄る用事もないし、、、。

で、ふと小丸尾根経由二俣のルートを歩いたこと無いのに気がついた。 で、金冷シで写真撮影の前後で立ち止まってた人がいたので、大倉尾根のぬかるみ具合を訊いた。ただし、その人は二俣からだったとのこと。(帰りは二俣へとは別ルートにしたいけど、自動車を置いてあるし悩み所とか言ってた。) 

小丸尾根は朝は、ほとんどぬかるんでなかったとのことで、小丸尾根経由にすることにした。まっ普段でもぬかるような話は聞いてなかったけど。(山行記を読むと、最近の雪や寒さで、大倉尾根のぬかるみはさほどでもないように思える。) 鍋割山方向への登山道の階段は、高い分、雪に覆われるほどでもなかった。小丸尾根の分岐点には、以前は二俣への掲示があったように思ったんだけど今回は見かけなかった。さすがに初チャレンジコースだし、分岐のあたりでトレースはあるもののまだ雪が多かったので、近くにいた人に二俣への道か確認した。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075708j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075711j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075715j:plain最初は、そこそこの雪だったけど、次第に雪が薄くなり、ついさっきの降った雪が土の上といった感じに。アイゼンも着脱。 道自体は、落ち葉のふかふかしたところもあれば、小石の多い部分があったりと多彩。下りが長く続くせいと、こちらが時々スピードを出したせいか、膝や筋肉に負担が。24日のも含めて、結構疲労が溜まりだしてた。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075718j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075725j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075626j:plain人の歩いた跡が少なくないので道を迷うことは考えにくいけど、結構登山道としての整備は乏しいかも。逆にそこが楽しみになる?

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075630j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075634j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075638j:plain左は、小丸尾根で見かけた石。石の種類は知らないけど、褶曲してるのが分かるような気がしてパチリ。右2つは、途中で見かけた土塁。営林での運搬のために作ったもののように思える。(丹沢での別の所でも似たものを見た気がするけど、どこだったか思い出せない。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075642j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075646j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075651j:plain杉林の中の登山道で道自体が分かりにくいというか何通りかの道ができてた部分、小丸まで1キロとの掲示、右のは根の造形が面白くてパチリ。小丸までの距離表示や道標は他に3つ程度見かけたけど、案内の掲示は結構少ない。他の尾根のような番号の書かれた掲示は無し。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075655j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075700j:plain二俣直前の掲示と鍋割山方向との分岐。 ちなみに、小丸尾根では誰とも遭遇せず。二俣では鍋割山方向から数人を見かけたので、ルートの人気は雲泥の差かな。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075703j:plain

f:id:honda-jimusyo:20200922075622j:plain二俣での沢のすぐ脇のつららと、ちょっと下ってから眺めた二俣の様子。少し雪が残ってる程度。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075608j:plain多分イノシシの跡。 林道では、時々ラン。ただし、ちょっと上りになると踏ん張りが効かない。また、そう長くも走れず。

 

f:id:honda-jimusyo:20200922075611j:plainアスファルトに出た頃に撮影した表尾根。
今回も、お風呂に行ける用意はしてたけど、大倉から自宅に直接帰ることにした。ただし、大倉のどんぐりハウスで、生ビール大とゆで落花生、きのこソバ。(ある意味当たり前なんだけど)久々に黒い汁のソバに遭遇。このところ関西風にしてるので、ちょっと驚き。

24日の陣馬山の時よりも膝や筋肉のダメージが強い。今回、結構アップダウンがあったせいかもしれない。また、トレースを歩く際に足をひねったり体力消耗したのかも。たくさん走らなかったけど、雪の少ない所でのランも影響したのだろう。 雪に関連しては、塔ノ岳⇔丹沢山が良かった。その先の蛭ヶ岳も含めて再チャレンジしてみたい。ただし2月はラン主体のつもりなので、来シーズンになるように思う。また、時間的に雪の中の大倉~蛭ヶ岳は難しいかな。

結構中高年の人が多かった。ぽつりぽつりと山ガールと呼称しても良さそうな人もいたように思うけど、絶対数は極端に少なくてしかもカップルというケースがほとんど。

それにしても、陣馬山でも感じたけど、冬は中高年で”むすっと”した人が少なくない。全体の2割くらいはそんな感じ。トレースを対向で行き交うから、無言だとなおさらそう感じた。冬で発声とかとか顔の筋肉が動きにくくなってしまうのか、、、。 今回の極めつけは、帰りのバスの中でリュックにストックを仕舞おうとしてるおじさん。バスの席が埋まってて、ストックの先頭にキャップしないまま、、、。さすがに「おぃ!」って言っちゃった。

でも全体の2割くらいは、こっちが恐縮するくらいの対応だったり、色々追加的な情報も教えてくれて心地よかった。冬の山って、人間観察にも役立つ気がする。

 

歩いた距離は、カシミールでの近似距離+アルファで25キロくらい。 コースタイムは以下。

07:58 大倉スタート

9:55-10 三ノ塔

12:07-14 塔ノ岳

12:47-57 丹沢まであと0.9Km(竜ヶ馬場)

13:29-34 塔ノ岳

14:03 小丸尾根分岐

15:10 二俣

15:55 大倉

©2005-2020 ほんだ事務所(honda-jimusyo) All rights reserved.