今日は丹沢方向へ。まだ少し朝夕が冷えていることもあって、今シーズン最後の雪山になりそうとの意識。
自宅近くの境川の河津桜。7,8分咲かな。先週にも少し咲いててメジロ2匹を目にして、その時は携帯経由でTwitterへアップした。
渋沢駅前の歩道からの富士山と丹沢(塔ノ岳など)。丹沢方向は、稜線に少し雪がある程度。 自宅を出る時にもコースを三ノ塔など経由にするか少し悩んだけど、雪が少なさそうなので大倉尾根経由で早めに塔ノ岳に行って、丹沢山などを目指すことにした。(海老名や電車から見るに、大山などの手前には余り雪が無くて、奥の蛭ヶ岳などの方は結構まだ白かった。気温や風向きなどで、雪の量が微妙なんだろうか。)
大倉での情報。塔ノ岳の雪が少なくなった旨が書いてあって、ぬかってたらどうしようとか、せっかく雪山のつもりで来たのにとかの思いも発生。 なお大山の積雪が書いてあるけど、塔ノ岳と同様に17日の雨で結構溶けたんだろうと推測する。 装備は、長めのランニングスパッツの上に登山用のズボン。上はランニングTシャツの上に、直接登山用の軽防寒上着。耳当てと手袋。リュックのポケットに、チェーンアイゼンを入れてる程度で普通のトレランの時とほぼ同じ。
大倉まではランニングスパッツの上にタイツ、上には軽量ダウンも着てたけど、大倉でタイツやダウンは脱いでリュックへ。今回はサングラス持参。ミニペットボトルにはアミノバリューにした。ミニ三脚も入れてたけど、今回は使用せず。他にリュックにシューズカバーを忍ばせてたけど、その件は後述。
風は少し冷たいけど、登山道前は梅とか咲いてて春の雰囲気。少し登っても雪はない。 真ん中の写真は、東海大学前駅での温泉「さざんか」の広告。今まで帰りに見かけたことはあったけど、行きの時は?
ちなみに今回は、大倉スタート時に9時を過ぎていた。 伐採をやってて、丁度音がしてたのでパチリ。先だってでも伐採の跡があって、近づくと木の臭いが心地よかった。 早歩きしたせいか、汗がだくだく。よっぽど上着を脱ごうかと考えたけど、しばらくしたら寒くなるしと、上着のファスナーやズボンの風通しチャック、耳当てで調整した。手袋も少し暑いかなと思う時もあった。これらは、丹沢や蛭ヶ岳へ向かう時もそうだった。(ただし、稜線では風があると冷たくて、手袋などはなかなか外せず。)
雪が、、、、無い。 平坦な所では、ぬかるんでる所がちらほら。ただし、(雨の頃と大差ない程度で)まだ許容範囲かな。 少し春めいてきたので、山ガールの確率が少し上昇したかな。あっ、山ママを含む。^.^; 2,3人だけど、タイツが結構カラフル。CW-Xの女性向けに何色も使ってるのがあるけど、あれを連想した。CW-Xのそれよりもカラフルで、流れなのかも。いずれにしろ、個人的には気分転換になるので悪いことじゃないと思う。まっ、山ガールそのものを嫌いな人もいるみたいだけど。
花立山荘の直前、直後でも雪がない。林の中とか道の脇に残雪がある程度。こうなると、塔ノ岳直前がぬかるみかもとか、塔ノ岳から先の雪が溶けてるかもとの不安が頭をかすめる。
左の2つは、金冷シまでの様子。雪が溶けてる。右は金冷シの直後。結構ぬかるんでて、ギクッ。ただし、その先では所々雪が見えてきて、ぬかるみも少なくなって良かった。
塔ノ岳山頂の様子。個人的には、ここまで溶けたんだ~との気持ち。 少し多めの給水と行動食。行動食は、今回もパーフェクトプラスのマロンケーキ。塔ノ岳では1粒。 サングラスをかけて、丹沢山方向へ。
尊仏山荘(小屋)の脇を通ると、結構な雪。アイゼンつけようかと思って対面を見たら、人がじっとしてる。どうしたのかな~と思ったら、小屋の方に”鹿”。こちらもカメラを取り出して撮影。 実は、一昨日漢方薬局に行って症状で勧められたのが、”鹿の角”の成分。なので、一昨日は、冗談で丹沢に行って鹿に会ったら「角、頂戴」と言ってみようかとつぶやいてた。ちなみに、漢方で使用する鹿の角って、(店とかに飾ってある)抜け落ちる時のような大きな物ではないみたいだ。
しばらく下ってみたけど、アイゼンあった方が良いと判断して装着。頂上で装着しとけば良かったと、少し後悔した。この前に懲りたはずなんだけど、、、。今回は頂上で雪が皆無だったのも理由と言えば理由だし、頂上の休憩の場所から小屋の裏が見えにくいのも理由なんだけど、休憩前に小屋の裏を見とくべきだなとふと考えた。
一部ぬかるんでいる所もあったけど、丹沢への道は雪が相当残ってた。 トレース跡なら、雪がくるぶしや膝まで来ることは皆無だった。ただし、丹沢山が近づくにつれて、トレースがまばらになるというか、ばらけるというか、そんな所がちらほら。 チェーンアイゼン(マイクロスパイク)の人が結構いて、自分の選択も間違いじゃないと内心ニヤリ。なお、モンベルでも扱っていて、その影響大かもしれない。
ちなみに、モンベルでの同じような商品の商品名は「チェーンスパイク」。 そう言えば、トレラン格好の外人さんを見かけた。下はスパッツ。アイゼンつけてなかったような気がする。それなりに走ってたので、感心すると共に羨ましかった。(もしかしたら、蛭ヶ岳への途中で見かけたかもしれない。まさかとは思うけど。)
丹沢山山頂の様子。木の杭に対する雪で、それなりに積もってるのが分かる。ただし、トレース跡を歩く分には、苦になることもない。 写真の手前側で休憩してる人達がいた。また、ソーラパネルの増設を工事する人達が数人。山頂の標識の近くにいた人に、山頂標識を入れたカメラ撮影をお願いした。
山頂では、歩きながらの水分補給とキャンディを口にする程度で、蛭ヶ岳方向へ。ただし、山頂からのトレースがばらばら。最も蛭ヶ岳への登山道に近いと思われる所を歩いた。
蛭ヶ岳方向へ、その1。 右から2つ目は、積雪の割れ目。青っぽくなっていて、少し幻想的だったのでパチリ。この箇所以外にも3,4カ所あった。
蛭ヶ岳方向へ、その2。 階段の所など雪のない所もあるし、トレースの所はそんなにズボッとは行かないけど、所々妙に深い穴が。以前に深みにはまった人の跡が、(上に雪が積もらずに)そのままになっているのかもしれない。 程よい斜面もある。(山行記を見たら、宮ヶ瀬の方から蛭ヶ岳へのルートで山スキーを楽しむ人もいるみたいだ。)
不動ノ峰休憩所の様子。手前の丸い円柱の下の板が標識。今回はそこまで雪が積もってなかったから良かったけど、もう少し積もってたら足を引っかけたりして危ない事も起きそう。 結局ここで休憩して引き返すことにした。雪が深くて先が予想しにくいことと、帰りが暗くなってぬかるみに足を取られたら悲惨との判断だ。塔ノ岳のすぐ下からぬかるんでたら、鍋割山経由のルートでどこまでぬかるみが続くか分からない。今回は、行きで状況が分かっている大倉尾根の方が無難に思えた。
パーフェクトプラスのマロンケーキの残った1粒とかジェルなどを口にしてたら、別の人が来た。途中でこちらがカメラ撮影した人だった。その時は最初、スマホだったと思うけど雪に刺してセルフタイマー撮影している風だった。なので「撮りましょうか?」と。「蛭がバックなのが良いですよね」とか言いながら撮影。今思えば、逆に人物にピントが合わなかったかもしれない。撮影した時は、丹沢の方へ戻る人だと思ってた。 その人がまだ先に行くかと聞いたので、もう引き返すと返事。その人も、引き返すとのことだった。で、少しおしゃべり。
今日は大倉からで、同じコースだったようだ。富士登山して、その後丹沢などに登っているとのこと。前は西丹沢方向から蛭ヶ岳だったけど、今回大倉からチャレンジしたとのことだった。実は、西丹沢からは次回にでもチャレンジしようと思ってたので、話が弾んだ。檜洞丸(ひのきぼらまる)も経由したらしいけど、道に迷ったと言っていた。以前自分が調べた時の山地図でも、西丹沢のバス停からしばらく先や尾根で、波線(道が分かりにくい)や注意が書いてあった。やはり少し詳しく調べないと行けないと思った次第。なお、ヤビツ峠からのルートも良いですよと、こちらから。他にも丹沢でのエスケープルートの少なさとか、ぽつりぽつりとお話。 なかなか楽しい一時だったけど、トレーニング兼ねたい気もあって、しばらくして自分だけ折り返すことにした。
尾根の様子。笹と雪とが結構絶妙と思ったんだけど、写真だとちょっと単調にも思える。かえって不思議。あるいは、この辺りは気に入ってる場所なので、思い込みが影響しているのかもしれない。
丹沢山では、トイレと給水、飴の類。 トイレチップが100円になってた。夏場はまだ50円だった(はず)。冬シーズンからか今年からといった感じか。なお、トイレはタイルなのでアイゼン着脱とのこと。ゴム板などにしたらいいのにと思いながらも、それはそれで(冬以外を含めて)清掃などが面倒なのかもしれない。
丹沢山から塔ノ岳への帰りは、行きよりも雪がシャーベットになった感じがする。人が少ないせいかこの前の塔ノ岳からの下りほど悲惨じゃないけど、しばらくしたら丹沢山への道もぬかるみがひどくなるのかもしれない。
日光の関係で、雪の上がキラキラしてちょっと良い感じだったのでパチリ。
早歩きをしていたら、バッと音がして登山道を雄鹿が横切った。急いでカメラ取り出したけど、走り去っていって追えず。ふと見ると、横切った前の位置に、雌鹿と子鹿。お父さんだけが、さっと行ってしまった感じ。丁度、こちらを向いたので、パチリ。 この前の塔ノ岳からの下りじゃ、母鹿と雌の子鹿2匹を目にした。お父さんは?と思ったけど、今回のは家族。円満鹿家族といった感じか。
塔ノ岳直前のアイスバーンの様子。左の写真の、真ん中の少し上の方のは、結構厚めの氷状態。また、雪自体が行きと比べて薄くなったように感じた。
塔ノ岳山頂の様子や、山頂から見えた鹿。鹿は多分、行きの際に目にした老年鹿かと思う。
塔ノ岳から下ろうとしたら、グチャグチャ。少し下って、急いでアイゼン外した。シャーベット状態の所もあったけど、金冷シまでは続いた。逆に、右の写真は金冷シへの道だけど、許容範囲のぬかるみ。 大倉まで、所々(雨の跡程度に)ぬかるんでる所もあったけど、この前のグチャグチャが嘘のようだ。下りは早歩き、時々走ったりもしてみた。
大倉に着いたら、洗い場に長い列。余り気にせず、先にトイレを利用した。洗い場に並んだら、バスが来た。少し焦って、洗ってる人見たら、蛇口を占有して丁寧に洗ってる。紐とかも洗ってる。終わったかなと思ったら、別の靴。自分はデッキシューズ?に履き替えて、二人分を作業。少しカチーン。脇に寄って、別の人も作業させたりすればいいのに。あるいは同行者も一緒に作業すればいいのにとか、、、。いや~、紐を洗うなとは言わないんだけど、蛇口を占有することない。ブラシを数個置いてあるのに気がつかないのか。高尾山でも(でもは余計か)、2,3人で融通し合うのに。代わる時にでも一言言おうかと思ったくらい。自分の時には、次の人に「あっ、どうぞ」と片側を示したけど。 で、急いでシューズを洗って、急いでトイレの裏に回った。着替え(長袖シャツを着る)たり、パスモや薄手ダウンを出したりして、リュックを抱える格好でバスへ。どうにか座れてラッキー。逆に、小物の入れ替えとかでガサゴソと音をさせたりしてちょっと悪かったかな。クーリングダウンする間もなかったので、渋沢でバスを降りてから屈伸などを行った。
渋沢駅の待合室で、屈伸などの続きと薄手ダウンの着用。快速が来て、しかも座れてラッキーだった。しかし隣駅で、町田の先だったと思うけど車両故障が発生して、その影響でこの電車も停車するとアナウンス。結局、厚木に停まるなど変則的な運転だったけど海老名までは座れたので、個人的には少しラッキーだった。ただし、足は冷えに冷えて、少し痒みを覚えるくらい。
実は、帰りのお風呂をどうしようかと山下りの際にも気にしてたけど、今回は新規開拓で大和のお風呂屋さんにすることにした。駅から近い、しかもすぐ隣のビルが居酒屋。^.^; 自転車の練習案内に、練習後のお風呂として書かれていたのを目にしたので。ちなみに、今までもそこの通りは何度も通っているので知ってはいた。ただし、銭湯の名前が分からず、料金がスーパー銭湯並みなら別の所が良いな~などと思ってた。
結局携帯電話のネット検索で、”大和湯”と判明。その時は350円と書かれてた。(ネットのページが古くて、実際は450円だった。県で同一なのは理解してたんだけど、携帯経由の検索だとなかなかすぐに調べられなかった。) ほんとの銭湯で、湯船の種類は限定的だった。サウナは無し、ただし電気風呂はあったのでラッキー。トレラン後を前提とすれば、コストパフォーマンスとしては個人的には満足。
なお、湯上がりにやたらと体がちくちくした。少しひっかこうとするレベル。湯が合わなかったのかとか気になったけど、軟膏塗りながら汗などとの関係かもと思いついた。自宅でも時々シャワーの後に発生する。特に今回は、行きの時に感じたけど、思った以上に汗をかいた。着替えまで時間かかってるので、汗の影響がなおさらだったんだろう。次回のトレランとかでは、下山後に(風呂前でも)さらっと軟膏塗るとかした方が良いのかもしれない。 お風呂の後は、隣ビルの居酒屋。今回は「笑笑」。端末があって、へっ~と思うようなことがいくつかあった。まっ少し勉強になった。ただ、個人的には(同じ外食グループで、1階下の)白木屋の方が品目ではあってるのかもしれない。この前は、ビールにしてその後冷えたので悲惨だったけど、(今回と同じように)お湯割りにすればいいと思えてきた。
今回試したのは、自分のトレランシューズが濡れた場合の後処理。雨や雪山でのトレランや登山の時に、シューズが濡れるため。靴下とかを履き替えてもシューズ自体が濡れているので、再度足が濡れたり冷える。そこをどうにか対策したいと、ちょっと検討した。 完全防水の靴下とか物色したけど無くて、靴下や靴をカバーするのがないか探したら、シューズカバーが良さそうとのことになった。東急ハンズとかで高価なタイプや布タイプもあったけど、安いビニールタイプが今回の用途には合っていそうだ。なお100円ショップなどにあっても良さそうと考えたけど、見つからなかった。 何気なく検索していたら、Amazonで売っているものを発見。早速注文した。
当初、いっそのことシューズカバーとして使えば完全防水になると考えたけど、さすがに底のビニール部分に穴を開けるとかしないと滑りやすい。トレランで滑ったら、事故に結びつく可能性がある。また穴を開けたとしても、固定するための工夫や滑り予防を意識して頻繁に着脱をするのも現実的でないと思えてきた。靴下を履き替えた際に、靴下自体をカバーするものを履ければいいとの思いに行きついた。 靴下と靴との間が滑りやすくなるので、靴がすっぽ抜けることがないか気になったけど、下山後だから注意すれば良いだろうと判断。また、今日実験してみて余りに滑りすぎたら再検討するつもりにしていた。
実際に履いた様子。この上に、トレランシューズを履いた。今日の銭湯から出る際に実行してみた。着替えの靴下は、トレラン用の靴下よりは少し薄めの靴下にした。更衣室で、シューズカバーも履いたけど、特に廊下で滑ることもなく下駄箱へ。その後、居酒屋、バスの利用を行ったけど、特に問題なし。カバーが大きい分、シューズとを固定する役目になっているんだろう。 悪くない。梅雨の時に重宝しそうだし、軽いので常備のつもりでも良いかもしれないくらいだ。
なお、コースタイムは以下。今回は少なかったけど、時々走ったりしてて標準タイムとは結構異なるので注意。
9:10 大倉
11:20-28 塔ノ岳
12:28 丹沢山
13:10-20 休憩所
13:58-03 丹沢山
15:00 塔ノ岳
16:28 大倉