奔車紀行

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ハセツネコースチャレンジ 槇寄山(西原峠)~武蔵五日市

20日にハセツネコースの武蔵五日市~槇寄山(西原峠)を走ったけど、残りをどうするか気にしてた。さすがに翌日はきついし、(実際レースに出るかは別にしてレースを想定すれば)余り間を空けたくは無いし、、、。

急遽とも言えるけど、天気の関係で2日空けて今日実行することにした。 帰りは武蔵五日市で、バスを使う必要もなく、それなりの時間まで大丈夫である。問題は、スタートの槇寄山(西原峠)。武蔵五日市駅から数馬行きのバスで、仲の平バス停まで行く必要がある。

ちなみに、三頭山からをスタートにすると、数馬から三頭山まで走るとか、バスの便が少し悪い都民の森までバスで行って帰りが遅くなるのを覚悟するかだ。 武蔵五日市駅から数馬へのバス発車は、平日は以下。   5:46  6:18  7:43  8:38 土日祝日は、以下。   7:10  8:22  

土日のバス便を多くしたらいいのにと思ったけど、実際バスに乗って理由が判明。学校への通学バスとしての用途も兼ねているようだ。(土日のバスを5時6時台に運行したところで、その時間帯に多くの人が武蔵五日市まで来ることは考えにくいとの判断なのだろう。)

当初7:43のバスにしようと思って確認したら、それまでの電車がまた厄介。近くの大和駅からにして普段利用する拝島線では、丁度便が悪い。一旦八王子から立川まで都内方向に向かい、そこから青梅線/武蔵五日市線とした。それでも、大和駅を5時半過ぎ。 今日当日、多少朝が早かったこともあって、なんか忘れ物があるような気がしてならなかった。電車に乗ってしばらくしてデジカメを忘れてることに気が付いた。ガーーーン。ということで、今回は携帯電話での写真。(実は、携帯電話の電池も充電が不十分で、途中=三頭山の前で警告表示。そちらもガーーーン。) 

普段より画質が悪いのと、早めにゴールしたいこともあったので写真枚数が少ない点はご容赦を。

 

武蔵五日市駅前の数馬行きのバス停には、そこそこの人が並んでた。警察や学校があるので、そこまでの人が多かったため。一旦土日のバスルートとは少し異なるルートになって、小学校近くへ。折り返して土日と同じバスルートとなった。(小学生が熊避けのスズを付けてたのが印象的。自分も先々付けた方が良いかな~とか、ちょっと考えた。) 

武蔵五日市駅から座ることが出来たけど、途中で乗り込んだ小学生の一部には立つ子も。 山が近づくにつれ、小学生が降り、施設系の従業員風の人達が降り、登山やハイキングの人が降りていき、バス乗車の人はめっきり減ってきた。

仲の平バス停で降りたのは自分一人。もう一人乗っていたが、多分数馬までだと思う。仲の平バス停で、さっと着替えを行った。いつものスポーツTシャツ+長めスパッツ。装備の水なども20日と同様。ちなみに今回は、バス停まではウィンドブレーカーの下に長袖を着用した。帰りが遅くなったこともあり、長袖持参は結果的にも良かった。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184658j:plain仲の平バス停からの、登山道というか橋への道。

 

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ここは階段利用。回っても合流するけど、少し近道。すぐに民家の脇を通る事になる。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184710j:plain案の定、昨日の雨もあって露が。落ち葉の道に水が溢れてたりしたらと危惧してたけど、ちょっと湿ったままといった程度。良かった~。 駆けるとじんわり汗が出る程度。湿気のせいと思われる。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184639j:plainGPSでのルート表示が変。実は昨日ルートをGPSに転送した時も、名前が重複したエラーが出たりして気にはしてた。 走りながら/歩きながら、不要なルートを削除したりしたせいか、それらしく表示しだした。どうもウェイポイント数とかの制限や、名称の重複などが絡んでいるように思う。GPS本体のウェイポイント記憶数を、もっと多くしてもらいたい気もする。今だと500で、重要な地名や何コースか入力すると、すぐにオーバーしてしまう。ガーミンでの名前生成とか名前変更が面倒くさいのもちょっと難点。後者はGPS向けというわけでもないので仕方ないのだろうけど。 

しばらくして時間ある時にでも、他のソフト探しも含め、工夫してみるつもり。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184643j:plain西原峠。今日の実質スタート。10時ちょっと前。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184650j:plain槇寄山。今日の展望は良くない。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184636j:plain三頭山(より正確にはその前の大沢山)までの上りがきつい。20日の疲れが残ってるのか。また、以前の時は終盤で少し朦朧として三頭山との意識や直前の階段の印象ばかりが強くて、大沢山との認識/大沢山前のきつさとの印象が残っていなかったからかも知れない。

また、結構後になって気が付いたけど、靴に泥が付いてるのもダメージになるようだ。奥多摩って結構粘土質の道が少なくないし泥道の距離が長い。(多少丹沢と違う。)

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184600j:plain風張峠辺りから。左が御前山、右が大岳山だと思う。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184609j:plain周回道路との合流とか月夜見第2駐車場。 今回は、結構バイクの音がうるさかった。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184613j:plain月夜見第2駐車場の少し先。ぬかるんでいるか心配だったけど、注意しながら下れば大丈夫という程度。逆に、新緑がすがすがしい。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184629j:plain惣岳山直前での尾根からの展望や、惣岳山頂上。 この前の惣岳山頂上はすごい人で、山頂の碑に気が付かなかったくらい。なので、今回パチリ。

なお、惣岳山までの道では、疲れてまき道を利用してしまった。ある意味ズル。まっ言い訳としては、まき道を見ておきたかったから。結構狭い部分もある。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184632j:plain御前山山頂。こちらも誰もいなかった。 エネルギー切れが近づいているのが分かり、惣岳山の山頂で昼食にしようかと思ったけど、ベンチが丸木だったこともあって、御前山で昼食。おにぎりなど。なお、なんか虫が少なくない。蚊のような、でも刺してる感じはしないけど、少し痒いような、、、。

三頭山の前だったと思うけど、UTMFなどのトレランで危険などへの対応がルールに書かれてることをぼんやり考えてたら、丁度、虫が目に入ってしまった。ほんの直前に眉とかに違和感あったので払うなりすれば良かったのに、、、。そう言えばこんなのも山での危険か~と考えた次第。

なお、すぐにというか仕方なく手やTシャツを利用して目を拭ったけど、出てくる感じも無いし違和感もそんなに無かった。かすった程度だったようだ。明るければサングラスを付けるけど、曇りだとそうでもない。虫とかが多そうなら、事前にサングラスを付けとくべきなのかも。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184541j:plain f:id:honda-jimusyo:20200921184545j:plain左は、御前山の少し先の登山道でのカタクリ。季節過ぎてるんだけど、踏まないようにと小枝を刺してある。右の写真は、カタクリの実。三角錐というかカマキリの頭みたいな感じ。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184553j:plain御前山を下ってしばらくしたら、階段の工事をしてた。この前カタクリを見に来た時にあったかは? (準備を多少見かけたものの)多分無かったような気がする。部分部分で、大ダワの近くまで設置してあった。工事の人も大変とつくづく思った。(テント泊の様子はなかったので、小屋泊なのか大ダワまで車なのかは? 大ダワまで車としても、御前山近くまで登ってくることになるのできつそう。)

今回は、大岳山までの平らな道の方が、精神的にきつく感じた。以前通った記憶が余りないというか、こんなに何度もカーブしたっけと思ってしまった。ちょっと不思議。 大岳山での岩場は、足が上がりにくい。途中で消炎剤の類を塗ったけど、岩場などがあるのなら、膝とかだけじゃなくて太股裏などにも施してた方が良さそうと実感。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184556j:plain大岳山。 2人のグループいて、その人達のポール。どかしてもらっても良かったけど、時間も勿体ないし、これはこれで良い証拠写真だしと思って撮影。

ちなみに、その頃からGPS上のゴール予想時刻は18時半くらいを表示することが多かった。ただ、曇りだったこともあって、18時は切りたいとの気持ちも出てきた。(スタートの頃というか三頭山の辺りでは、到着予定時刻が深夜0時だったりした。直近のスピードに影響されるんだろうけど、予想時間のための算出インターバルをある程度設定できればいいのにとふと思ってしまった。算出は水平方向のスピードみたいに思えて、その点も改良して欲しいし。水平スピードでの換算かは説明書かHPに書いてあったかもしれない。)

大岳山から日の出山までは、ほとんどノンストップ。水場利用や、長尾平前の上りで、ちょっと歩きを入れたり程度。人が少なかったので良かった。大岳山から日の出山までで、20人いたか。 上の方のロックガーデンの入り口近くを走ってたら、小屋の方から「こんにちは~」。返事を返したけど、こちらが驚いたくらい。係の人だったのか? 日の出山の直前では、犬をつないで停車しているバイク。人自身は見当たらない。うーーん。そう言えば、前も見かけた気がしないわけじゃない。

日の出山辺りは、シャクナゲや山ツツジが綺麗だった。26日に同窓生ハイキングで訪れる予定なので、その時のネタになりそう。また26日の件もあり、今回はトイレを利用しただけで日の出山の頂上には敢えて登らず。

 

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f:id:honda-jimusyo:20200921184525j:plain日の出山を下って、武蔵五日市駅方向への分岐。日がさしていたらゴールに時間的な余裕感を感じるけど、暗くなりつつあって急ごうとの気に。 なお、日の出山からの下りで左足がつりそうになった。大岳山からは下りが多いこともあって、走りを継続したせいかもしれない。もちろん、20日からの疲労が内部的には溜まっていたのだろう。自分の体力などを知る上では、かえって参考になった。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184530j:plain以前の武蔵五日市→日の出山の時には余り印象が強くなかったけど、今回は登山道に根があらわになっているところが少なくなかった。大雨のせいなのか、下りと上りでの視点の違いなのか??いずれにしろ、少し暗くなりかけだったので、ポイントポイントで注意。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184533j:plainハセツネコース上は琴平神社のまき道なのに、琴平神社の方に走ってしまった。お陰で市街地を展望できたと思ったけど、しばらく下って本来のコースである金比羅公園からも似たような展望を望めた。まっ、(人生含めて)こんな事もある。

ゴールまでは、コンスタントに走り。山の道への入り口っぽいところに木の杖を立ててあるところがあるけど、今回見たら、杖に番号が書いてあった。写真撮っとけば良かったかもしれないけど、走りすぎてから気が付き、急にストップするにも足にダメージあるし、、、、。と、そのままゴール(市民会館方向)へ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200921184537j:plainゴーーーール。パチパチ。 中学校脇で、ペットボトルの水で手を湿らしたり、軽く体を拭いたりした。ウィンドブレーカーを羽織って、駅方向へ。

駅への道では、16時からやってるとの看板の居酒屋を見つけた。土日だけ16時からだったかも知れないけど。山登りの帰りにとも大きく書いてあった。近くにお風呂とかあれば、即利用なんだけど、、、、。ちょっとした登山の時に、駅の1つか2つ前のバス停で降りると良いのかも。次回にでも、ちょっと注意しておくつもり。

今日のお風呂は、秋川にした。「阿伎留の四季」(あきるのとき)。武蔵五日市駅から3つ目だし乗車時間も短い。幸いスパッツなども濡れは無くて、座れて行けた。初めてだったので駅からの道が不安だったけど、大きな道をまっすぐと一度曲がる程度だったとこもあるし、大きな標識などもあってすぐに分かった。トレランでの疲れで少し長くは感じたけど、平坦な道を10分少しだったかな。 http://www.akirunotoki.com/index.html 建物や内装は結構新しい。ただし、温泉泉質ではないみたい。料金90分コースで550円だったので、その分安いとも言える。逆に、トレランの汗を流すと割り切ったり、奥多摩の温泉が続くとかえって気分転換に良いかも。

ちなみに90分は食事を含めてだけど、一旦お風呂終了としてキーを変えてもらえれば、その後の食事の時間は長くかかっても良いというシステム。(今回は食事含めて90分に収めた。) 食事はまあまあ。冷や奴は、ポン酢風味だったと思う。

他にビールやエビとスナップえんどうのかき揚げを注文。スナップえんどうとスナックえんどうのどっちかとか、そもそもかき揚げの脇のがズッキーニか何かと思えて店員さんに聞いた。スナップ/スナックは店員さんもあいまいだったけど、帰って調べたら判明。(スナップが正しいみたい。) 完走だったこともあり、ビールを2杯にして、その後は軽い千鳥足で駅へ。

 

走った距離は42.6Kmとしておく。ハセツネでは西原峠まで32.19Km、トータル71.5Kmとしているが、今回のGPS上では少し違っていた。そこで、仲の平BS~西原峠までのGPSでの距離3.3Kmを加える(71.5-32.2+3.3)ことにした。 GPSのトラック情報は以下。(ガーミンコネクト上のトータル距離が細部だが異なっている。) http://connect.garmin.com/activity/182904320

コースタイムは以下。今回は、御前山と大ダワ以外では、そう長い休憩は摂取せず。

8:50 仲の平

9:47 西原峠

9:50 槇寄山

10:29 ハセツネ35Km

10:50 三頭山中央峰前

11:02 見晴し小屋(ハセツネではまく?)

11:13 鞘口(さいぐち)峠

11:43 風張峠

12:03 月夜見山

12:08 月夜見第2駐車場

12:51 ハセツネ45Km

13:18 惣岳山

13:32-40 御前山

14:15 鞘口山

14:30-35 大ダワ(ハセツネ49.7Km)

14:39 ハセツネ50Km

14:42 鋸山との分岐

15:27 大岳山

15:46 ハセツネ55Km

15:54 芥場峠(あくばとうげ)

16:17 御岳神社山門

16:41 日の出山(トイレ)

17:16 ハセツネ65Km

18:12 武蔵五日市市民会館

 

20日のとでのハセツネコース上の合計タイムは、8:25+7:26で、15時間51分。ハセツネカップのトップは7時間半とか8時間ちょいなので、倍くらい時間がかかってる。マラソン時もだいたいそんなものなので、納得。つうか、トップ選手っていつも凄いと思う。 完走したらしたでレース出場が頭をよぎるけど、故障も怖いので熟考してからかな。いずれにしろ、ほんと充実した1日(20日含めて2日)だった。

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