http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120605/k10015628361000.html
ここで書かれている”ポケットの文書”が、「サービスコンセプト」。TVの画面では、全体像と今回ネタになっている苦情処理部分が大きく映った。
実は、先月の鹿児島帰省の際に気になったもの。復路では見たものの、往路では見かけなかったような気がした。またスカイマークのページを含めて、「サービスコンセプト」などの検索で引っかかると思っていたが、なかなか見つからなかった。そのこともあって、気になっていたもの。ちなみに、ニュースのページに先月18日からとのことなので、自分の往路で見かけなかったのは勘違いではなかったようだ。
で、この「サービスコンセプト」。ニュースでの苦情部分もだけど、他も結構「えっ」と思う事項が少なくない。服装での規定はポロシャツ程度で他は自由にしているとか、丁寧な言葉遣いのみを期待しないで欲しいとか、、、。搭乗員が、立ち話をすることもありますなどの記載も。もちろん表現は結構違うけど。
「そんなことまで文句を言うお客がいるのかよ~」との印象だけど、新聞などの飛行機でのお客のトラブルなどを考えると頷けなくもない。また、今回復路では、止まってもいない飛行機の中で立ち上がるお客もいて、近くにいたらこちらも行動起こしそうに思える時もあった。タキシング中に、プレーヤーなどを含めて、なんか音を聞くこともあるし、、、。
個人的には今回の部分は、スカイマークに言ってもらちがあかないと考える人は、消費者センターとかにどうぞと言い切ったので分からなくもない。「あんたらに言っても、らちがあかないじゃないか」と言いそうなお客もいそうだからという意味で。中立性というのが、案外難しくなっている昨今だ。
ただしスカイマークに分が悪いのは、飛行経路の逸脱などの問題も発生していること。改善計画書を提出したようだけど、、、。
LCC(格安航空会社)の事がニュースになり、安さなどがTVで紹介されているけど、多分しばらくしたらお客の素行なども目立ってくる気がする。警察や裁判などの解決策はあるだろうが、各自にとっては目の前の危険への対応も絡むので難しい。アメリカでのパイロットへの拳銃携帯を認めた法案とは次元が違うが、乗客の安全確保のための中立的な施策が必要な気がしてならない。