奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

三頭山 雪は一部だったけど面白い一時

体力/走力アップを狙って、今日もトレラン。昨日が蛭ヶ岳までだったので、少し距離を短めにして楽しめるコースがないか検討。奥多摩の三頭山にした。奥多摩の雪の様子、しかもハセツネコースでの雪の様子を見てみたかったため。大岳山も候補だったけど、三頭大滝もあることから三頭山にした。

武蔵五日市駅で、駅トイレに行く前にバス停を見てみたら、都民の森行きに列んでる人はゼロ。良かった~とか、なんだ~と思って、トイレ行ったり駅売店をちらっと見てバス停に向かったら、10人以上列んでた。ちょっと驚きというか、同じ電車だったんだろうから当然なんだろうなとの思い。 結局その後も人が並んだけど、途中から係の人が養沢行きの人達と列を分けたので、気分的にも楽に。都民の森行きのバスは、所々空席があって出発して、払沢の滝や尾根への登山道のバス停で降りていき、終点では10人くらいになっていた。

 

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車窓から雪も見えてくると、まだ雪が残っていそうと安心感。

 

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都民の森の広場は、雪が皆無。一応大滝方向は目指すけど、凍ってないとつまんないな~とか考えた。

ところが、森林館から大滝方向の道がカチンカチン。坂になってるので、則アイゼン着用。ここの道は、普段は木のチップの道。その上が凍ってるんだから、ちょっと驚き。(雪が積もって溶けたりすれば、そうなると理解はできるんだけど、今まで目にしたことがない。)

 

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大滝は凍ってて、良い感じ。来て良かった~。 ただ、写真で見るとホイップしたクリームみたい。コンデジでは、うまく質感が出ないのかもしれない。

 

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小屋の所まで行って、山道の様子をパチリ。こっちもアイゼンがないと無理かな。 小屋の掃除してる人がいたので、色々聞いてみたら、3月とかなら雪があるらしい。もちろんその時とか日の天候によるだろうけど。 グループ登山というかハイキングには丁度良いと考えたけど、アイゼンを用意した人とか賛同者が少なさそう。^.^; まっ、ちょっと残念だけど、仕方ない。

 

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左は、森林館に戻った時に車が立ち往生してて、木の小チップ(大おがくず?)を撒いてたのでパチリ。人の手間を考えたら、普通タイヤで作業するより雪道用タイヤにしたりチェーンを利用してた方が良いかと思うんだけど、、、。 右は、森林館脇のトンネルからの様子。「国境の長いトンネルを、、、」のイメージに近いかと思って撮影したけど、無理だったかな^.^;;

 

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鞘口峠から三頭山に向かうことにして、写真は鞘口峠までの様子。 左の写真はスポーツ館の少し下なんだけど、凍ってる箇所もあった。この近辺でカップルがいてどうしたんだろうと思ったら、通り過ぎる時にちらっと見た感じではアイゼン装着講習会? 

あるいは、紙みたいなのを見ながらだったんで、初装着を試行錯誤でやってたのかもしれない。 鞘口峠から見る限りで凍ってる箇所は少なかったけど、ここでアイゼンを装着。

 

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日影だとカチンカチンの所があったかと思うと、土の道があったり、雪の道があったりと多彩。

 

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ハセツネでは”見晴らし小屋”周りは狭い(掲示上は危ない)小道を通るべきなんだけど、今回は広い方に行ってしまった。しかも、その先の見晴らし小屋で深鳥の森方向に進んでしまった。何度か懲りてて今回も発生で、内心猛反省。 ちなみに、真ん中の写真が、今回は振り返っての”見晴らし小屋”方向。ハセツネでは、この光景になり、左の方の道に進む。写真で少し分かるように、今回はカチンカチン。なお写真での道標の左に”頭が赤で黄色い杭”が目に付くが、これがハセツネのコースを表してる杭。コース上にいくつかある。

時々、人やグループを抜いた。人によっては時々立ち止まってるのでなんでだろうと思ったら、こまめに(板タイプの?)スパイクを脱いだり付けたりしてた。紐タイプを手に持ってる人もいて、登山道や土のことを意識してなのか、歩きにくくてそうしてるかは?? また、今回はこっちの気配を分かって、事前に道を譲る人が多かった。

なかに、4人グループのうちの一人と会話して、昨日が蛭ヶ岳だったと言ったらレースとか出るの?とか聞かれて、ハセツネくらいと。そしたら、その人はキタタン(北丹沢)の大会関係者とのことだった。その時は、少し話して三頭山方向へ進んだ。

 

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三頭山頂上への階段とか、山頂の様子。 残念?ながら、山頂はぐちゃぐちゃ。富士山は全容が見えたけど、霞んでた。

 

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今日の食事。 食事の準備しようとリュックなどを木の根元に置こうとしたら、小リュックがコロコロと泥の方へ。手袋も。注意してたつもりなのに、、、。猛反省。

食事の準備をしていたら、先ほどの4人グループのメンバーも山頂に到着。近くに位置して食事などをする格好になった。 話してみると、キタタンの大会関係者の人は陣馬山トレイルの関係者でもあり、山の茶屋も運営しているとのこと。

茶屋の名前は知ってたので「えっ、あそこは、いつ営業してるんですか?」「あの脇のトイレって利用できる時あるの?」とか聞いてしまった。別の人も笑いながら、「良く聞かれるんだけど、、、」と、営業期間やいきさつとか色々教えてもらった。 またトレランレースの話なども出て、モンブランでは目の前のテーブルに鏑木さんがいたとか。鏑木さんとか他の選手とかがなんで速いかの話になり、鏑木さんは上りになるとわくわくするとか楽しいみたいとかを言ってた。やはりリズム感も違うようだ。「トップランナーがつま先で走るのが良いと言ってるけど、普通の人は無理だよね~」は共通した意見だった。^.^; 他にキタタンでの入賞女性を、何かの大会に招待か派遣した時の話なども出た。福島出身だとか、トレランでの底力のような話も出た。

 

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名刺まで頂いたり、お菓子も頂いた。 写真は、そのお菓子。山頂では、めちゃくちゃ固いと言われたので、その時食べるのは控えて自宅で食べてみた。自宅で食べると、固いけど甘くて美味しかった。ありがとうございました。(なお、山頂で食べなくては正解。柔らかくなるまで少し時間かかるし、無理に噛もうとすると歯がやられたかな。^.^;) 山頂では、名刺をちゃんと見なかったし、見てもメガネ無し状況なので読めたか疑問だったけど、自宅で見たら、、、、、。○○山岳会長とか自然公園指導員とか、自然保護指導員の肩書きも書かれてた。ちょっと失礼なこと言ったかなと思いながらも、非常に楽しい一時を過ごすことが出来て感謝。

分かれる時同じ方向かと思ったけど、皆さんは鞘口方向へ。自分は西原峠方向だったので、山頂で分かれることになった。

 

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三頭山からの下りでも、アイゼンは付けたまま。少し気が引けたけど、写真左端の大沢山の上りでは凍っていたので正解。 その次の写真はハセツネ35kmの道標。その少し前でアイゼン外した。 それ以降は、結構落ち葉道で、走っても爽快。

 

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左端は槇寄山。結構ぬかるんでいた。落ち葉の道が多かったけど、北面とかでは凍っている所も出てきて驚いた。雪とかが残っていそうなのは予想したけど、落ち葉の道とこうもギャップがあるとは思わなかった。まっ、ある意味、スリルとサスペンスも若干感じることの出来る尾根(笹尾根)だった。 右端はハセツネ30kmの道標。

 

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しばらく走ったけど、北面の凍結をそのまま走る/歩けそうにないと、アイゼン装着した。

 

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左2つは、数馬峠を少し遠くから望んだ写真と数馬峠に入った直後。滑りやすいし勾配があったので、アイゼン着用のまま。 右は、しばらく先の、カラ松?林の登山道の様子。雪は皆無なんだけど、その下にそれなりの厚みの霜柱があったり、下の方が凍ってたりしてる。踏んで足が少し埋め込まれたり、滑りやすくなってる所もあった。早めに外しても良かったけど、吹きだまりなどの雪が凍ってるかもと思い、数馬の湯などの分岐の所までアイゼンを着用してしまった。

 

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川縁経由で数馬の湯温泉センターへ。川でアイゼン洗ったり、靴の泥を軽く落としたり、、、。 温泉センターは、一部雪が残ってた。

三頭山山頂での語らいが楽しかったせいか、距離がさほどでもなかったせいか、この前の大山の時よりも筋肉の痛みも疲労感は少なかった。あるいは、大山の頃からの連チャン成果か、、、。 数馬の湯は久しぶり。最初、なんかぬめり感が少ないと感じたけど、時間が経ったり洗った後は、それなりのぬめり感。これから気のせいなのか、つるつる温泉などでも注意してみる。

お風呂の後は、バスの時間の関係もあって、食堂でゆったり。天ぷら定食などを食した。お酒は焼酎があったのでそれにした。 ちなみに、雛壇が2つ飾ってあった。ただ、その直前のテーブルで食事してる親子。別に良いんだけど、子供や後で来た連れの人が寝転ぶ始末。別のグループの人は、(ほんとは雛壇の真ん中にしたかっただろうけど)雛壇の脇で写真撮影してた。普通はあんな前には陣取らないし、雛壇のことを話題にする様子でもなかった。なんかしゃべるのを聞いてたら、海外の言葉だったので、少し氷解。

逆にと言えば変だけど、こちらはTVの前に位置することになって、その前には人はいず。後に来た人が、こっちの前に座ろうとしたけど、TV見てそうと、こっちのテーブルの後にした。別にテレビをしっかり見ようとしてるわけでもなかったので、その旨言おうかと思ったくらい。

世の中、色んな人がいる。 帰りではバス停に5人。バスの中では、うつらうつら。時々停車するので、どうしたんだろうと見てると停車して後続車を先に通してた。で、このこと自体は何度も目にしてるんだけど、今回思ったのは、結構バイクの人が通り過ぎる時に合図すること。そんな爆音でもなく、普通のバイク音。冬に来る人には、案外いい人が多いんだな~とか思った。奥多摩の普段だと、けたたましい音のバイクも少なくなくて悪い印象が強かったけど、認識を少し新たにした。

今回数馬の湯では気に入った食べ物とかがなくて、武蔵五日市の売店で舞茸の煮たのやにんにくの揚げたのを購入。

 

色々勉強になることが多かったし、楽しい1日だった。 距離は、ルート作成から14.3kmとしておく。コースタイムは以下。

09:33 檜原村都民の森

10:08 都民の森 森林館

11:21-03 三頭山

12:48 西原峠

13:12 数馬峠

13:44 数馬の湯(温泉センター)

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