奔車紀行

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石尾根(奥多摩-雲取山)ピストンチャレンジするも七ツ石山でリタイア

少し長い距離のトレラン練習をしないとと思いながら、山行記を読んで目に入ったのが、奥多摩・石尾根のピストン。今まで雲取山へのチャレンジは2回行って、スタートは鴨沢バス停だったけど、帰りは石尾根。コースは多少分かってる。ヤマレコの山行記では、トレランの人のはもちろんだけど、歩きでのチャレンジの人のもあった。ピストンとなると距離が長くて多少不安だったけど、尾根沿いではなく”まき道”利用と割り切ることにした。

また、今までの雲取山へのチャレンジの際に、”将門馬場”に行ってみようと思いながらも達成できてないので、そっちの再チャレンジも兼ねることにした。 本来、昨日土曜日にチャレンジ予定だったけど、天気などを調べて夕方崩れそうだったので断念した。今日の平地の天気が良さそうだったので決行することにした。(もう少し丹念に今日の天気を分析しておけば良かったと、後で後悔。)

 

奥多摩駅のスタートは9:28。多少遅いスタートと思いながらも、自宅から距離があるし、夏で日の入りが遅いから大丈夫かな位の気持ち。 また、(その時点では)天気はまあまあというか暑い。上をTシャツタイプにして、下を長めスパッツにしたけど、走り出したらすぐに汗ばんだ。なお、少し登りになったら足がけだるい。昨日のプールの疲れが出てたのかもしれない。

 

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今回は、氷川大橋の先からすぐの上り坂を利用してみた。案の定というと変だけど、大きな杉の木の脇に出た。ただ、入り組んだ道と言うこともあり、道標は少し先のコンビニ脇に降りる道のみだった。まっ、こっちの道は推奨じゃないんだろう。

 

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昨日の夜の雨が凄かったのか、登山道が結構荒れてた。

 

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左の写真は小さなヘビ。結構ピンぼけ。ちなみに今回は、帰りにシカと猿(親子)に遭遇した。猿との遭遇は、石尾根では初めてかもしれない。写真が撮れずに残念。ただし、写真撮影したとしても、曇ってて多分慌てて、ピンぼけだっただろうけど。 また、右の写真は、三木戸林道との分岐。行方不明者の掲示が掛かってた。2,3週間前には見なくて、石尾根じゃなくて別の山々で行方不明になり、より広域の情報を集めてる感じ。

六ツ石山山頂への分岐を過ぎた頃から、小雨がポツリポツリ。しばらくしたら雨が強くなった。雨が強くて木の下で雨宿りすることにした。遠くで雷の音も鳴り、その状況の確認のためもあった。ただし、雨は相当強くて、気休めの雨宿り状態。 温度変化が余りないし、雷も遠い気がして、しばらく様子見。下山する人に遭遇したので、状況を聞いたりした。朝に今回のピストンのことをTwitterでつぶやいたら、知り合いの「天気に気をつけてね」とのコメントがあった。もっと詳しく天気の分析しておけば良かったと猛反省。 結局行けるところまで行こうと決めた。将門馬場と鷹ノ巣山避難小屋を、ある意味次/次々のチェックポイントとした。

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左の写真の所は、雨宿りのしばらく先。右の写真は、さらに先だけど、所々水溜まりの箇所が増えてきた。

 

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左の2つが、将門馬場の様子。いわれなどが書いてあるかと思ったけど、何も無し。見つからなかった。写真がピンぼけなのは、雨のせいの他に、遠雷に多少ビクビクしてたため。 ”馬場”とのことだったけど、単なる松林にしか思えない。昔本来の馬場があったとして、そう平坦でないので?? なんか馬の訓練したのかもしれないけど、ここまで馬を上げる/馬が上がるのは結構大変と思うんだけど、、、。 右の写真は、将門馬場への道。真ん中から左上への道がそう。この前も、ここかもしれないと思いながら、木の枝が置いてあったので違うかもと断念した箇所。

 

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まき道の様子。どしゃ降りの時もあれば、日が差す時もあった。

ちなみに、鷹ノ巣山避難小屋では、近くの水場へ。写真撮り忘れたけど、余り風情のない水場。もちろん冷えてて美味しかったけど。 水場では、沢登というか沢下りしようとするグループの人達がいた。つい天気のことを確認。これから沢下りする人達もいるんだからと、雲取山方向を目指すことにした。

水場から戻ろうとしたら、20人くらいのグループ。先頭の人の進むと思った方向と逆に方向転換したのに、先頭の人が同じ方へ。木の間を通過して避ける格好になってしまった。先頭は、前を見てない感じ。皆さんリュックカバーしててそれなりの格好だったので、安心したのが間違いだった。なお、真ん中とか末尾の人が挨拶を交わしたけど、その人達は地図入れとかもちゃんとした装備だった。結構技量の幅の広いグループだったんだろう。時々この類に遭遇するけど、まだまだ(特に先頭の人に対する)識別能力が足りないと反省。

 

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七ツ石山の直前で結構晴れ間が多くなった。七ツ石山の山頂では、雲取山の山頂もばっちり。

小休止して、七ツ石山からブナ坂に向かおうとしばらく下ったら、足の小指に違和感。マメかマメの元が出来てる感じ。踏み込むと少し痛い。時刻が14時20分くらいになってて、帰りに暗い中で岩や泥道で滑ったりするのも嫌になってきて、断念することにした。

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再度小休止して、「再チャレンジするからね」と雲取山を見たら、雲で頂上は見えなくなってた。

ちなみに、それまでに遭遇したのは、鷹ノ巣山避難小屋近くの団体や水場の人達、山頂での休憩者を除くと20人程度。うち数人はトレランの人達で、ウェストポーチすら付けてない人達もいた。多分石尾根ピストンを実施したんだろうけど、やはり凄い人達がいる。

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帰りも、晴れ間が出たり小雨だったり、、、。午前ほどの大雨には遭遇しなかったけど、時々遠雷が聞こえた。

 

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行きの際に鷹ノ巣山への道標を見つけて、鷹ノ巣山避難小屋の近くの地図にない道かと思ってた。帰りに注意してみると、えらく避難小屋から遠いし、地図に掲載されている道。多少がっかりすると共に、行きの際の記憶が飛ぶというか距離感をちゃんと掴んでないようで、少し反省。

 

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杉林の中のキノコとか、登山道終盤から見た奥多摩工業やアスファルト道路脇のユリ。ユリは登山道にも咲いてるかと思ったけど、無かったように思う。

足が疲れてて、アスファルト道路を半分くらいは歩き。膝とかよりも、足首とか筋肉へのダメージが大。また、足の小指などのマメ?も、しくしく痛みが走った。

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今回は、可能なら「玉翠荘」の日帰り入浴を利用しようと思ってた。以前「もえぎの湯」は利用したけど、余りに人が多いし、今日は特にゴール後の駅から離れているので止めようと思ってた。(最初から、「もえぎの湯」をゴールにしてたら別なんだけど、、、。) 場所が分かるか少し不安だったけど、駅への十字路で案内板が見えた。

呼び鈴押して日帰り入浴が可能かとかちょっと汚れてるけど良いか聞いたら、OKと。そこからリュック外したり、財布探したり、、、。ちなみに、リュックはフロアの椅子の所などに置くのだそうだ。(脱衣場が狭いらしい。) 湯船は1つのみ。温泉ではないような、、、。大きな鏡が特徴かな。他の人がいなくて、貸し切り状態ではあった。

率直な感想を言えば、もえぎの湯と同じ750円なので一長一短。玉翠荘では食事が出来ず、駅前の居酒屋さんへ行ったけど、居酒屋さんの表の掲示ではそれなりの食事メニューがない。しかも19時前で他のお店は閉まってる。玉翠荘は、早めに下山して汗だくだくの時の利用だとメリットかな。

 

距離は、以前の石尾根下りのGPSトラックでの距離を参考にして、36kmとしておく。コースタイムは以下。

09:28 奥多摩駅スタート

11:03 三木戸林道との分岐

11:34 六ツ石山分岐

12:55-13 鷹ノ巣山避難小屋(含む水場への往復)

14:11-35 七ツ石山

15:25 鷹ノ巣山避難小屋

16:33 六ツ石山分岐

16:54-00 三木戸林道との分岐

18:18 奥多摩駅(玉翠荘)

 

 

いつか再チャレンジするつもり。ただし日照時間考えたら、今年の再チャレンジは微妙に思える。

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