奔車紀行

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石尾根(奥多摩-雲取山)チャレンジも七ツ石山まで 残雪とせりだした木の枝に往生

明日は小雨との天気予報で、今日のうちに遠出しておこうと考えた。真っ先に浮かんだのが、多摩川の桜。ところが、うちの近辺の桜(ソメイヨシノ)がほとんど咲いてない。これでは行ってもがっかりかもと、奥多摩駅-雲取山のピストンを思い付いた。ストックのバスケットを変えようと出したままだったので、冬モードのまま再度使う格好。

昨年8月の「石尾根(奥多摩-雲取山)ピストン再チャレンジ」ではピストン達成したけど、終盤ヘッドランプ。その前7月の「石尾根(奥多摩-雲取山)ピストンチャレンジするも七ツ石山でリタイア」では、七ツ石山まで。自分には相当キツイコースだし、残雪がある事を考えて、早めに出向く検討をした。

でも早めにと思うと、最寄り駅を5時6分とか6時1分発。当初5時台のにしようかと準備したけど、案の定寝坊や朝の準備でモタモタして、6時台のになってしまった。(6時台のも、時間的にギリギリ乗車。) 電車では座れるパターンが多かったけど、青梅駅乗り換え後が立ちん坊。電車が止まっても、「くー、くー」という音が複数でしてて面白かった。アシかなんかの獣の声のように聞こえる。ゆっくりの傾き補正のような気がするが、なんの音か?? 

また、御嶽駅での停車中に、目の前の伐採した山の斜面を見たら、残雪がくっきり。雪多いのかな~と不安になるも、その後の車窓からは残雪はほとんど見えず。 相模大野駅あたりから、中高年女性のペアと奥多摩駅まで一緒だった。同じ車両とか、降りて気が付いたらまた見かけたという感じ。装備がちゃんとしてるし、二人とも予定表みたいなのをちゃんと防水(してあるタイプに思えた)してた。片方の人の時計はSUUNTOだったように思う。細かい装備で参考にならないかと、ついつい達者な人達を観察してしまう自分の癖になってるようだ。なお別に付いてった訳じゃなくて、乗り換えなどで便利な位置となると似たところになってしまったため。

8時半近くに奥多摩駅に着いて、準備。手袋はサイクリング用。ウェアはFinetrackの1,2,3番。ストックは曲げたまま手持ちしてスタート。水は、300mlと駅で購入した555ml、そしてテルモスのお湯500ml。

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スタートしてしばらくして見えた、愛宕山。下の方に白いのが、残雪。そして、桜。ちなみに他の所の桜は咲いてなかったので、品種による気がする。

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アスファルト道路脇の雪。なぜかアスファルト道路脇に、人手で雪を集めてる感じだったけど、この他でもアスファルト道路脇にほんの所々雪を見つけた。右は、登山道で少しぬかるんでいるところ。雨の後程度。他の所は、普段と変わらず。

アスファルト道路では、走り出すと暑く感じた。Finetrackの2番くらいまでで良かったかもと感じた。ちなみに、尾根などではちょっと休憩すると、3番着て良かったと思う程度。頂上などで上に羽織る形態が良かったかな。

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獣(シカ?)の毛。毛の抜け替わりの時期なのか??

 

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木の根の剥き出しが多い箇所。手前側が結構ぬかるんでて、通りにくかった。(帰りはさらにひどくて、滑りそうになってしまった。) アスファルト道路で、2人のグループとソロの人2人を追い抜いた。登山道に入って振り向いたら、どうも2人のグループがいない感じ。三木戸林道の方へ向かったと思える。ここなどのぬかるみを嫌がってのことだったのかもしれない。

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一種の凍土。霜柱が露わなところはそう多くはなかったけど、踏み込むとガクッとなるところは所々あった。

 

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木片が落ちてるので、見上げたら、キツツキなどの鳥が木の枝をついばんだ痕跡。

 

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三木戸林道との分岐を過ぎた後の、急坂の所。登山道に雪は無し。

 

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富士山はまあまあ。というか、ここからでは木に遮られてる。富士山くっきりなら鷹ノ巣山の頂上を目指そうと考えてたけど、余り固守するほどでもないな~と感じた。

 

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急坂を登りきって、ほんの1,2分走ったら、登山道が雪に覆われてる!。真ん中の写真は、帰りでの撮影。右は、100mほど進んで振り返っての撮影。

で、雪が続くかもしれないと、しばらく登って軽アイゼンを装着した。今回も、さらに脚絆も装着。軽アイゼンの装着などを行っていたら、人の気配。2,3言言葉を交わしたら、アスファルト道路で抜いた人だったと判明した。「アイゼン必要そうですか?」と言われたので、「歩くなら不要だろうけど、駆けるのを考えると、、、」と返答。

結局抜かされたけど、少し先の六ッ石山の分岐(巻き道との分岐)の所で向こうが休憩してて、こちらが先に進んだ。

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六ッ石山の分岐のちょっと先は、全然雪がない。アイゼン付けて失敗かなと思ってたら、次は雪たっぷり。でも、巻き道の終了の所では、また雪がない。

 

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雪は所々にある程度。しばらくして、アイゼンを外した。(その後は帰りも未装着。)

 

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鷹ノ巣山への道との分岐。上に登ると石尾根の尾根で、鷹ノ巣山の頂上へも行ける。尾根は結構な雪に思えたし、富士山には少し雲がかかってるのでそう絶景でもないだろうと、巻き道を行くことにした。

巻き道も、雪が所々ある。少し厄介なのは、雪の端(灰色に見える部分)がアイスバーンになってること。そこが結構滑る。アイスバーンを避けようとすると土の道で滑りそうになるところもあるし、雪の部分はスピードが出ないし、、、。 逆に秋での落ち葉たっぷり道のままの所もあって、道の様子がコロコロ変わってくイメージ。多少膝に影響して来るのを実感しながら、走れるところは走った。

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巻き道からの富士山。雪の形が結構好きな形で、青空だったら良かったのに~。

 

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鷹ノ巣山避難小屋への登山道も雪で塞がってて、尾根に進んだ。ちょっとよじ登る感じ。 小屋では、トイレ利用と、行動食摂取。

 

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ベンチに何かあるので、近づいてみたら、”骨”。

 

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トレースがあるんだけど、不明瞭というか登山道が雪で塞がってて、皆さんトライ&エラーといった感じ。 右の写真は振り返って撮影したものだけど、雪の重みで、枝がせりだしてる。しゃがんでも駄目で、思い切って少し下の方を歩いた。歩いたと言っても枝を掴みながらで、足を添えたといった感じ。土の方は崩れるというか滑るので仕方ない。こんな場所が、数ヶ所。下の方に歩けない時は、力尽くで突破しようとするんだけど、引っかかって痛いし、ウェアやリュックに傷が付きそうで嫌になった。

そのせいで、靴には土の埃が結構付いてきた。雪の水分で、多少靴がグチャグチャ。(風呂の後に靴下を履き替えたけど、帰って見てみたら、大きな茶色いシミができてた。思った以上に、土の道を滑り落ちてたということか。) 逆に、少し尾根の方に登って遠回りした時もあった。帰りは、尾根を利用して、いくつかの場所をパスする作戦を採用。尾根から登山道に戻るのも、(登山道があるわけでもない箇所だったので)雪の上で滑らないように注意しながらになった。

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七ツ石山が近づくにつれ、また雪が多くなった。 雪が裂けてるから不思議に思ったけど、雪崩の前兆とも言える風景なんだろう。

 

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七ツ石小屋との分岐など。


この辺りになると、もう雲取山までは無理かな~との思いが強まった。時刻が13時40分過ぎ。帰りが遅くなり、ヘッドランプで六ツ石山の雪の巻き道などを通るのは、結構危険と思えたからだ。ただ、ブナ坂までとかダンス木までとか、自分なりの尾根の撮影ポイントまでとの思いは、まだ多少あった。

 

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七ツ石山からの雲取山と、そこへの登山道。右の写真での、真ん中少し上の雪がある部分での緑の木の左側が”ダンス木”。


フーズドライ(シラスご飯、たまごスープ)を食して、少し休憩。14時10分近く

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食べながら、ブナ坂方向からのトレースを見たら、それなりにトレースがある。(右端に位置する登山道よりも)尾根を伝わるようにトレースができてる。しかし、如何せん時間が足りない。帰りも雪で時間取られそうだし、雪で危なくなっている箇所をヘッドランプを使って走るのは危険に思えた。

残念ながら、ここで引き返しかなと考えた。昨年7月と同じ場所だ。潔く諦めて、頂上のカップルに写真撮影してもらったり歓談した。そのカップルは、雲取山に行ったことがないような口ぶりだった。ここ(七ツ石山)まで来られているので、勿体ない気がする。ということで、少し雲取山のルート(起伏)などを解説。まっ、2,3言で、解説とは言えないだろうけど。 その後、七ツ石山をリスタート。せりだした木の枝が嫌で、当初は尾根を進んだ。

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尾根からの富士山。良い光の感じで、雲とかがなければ悪くない風景なんだけど、、、、。

大きくせりだした木の枝の2,3箇所を尾根経由でパスして、その後巻き道へ戻った。

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竹の様子でちょっと面白い形だったのでパチリ。右は、今回結構多かった、枯れた竹が登山道に被さりそうになってる所。その箇所を通ると、ポキポキと折れる音がして面白い。でも雪で滑りそうになる箇所もあって、そう何度も遊ぶ事にはならなかった。

 

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帰りでの、鷹ノ巣山への分岐の様子。ほんの少し午前中よりも雪が溶けてる。

 

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「キューーン」と音がするので、目をやったら、シカ。じっとしてて、どうにか撮影できた。2匹。気のせいか、丹沢のシカよりも灰色に思える。種類が違う?

 

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帰りでの六ッ石山巻き道。午前中よりも、少し雪が減ったように感じたけど勘違い?

 

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三木戸林道との分岐の上の急坂のちょっと前でも、なんか気配がすると思ってみたらシカ。間違ってフラッシュでの撮影。(フラッシュでない方は、全部手ぶれ。) 奥多摩で、4匹もシカに遭遇したのは初めてかも。

三木戸林道との分岐で、小休止したら、テルモス(サーモス)の一番外のキャップがないことに気が付いた。どっかで落としたか、、、。一番可能性が高いのは、七ツ石山山頂での休憩時。来週もう一度登ったとしても、風とかで飛ばされてる可能性高いし、諦めるかな~と思った。またパーツで販売してるのか気になった。 まっ、キャップのことは諦めて、どうにかランプオンすることなく、奥多摩駅に到着できた。18時10分過ぎで、駅前は少し意外なことにガラーンとしてた。

 

さっと水洗いとか汗を拭いて、いつものように河辺の「梅の湯」へ。2月の「ヒルナンデス!」という番組の、プロが選ぶ東京都温泉ランキングでの駅チカ温泉部門の1位が(なんと ^.^;)梅の湯だった。

疲れで少しボーッとしてたこともあって、靴をしまった後の下駄箱キーを、入場手続きの時に直ぐに出せなかった。「梅の湯」の下駄箱(靴ロッカー)は100円コインリターン式で、さらに下駄箱キーを預ける。でも、直感的にわかりにくく、コインリターン式なら、キーを預ける所は少ないように思う。 お風呂の後はビールなど。なおちょっと残念なことにメニューが刷新されてて、以前から気に入ってた「イカのマヨネーズ焼き」が無くなってた。残念。

ビール生は2杯にした。その後ほろ酔いで電車に。最寄り駅で降りて、明後日までという吉野屋の「牛すき鍋膳」と瓶ビール。ついこの前に吉野屋でもらった50円引き券を利用した。 夜だけど暖かいだろうと思ってたら、風が少し出てきて冷えてきた感じ。しかも、小雨。天気予報は明日の午後から雨とは言ってたけど、早まったのか?? 逆に、今日のうちに長い距離を走ってて良かったと感じた。 石尾根はリベンジしなくてはと思いながらも、やはり相当雪解けが進まないと無理そうだ。少し暖かくなってきたので、もうすぐとは思うけど、、、。

 

距離は、36kmとしておく。コースタイムは以下。

08:36 奥多摩駅

10:12 三木戸林道との分岐

10:51 六ッ石山の分岐

11:54 鷹ノ巣山への分岐

12:16-24 鷹ノ巣山避難小屋

13:53-18 七ッ石山

15:27 鷹ノ巣山避難小屋

15:54 鷹ノ巣山への分岐

16:49 六ッ石山の分岐

17:12-17 三木戸林道との分岐

18:11 奥多摩駅

 

 

追記:テルモスのキャップは、見つかった。なんと自宅。^.^; 出発の時でも、電車の中でも、スタートでのチェックでも、昼食での利用時も、リスタートの時でも気づかなかったということだ。「見つかって良かった~」と思う前に、「えっ、呆けた?」が頭に浮かんじゃった。^.^;;;;;

なお、無くしたと考えてテルモス(サーモス)のサイトに行ったら、結構パーツを販売してた。ただし、余りにボトルなどの種類が多くて、今日にでも製品記号を元に調べようかと思ってた矢先にキャップを発見した。(ちなみに、現在ショップとかで売ってるのは、自分の持ってる後継機。) 全然気が付かずに、猛反省。

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