奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

丹沢(宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳~ヤビツ~弘法山) ニホンタンポポ探しながら

今日は宮ヶ瀬(三叉路)→丹沢山ヤビツ峠、蓑毛越→弘法山のトレラン。別途自分の技術の方のブログにまとめるけど、以前に見たタンポポニホンタンポポだよな~と思っての旅(?)。

 

煤ヶ谷のバス停では2グループほど降りて、仏果山でも2グループほど。三叉路で降りる人が結構多くて10人くらい。さっと行く人もいたけど、自分は準備に時間を要して他の3グループも念入りに準備運動とかしてた。準備してたら、中年女性の2人グループが三峰に行くにはと訊いてて聞かれた人が答えられなかったから、「一般的にはそこの交差点を左」と教えた。三峰を”さんぽう”と言ってその人も答えられなかったのかも。自分も念のために「高畑山など経由ですよね」と確認したほど。2人は丹沢の詳細地図の方も持ってたので、ちと不思議。あとヒルがいるか訊いたので、大丈夫と思うけどスプレーが登山道入口にあるって言ったら、スプレーは持参してるとの事。それはそれで、訊かれた事がある意味不思議。 その2人がスタートして、しばらくしてこちらもスタート。登山口の少し先で、小ペンを発見。落としたのかな~と思いながらも、脇に置くこともなく進んだ。するとさっきの2人。なんか言ってて、ペンとか聞こえたので、あそこで見ましたとか教えてあげた。多少奇遇だし、もしかしたらこのルートの見所とかを言った方が良いかなと思ったけど、今日は結構ロングコースのつもりで頭がそちらにあったので、どういたしまして程度で先に進んだ。

そこまで書くと結構シビアなトレーニングモードみたいに思えるけど、気持ちは多少そうでも、なかなか進まない。ほんと年々歳々体力が落ちてる。あるいは、頻繁に負荷のある山登りなどをしてないからだろう。

高畑山の結構手前でタンポポ。以前も見かけたけど、やはりニホンタンポポ(だと思う)。何枚か写真を撮ってたら、歩きの人に抜かれた。その後を追う格好になったけど、健脚で体力低下を実感。 その後は、人は皆無。丹沢山の直前までに、数人グループとソロやカップルが2,3といった程度。時々生暖かい風が来るしミツバツツジも咲いてて春を感じながら、、、、休みも小休止程度にし回数も抑えるようにして丹沢山まで。

丹沢山のテーブルが結構埋まってて、百名山の木碑の少し先の所でオニギリ昼食とした。リュックは下ろしたけど、立ったまま。 オニギリ食べてほんの少し休憩して、塔ノ岳方向へ。人はまあまあ多いくらい。木道の壊れかけた所もあるし、登山道が結構深くくぼんでる所が増えたように思えて、余りスピードは出さず/出せず。

くぼみ具合が前よりも酷くなったように感じるし、時々足を捻りそうな時もあった。尾根を気分良く走れる時間が少なくなったように思う。 塔ノ岳は結構混んでたので水分補給程度。ところが、その後のヤビツ峠方向の表尾根が結構な人混み。なんか外人さんの団体もいた? ちょっと走ったら人がいて、歩きに変更といったパターン。

で、遠目で鎖場が混んでるのが分かったんだけど、下のほうで待ってた人が自分が鎖場に到着してもいた。待ってる感じで仕方ないから行動食補給までしたけど、なかなか登ろうとしない。片方の鎖のレーンが空いてるのに、、、。(ちょっと)業を煮やして、「行かないんですか?」とか訊いたら、危ないからとか、上の方にちょっと待ってくださ~いとか叫んでた。一言言って、先に行かせてもらった。両手にストックのままなのは、ちょっと良くなかっただろうけど、、、。 何段か登って次の支柱の所で、鎖のたるみを確認したら少し変。目をやると、上の方で支柱の上に腰掛けてる。もう一度たるみ確認をやってもじっとしてて、内心「おい、アホか」。再度やったら気付いてくれた。シーズン中の表尾根も避けた方が良いのかな~との思いに。

鎖場抜けて、ちょっと気分的に挽回しようと、少しスピードアップ。後で思うに、それが良くなかった。三ノ塔の前の勾配のあるところで、ハンガーノック+筋肉痛。数分小休止。三ノ塔では、オニギリと行動食食べて、10分くらいベンチの上で横になった。沢登り装備の10人近くのグループがいて、帰りなんだろうけどどんなルートなのかとか、何でこっちに来たのか少し気になったけど、自分の休憩優先。

 

その後はヤビツ峠へ。舗装道路などもゆっくりジョグ。それにしても春のせいか、大きな音でスピード出す車がポツリポツリ。精神的に疲れる。 ヤビツ峠ではちょうどバスがいたけど、15時少し前だし体力も回復してきた気がしたので上がって蓑毛方向の登山道へ。少しセーブしながらだったけど、それでも一旦おりきってからの蓑毛→蓑毛越がきつい。ほとんど走れなかった。多少ショックだったけど、後のことを考えると体力温存してた方が良いと、あまり無理しない事にした。

蓑毛越からは大きな休憩もすることなく、弘法山へ。登山の人は、4グループほどだったかな。うち1つが5,6人の元気な中年のおばさん連中だったけど、他はソロとか2人とか、、。体的にはきつかったけど、表尾根から比較したら、結構気分良く走れた。

んで、弘法山に近づく道でニホンタンポポ。やはり前に見た時の見識は間違ってなかったようだ。 弘法山で、小休止。その後東海大学前のさざんかに向かったけど、弘法山の直下にもニホンタンポポをいくつも見かけた。個人的には結構意外。というのもすぐ近くに”皇帝ダリア”が植わってて、季節になると結構みごとだ。その印象があって、人が入ったり土が持ち込まれている感じがしていた。ニホンタンポポも結構頑張ってるんだな~との印象。

なお、多分カントウタンポポだと思うけど、自分の感想では、半日影を好む感じ。逆にセイヨウタンポポは日なたで育つようで、木々の下辺りでニホンタンポポを目にすることがある。弘法山一帯のニホンタンポポも、大規模な工事で土が持ち込まれることも無く、半日陰の関係もあって育っているのかもしれない。

なおその後の学園近くのアスファルト道路脇のタンポポも、ニホンタンポポカントウタンポポ?)に思えた。道路脇と言ってもその先が竹林で、ガードレールの脇にタンポポという状況。日影が多かったり、工事での土も地元の土だったのかもしれない。個人的には、そこでのタンポポの方が意外性があって興味深かった。

東海大学前まではほとんど歩き。やはり疲れてきた。長い距離でのトレーニングの必要性を痛感するとともに、シーズンの表尾根は避けた方が良いのかな~との思いに傾いた1日だった。 距離は31.2kmとしておく。ルートからの算出で41kmとなったけど誤計算かもしれない。 コースタイムは以下。

07:55 宮ヶ瀬・三叉路

11:34-42 丹沢山

12:19 塔ノ岳

13:38-57 三ノ塔

14:50 ヤビツ峠

16:04 蓑毛越

17:46 弘法山

18:24 東海大学前(さざんか)

 

 

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