奔車紀行

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グレートトラバースの田中陽希さんを追っかけ 3日間

田中陽希さんによる「グレートトラバース」日本百名山一筆書き人力踏破、今年は二百名山へのチャレンジとなった。昨年は丹沢の大倉でのファン感謝の催しに駆けつけて併走しようとしたけど、陽希さんが小屋に寄って塔ノ岳の登頂の時間がずれて、こちらは水場に。そのため、塔ノ岳や丹沢山の頂上では会えなかった。急いで追いかける格好になって塩水橋近くで追いついて、宮ヶ瀬方向の途中まで併走させてもらった。

 

で、今年の二百名山で馴染みがあるのは、奥多摩の大岳山と山梨県三ツ峠山。都合がつけば、頂上などでの遭遇を考えていた。ただし今年は、登頂予定日はホームページに記載されるものの、細部の予定ルートの記載が無い。逆に、陽希さんの現在位置がホームページにプロットされた。(大岳山の麓?の長尾平あたりで、昨年のようなファンとの集いがあるかと思ったが、そのアナウンスはなし。)

 

直近では、9月12日(土曜日)が大岳山、13日が三ツ峠山だった。自分としては勝手に、大岳山→三頭山→山梨へ、もしくは大岳山から一旦下って上野原方向に向かうのかな~とか思っていた。

 

【大岳山 こちらの実際は御前山へ】

 

11日に大嶽山駅近くに陽希さんが宿泊とのことで、自分が電車利用で御嶽山駅→大岳山なら追いつくのは無理かな~とか考えながら、12日に向けて準備。12日の朝に、とりあえず、奥多摩駅もしくは武蔵五日市駅を目指す事にした。つまり奥多摩駅御嶽山駅)からは追いかける格好、武蔵五日市駅(都民の森・三頭山)からはすれ違いを狙う格好。

 

ところが、、、小田急線に乗車していたら、緊急停止。地震。(電車のドア上の表示にも緊急停止の旨が表示されるのには驚いた。ただし、その後は口頭でのアナウンスはあるけど、ドア上の表示はいつもの通り。聴覚障害の人の立場では、何ならかの表示があればありがたいと思う。出来れば、テレビみたいなL帯なり下部への簡易メッセージで良いと思うのだが。)

 

電車自体はそんなに揺れなかったものの、停止が少し長かったのと、どうやら都内のダイヤがガタガタ。そのあおりなのか、どんどん時間が経ってく。奥多摩駅に向かうと相当遅くなる気配。武蔵五日市駅の方が良さそうとの思いに傾いていった。ただそれでも、武蔵五日市駅→都民の森の直通バスに間に合うか微妙になっていった。乗車したホリデー快速が遅れて、バスには間に合いそうに無いと思って、駅でトイレをすませた。その後に駅を出てバスの並びを見たら、人がそこそこ並んでる。近づくと臨時バス?が出る感じ。ラッキーと思って乗車した。(降りる時に聞いたら、どうやら電車に合わせてバスの出発を遅らせたようだ。)

 

なお、都民の森へのバスの車窓から、神社のお祭りなのか紙垂(しで)が見えた。神社の境内などは珍しくないけど、大通りに長く続いているのは自分として初めてに近い光景。

 

 

都民の森でバスを降りて準備したけど、陽希さんが三頭山の方へ来るのかは未知数。駄目もとというかトレーニングを兼ねて、鞘口峠から御前山方向に向かう事にした。鞘口峠を過ぎると、人は皆無。御前山まででの途中では、惣岳山の頂上の人を含めて、10グループいたかいなかったか程度だった。

 

御前山の頂上への到着が、正午少し過ぎ。おにぎり等の昼食とした。少し休憩もしたけど、時間的に陽希さんがこっちに向かってる感じがしなくなった。となると、明日13日の三ツ峠山での遭遇に向けて体力温存してた方が良さそう。当初は御前山→御岳山→つるつる温泉や武蔵五日市駅なども頭の隅にあったけど、三頭山の方に戻って数馬の湯に寄って帰ることにした。

 

三頭山への帰路では休憩や余り写真撮影することもなく、淡々と進んだ。途中、小河内峠で声を掛けてくる女性。人を見かけなかったかとのこと。服装などを言われたけど、見た気がしなくてその旨を言い、その人の特徴などを聞いてみた。ギョロメで....とか言われて、その事とその女性の服装(青と緑のコントラストのはっきりしたウェア)などを頭に入れて先を急ごうとした。すると、田中陽希さんに会おうと...とか言うんだけど、こちらはスタートしてたしさっきの事で頭がほぼいっぱい。そのまま進む事にした。先に進んだけど、そうスピード出るわけじゃないし、返す返す大岳山で会えたのかなどを聞けば良かったと悔いが残った。

 

後、行きに見つけた大きなキノコがなかなか見つからない。少し進めばさらに大きなキノコがあるだろうと写真撮影せず。そちらも少し残念。

 

鞘口峠のちょっと手前で杉の伐採。営林署の人達というよりも、高校の実習といった感じだった。杉自体がそんなに大きくないのに大人数。「伐採してます」と声掛けられたので、実習?とか聞けばよかったんだろうけど、そこに頭が回らなかった。

 

都民の森のバス停に行ったら、後10分位でバス発車。トイレなどにも行かず、その場で汗を拭きながらバス待ちした。発車時刻になってもバスが来なくてヤキモキしたけど、結局座れて(いつものように)数馬まで。数馬までは無料なのに、PASMOの機械ランプが点いてるので、一応「PASMOはタッチしなくても良いんですよね」と確認した。少し紛らわしい。

 

数馬から数馬の湯(温泉センター)までは歩き。ウェアを着て走ったら暑くて、早歩き程度になった。数馬の湯では、急げば17時前のバスに間に合いそうだったので、さっとお風呂にして、その後食事など。食前酒?として飲んだ「ゆずワイン」が、個人的には気に入った。少し甘めの果実酒という感じ。

 

 

三ツ峠山 -1】

当初の予定では、13日が三ツ峠山で翌14日が近くの御正体山。12日に帰宅して陽希さんの位置をチェックしたら、奥多摩丹波山村(多分)の辺り。てっきり上野原とか相模湖、あるいは大月近辺と思ってたので、びっくり。また、どうやら大岳山→鋸山→奥多摩駅経由だったようだ。(陽希さんは11日は奥多摩駅御嶽駅に走ってたので、なおさらもう一度奥多摩駅方向だったのが解せなかった。知り合いとか知った宿があったんだろうか?)

 

多少怪訝な気もしたけど、北から三ツ峠山にアプローチして次の御正体山のためには三つ峠駅方向なのは間違いない。駅から三ツ峠山に向かえばいつか会えるだろうと、13日朝は三ツ峠山というか三つ峠駅に向かう事にした。

 

富士急行に乗ってたら、車内にオニヤンマ。少し弱っててかわいそうと思ってたら、駅の停車時に外に出してあげる登山客がいた。(で、実は帰りの小田急でも車内に虫。そちらは、蜂のようにも思えて小パニック。2駅程度後に帽子で払いのけて潰してくれた人がいた。パチパチ。遠目でよく分からなかったけど、蛾だったかな。)

 

陽希さんへの遭遇を優先して、駅前でさっと着替えて、スタート。

 

なお通りに、紙垂(しで)が見えた。昨日も見て、なんとなく浅間神社のお祭りというかイベント的な日なのかもしれないと思えた。奥多摩も三ツ峠辺りも山の神様というか浅間神社系?

 

愛染明王塔での松に感心したけど、いつもは巻くのか余り記憶がなくて撮影。また、屏風岩の近くでは、ウチョウラン保護の掲示があったけど、前から? ちなみに、屏風岩では、数人の複数グループがクライミングしてた。今まで、1,2グループ程度だったし、実際近くで登ってるのを見たのは初めて。休憩兼ねて少し見学。「興味あります?」って言われたけど、「いえいえ。見てるだけ。」と。夏とかが少なかったから、そのこと聞いたら、クライミングも秋などが程良いとのこと。言われてみれば、岩の照り返しの中で踏ん張るのも大変。汗で手は滑りやすいだろうし、、。

 

三ツ峠山(開運山)の山頂に着いたら、2人ほど。拍子抜けというか、陽希さん来ないの?と不安に。とりあえず待つことにしたけど、天候が下り坂。風が強いし、雨も降り出した。しょうがないから木の下で雨宿りしたけど、雨への装備は甘いし風が強くて全然雨を避けることは出来ない。

 

しばらくしたら、風雨の中、女性3人組。頂上で待つ感じだし、話で陽希さん待ちと判明。お互い、おかしいですね~。で、スマフォを持ってらしたので、現在の陽希さんの場所を確認してもらった。そしたら大月。今日登頂するのか??? (あとで判明したけど、既にスケジュール変更されてて、14日に三ツ峠山と御正体山に登頂予定に変わってたらしい。)

 

多少の救いは、しばらくしたら雨が治まって、富士山の頂上は見ることができたこと。それでも寒いし、なんとなく今日の三ツ峠登頂はないのかな~との思いに傾いた。でも少しして富士山などを眺めていたら、四季楽園のテラスに人が多いのと話し声が聞こえて来た。もしかしてと、急いで向かう事にした。陽希さんとファンとが語らいしているのかもと。大月にいるとの情報が正しければ間に合うはずないけど、逆に大月の情報が結構前のままかもしれないと思ってのこと。でも、急いだけど、結局陽希さんたちじゃなかった。

 

やっぱりな~と気落ちしながらも、小高い丘の方へ向かい、そこから屏風岩を眺めたりした。

 

そこで、グレートトラバース二百名山のトレーナーを着て、リュックにチャーム3つ位とマスコットをつけてる人に遭遇。明らかに田中陽希さん待ち。しばし歓談。本も持って来ればと言ってたので、相当なファン。こちらも昨年のことや前日の奥多摩のことなどを話した。その人もスマフォ持ってて、スケジュールが変わったことを教えてくれた。また、明日14日に再挑戦するか、別の日にするか思案してた。自分の場合は遠いので、再挑戦するとしても明日の三ツ峠だな~と思うようになった。

 

その人と別れて、もう陽希さんは来そうにないので、急いで下山する事にした。屏風岩の先で富士山を撮影したり、行きで気になった神鈴(しんれい)の滝での蛇皮線をパチリ。行きでは練習して滝の方にでも行ったんだろうと思ったけど、帰りも蛇皮線がそのままで??

 

いつものようにグリーンセンターでお風呂のつもりだったけど、今回は少し気分を変えて駐車場の方からセンターの入口に向かってみた。駐車場脇に”大魔神”の絵が描いてあって、ちとびっくり。なお、14時少し前の到着になってしまって、食堂はお終いというか登山パックの利用(駅まで送迎してくれる)は出来なかった。つうことで、お風呂の後はトボトボと駅まで歩き。

 

イチイの赤い実がいっぱいなってた。2、3粒失敬したけど、えらく甘くてビックリ。(なんか頭の隅にあって、ちょっとしか味見しなかった。皮は大丈夫だけど種の実の部分が毒だと、帰ってから気がついた。)

 

駅では、ちょっと前に電車が出て、駅舎内をブラブラ。登山届けみたいなノートがあったり、三つ峠駅の窓口の時間帯が短くなる予定の掲示を見たり。後者は多分PASMOの導入のせいと思う。ちなみに、今回大月からの富士急行PASMOにしたけど、大月駅ではPASMOを”見せる”だけだった。一度タッチするのかと思ってたけど、多分いろんな切符があるせいで、どの道係りのチェックが必要だからとの判断のように思える。あるいは一時的な処置? いずれにしろ、今まで大月→富士急行って切符の関係で面倒に思ってたけど、PASMOが使えるとのことでより近く感じてきた。

 

食事は、自宅からの最寄り駅の某中華屋チェーンにした。お釣りのキリが良いからと端数を出すと、中国(とか海外)で「何でそんなことするんだ」と怒られたなんて話は時々聞く。今日は、1932円だったので2035円出したら怪訝な一言があった。スーパーでも以前あって、最近日本も向こうのレベルに近づいたのかな...。

 

 

三ツ峠山 -2】

ここまで来たらと、翌日三ツ峠山に連チャン。始発に近い電車にして、三つ峠駅に7時20分くらいに到着。駅のトイレを拝借して外に出ようとしたら、登山届けをと言われた。今までなかったし、昨日ですらなかったのに....。時間帯や担当者によるんだろうか?? (山梨県も電子申請をやるようにしてくれたら良いのに~と思ってしまった。なお帰ってから調べたら、電子申請があって、三ツ峠山もプルダウンの中の1つに含まれていた。)

 

駅出口に出てしばらくしたら、交通整理してるオジサンたちがいたので、大きなリュックで数人のグループを見たか聞いたけど、10分くらい前から交通整理してるので見かけなかったとの事。考えてみたら、2,3時間も交通整理するのって普通ないか...。

 

とにかく頂上へ急ぐ事にした。公園の途中で大きなワゴン車を見かけた。上に自転車のっけてる。グレートトラバースのクルーの車かなと思って、人がいたら訊こうかとも思ったけど、寝てるのか人影は見えず。(下りに陽希さんと併走したけど、クルーの車でピンポーン。)

 

股覗き(またのぞき)辺りから、ガスが出たり少しガスが少なくなったり、、、。富士山があまり見えない。屏風岩の前での岩清水が結構な量だったので、給水。ただし、落ち葉が多いし水場マークがあるわけじゃないので自己責任。ちなみに、アニメ「ヤマノススメ」で三ツ峠山の登山で水飲むシーンがあるけど、ファンもどこなのか?? 今回の所のつもりなのか??

 

屏風岩では、今日もクライマーのグループがいくつか。

 

とにかく開運山の頂上に急ぎたかったので「四季楽園」の少し下のルートは、右寄りの道を選択。途中でトレランシューズの人と行き違ったので、陽希さんまだ頂上にいるかと聞いたら歓談してるとの事で、スピードアップした。(なんか慌てたのか、田中「ようき」じゃなくて「こうき」と言ったようで、聞き返されてしまった。^.^;;)

 

ただその階段部分とか、NHKの電波塔の近くはそこそこの勾配。そこを急いで走ろうとしてるから、ここ3日のうちで、一番辛い上りとなった。結局一挙には走れず、時々立ち止まり。

 

頂上でまだ人だかりがあり、陽希さんの姿を見つけた時は、どっと安心感。良かった~。とりあえず概要的な写真を撮らせてもらって、陽希さんがいた時に頂上にいたんだの証拠写真のつもり。その後に様子を覗ってたら、皆さんと色々会話してる感じ。その時点では、写真撮影みたいなのが終わったのかどうか、状況は良く分からず。

 

そしたら、しばらくしてミニ握手会みたいなのが始まった。つうことで、列に並んで自分も握手。「昨年の丹沢で併走させてもらいました」と言ったら、覚えてもらってたのか「足は大丈夫ですか?」とか言われてしまった。昨年の併走時に膝の事を喋ったりしたのと、宮ヶ瀬までの途中で併走リタイヤしたのを覚えていてもらったのかもしれない。(その時ちゃんと喋ったのか良く覚えてないけど、下山時に後ろにつかさせてくださいと一応断りを言ったつもり。)

 

その後も、陽希さんが三ツ峠山のポーズで石碑の所で写真を撮ったりするのを、皆さん遠巻きなりカメラのシャッターを押しますよと申し出たり、、。あるいは、ポテトチップの缶を差し出す人がいて「生ものは、、」との声が上がったりしたけど、結局は陽希さんは受け取ったように思う。いずれにしろ、あの場の雰囲気って、一種独特。イベントなどのような決まった項目が予定通りに進むわけじゃなくて、雰囲気や(変な言い方だけど)陽希さんの気分次第。各自も、記念撮影したいなどの要望はあるんだけど、それを言わないとか表情にさほど出てない。そんな感じ。

 

で、それまでも個別に写真撮影してる人がいたけど、結局しばらくしたら一緒に撮影してもらっていいですかの言にカメラマンをかって出てくれる人が出てきて、一種の撮影会。富士山の頂上でガイドさんが(他のツアーの人も?)撮影してくれるケースがあるけど、あんな感じ。途中でカメラマン変わりましょうと言ってくれる人が出たり、、。自分もツーショットしてもらい、超ラッキー。

 

ちなみに、富士山は雲に覆われてた。クルーの人がずっと富士山方向にカメラ向けてたけど、なかなか撮れず。一瞬、富士山の頂上がちらっと見える時もあったけど、良くてその程度だった。

 

10時半くらいに陽希さんが下山準備。こちらもスタンバイする事にした。というか、いつ下山になるか読めなかったので、頂上では自分はリュック背負ったまま。

 

屏風岩への一番近い道(上りで自分が利用した道)を採用するかなと思ったけど、陽希さんはオーソドックスに四季楽園のベランダ脇の道を採用。下山を併走する他の人がいるか気になったけど、併走は他に1人2人程度かな~みたいな雰囲気。雰囲気と言うのは変だけど、ベランダ脇の道をそう大勢が走り出しはしなかった。

 

なお、屏風岩へのちょっとした下りで、安易にダッシュして浮石に足をとられて捻挫になったようだ。右足。その瞬間「うっ」と声を上げるくらいで痛みも感じたけど、なんとなく走れはしたのでそのままついていく事にした。

 

屏風岩の所で、陽希さんが立ち止まってる。なんかクライマーと歓談。しばらくして、周りが多少囃し立てたのもあるけど、陽希さんがクライミングにチャレンジしだした。良いのを見せてもらった。アドベンチャーレースでだったか、自分の訓練でだったか、少しやったことはあるようだ。ハーネスやヘルメットはクライマーのを借りてのチャレンジ。ある程度のところまで登って、その後着地。皆さん拍手。

 

それなりの時間が経過してて、個人的には「あれっ、次の山(御正体山)も今日踏破するのに大丈夫?」といらぬことが気になってきた。でも、屏風岩からの下山リスタート直後はゆっくり目だったけど、少ししたらクルーのメンバーも含めて段々スピードアップ。こちらは、目標グリーンセンターまではついてくつもりだったので、つかず離れず追いかけることにした。一応頂上で陽希さんらにその旨は言ったつもりだけど、挨拶文句程度なので伝わったかは分からない。ただし、丹沢でも同様だったし、当日の動きで察してはもらってたかなと思う。

 

やっぱ、速い。そこそこの岩場や急な木階段もあるんだけど、スイスイといった感じ。クルーメンバーもハセツネ上位入賞レベルの人たちなので、レースなら自分にとっては天上人。こちらは捻挫の事や、余り近づくと撮影のためにクルーが停止した時にぶつかるのは避けないといけないので、スピード出てもすぐに追いかけるようにはしなかった。

 

陽希さんたちも、下山途中でファンと行きかって握手したり、八十八師の所では少し停止状態。でも股覗きあたりで小休止があるかと思ったけど、そこは素通り。こちらは段々筋肉痛とかも出始めて、内心「えっ、股覗きで休まないの~」。まっ富士山見えてなかったから当然かもしれないけど。達磨石でも休み無しで、アスファルト道路を進んだ。公園の中腹でファンの方々と遭遇して、そこでやっとある意味小休止となった。

 

しばらく先でクルーの自動車が待ってて、クルーメンバーは自動車へ。こちらは陽希さんを追いかけて、併走させてもらった。20メートルくらい先の陽希さんを追いかける格好になったけど、なかなか追いつけない。凄いスピードでもないんだけど、筋肉痛やそれに対する不安でそうスピードが出せない。これで次の山に登るとか、それを毎日なんだから、やはり凄いと感心。

 

併走しながら、丹沢の事を含めたお礼や、直近での放送の様子(特に小学校での歓迎のこと)などをしゃべった。

 

山祇神社(やまつみじんじゃ)を過ぎる際には、こちらは片手礼拝で済まそうとしたら、陽希さんは境内へ。ちゃんとお参りしてた。「写真撮らせてもらいました」ことわってパチリ。そんなにアップでもないけど、ある意味他の人の遭遇してないシーンで貴重。

 

こちらはグリーンセンターでお風呂&食事のつもりだったので、センター前で握手して見送る格好で分かれた。次の山に登るという気力に脱帽、、、。

 

 

グリーンセンター前が12時あたりで、時間的に食堂をやってる。「そう言えば、登山パックって昼食時も使えたよな~」と気になり窓口で確認しようとしたけど、係りの人が奥で電話中。テニスコートの予約らしく、ちと長電話。やっと電話終わって聞いたけど、どうも要領を得ない。とりあえずお風呂代だけを払って風呂場へ。

 

陽希さんに会えてラッキーで、気分的にはそれほどでもなかったけど、やはりそこそこの筋肉痛があった。捻挫の方も気にはなった。

 

長風呂にせず食堂へ。そこで再度登山パックの事を聞いたら、食堂の人も良くわからないと。あとで(最初の人とは別の)係りの人が来て、登山パックOKと教えてくれた。ちょっと急いで窓口で差額を払って登山パックにしてもらった。登山パックは、駅までのバスがありがたい。(筋肉痛などもあるけど、お風呂浴びてほろ酔いの後に歩くのはどうも気乗りしない。)

 

駅までのバスの時刻になって待ってたら、運転手さんがさっきの後の方の係りの女性の人だった。今までグリーンセンターを何度か利用したけど、その人は見かけたことなかったし、今までは運転手さんは少しふけた男性だった。少し意外。で、駅までの乗車中に「どうでしたか?」みたいに聞かれて、昼の登山パックが可能かの確認に手こずったのには閉口したなどと喋った。最初の係りの人の風体などを喋ったけど、上手く通じなかったかな。

 

その後は三ツ峠山のことや陽希さんのことなど、、。その人が散歩で”神鈴の滝”とかを利用するとのことだったので、昨日の蛇皮線のことを話したら、「私が置いたの。誰のかわからない」とのこと。ちと奇遇。あんなの普通忘れないだろうにと、お互いに。そんなこんなで、楽しい語らいをしながら駅に着いちゃった。

 

 

駅に入場しようとしたら、ヤマノススメのパネル前でカメラ向けてる人がいた。「撮りましょうか」と写してあげた。その後に歩きながら、ヤマノススメの話題をちらほら。そしてこちらは、電車待つために待合室に。その人もちょっとして来たので、さっきの会話の続き。どうやらセカンドシーズンが再放送されるらしい。良い事聞いちゃった。しばらく話してたら、その人も今日は、三ツ峠山に登ったそうな。陽希さん追っかけ。どうやら、帰りの屏風岩あたりで、一緒にいた感じ。向こうがGパン姿だし、もろヤマノススメ巡礼みたいな感じだったので、想像できなかった。

 

体つきから少し意外だったので失礼と思いながらも色々聞いたら、陽希さんの影響もあって思い立ってダイエット、1年で15キロだったかなの減量。いや、もっと年換算は大きかった気もする。そして富士登山にもチャレンジしたと。今日は、陽希さんの次の山(御正体山)での頂上での遭遇も検討したらしい。茨城だったかな、車で来て、そして車で帰るんだそうな。追っかけさんも色々というか、皆さん何気ない顔して色々トライしてるのね。また、陽希さんに勇気もらったなんて言葉があるけど、ちょっとしたきっかけになって山登りしたり、山登りを再開したりする人達がいるんだな~と考えた。健康づくりとなると少し大袈裟かもしれないけど、そんなのにも一役買ってるのかもしれない。

 

 

結局3日かかったけど、目標達成できて満足な日々となった。

 

 

距離やコースタイムは、えいやっで以下としておく。

 

都民の森⇔御前山 19.5km

(コースタイム不明。御前山に12時~12時半位。)

 

三つ峠駅三ツ峠山 その1 13.9km

三つ峠駅 8:25

三ツ峠山 10:50-12:30

グリーンセンター 13:50

 

三つ峠駅三ツ峠山 その2 13.9km

三つ峠駅 7:25

三ツ峠山 10:00-10:35

屏風岩 10:45-11:15

グリーンセンター 12:05

 

追記:その後、捻挫はなかなか完治してない。それほど重くはなくて走ったりもできるけど、無理をすると痛むし、普段でも左右での違いを意識することがある。当日の下山後のお風呂で冷やすのもやるべきだったし、基本的に歳をとると治りが遅くなるというのを実感している。

 

 

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