今日は、先月の丹沢・塔ノ岳目指すも金冷やしで断念した、そのリベンジ。ここ1週間ほど、自宅近辺から富士山がきれいに見える日があり、それと紅葉への期待を兼ねてのもの。
渋沢駅前の歩道橋からも富士山クッキリで期待大。ただし、積雪の形状が個人的に少しいびつに思え、そこは難点。バスは相席だとまだ数人座れる状態だったけど、丁度その数人が立ってるような状況。
ルートは大倉からの大倉尾根で塔ノ岳へ、その後主脈経由で目標は丹沢山。リベンジなので体力などによっては、竜ヶ馬場までとか最悪塔ノ岳までとした。装備的には長袖のフィンテック+アームウォーマー、ズボンは長めスパッツ。耳当てはほんの時々使用して、大抵はぶら下げる感じ。
大倉のスタートが9時半位となったので、最初は人ごみはさほどでもなかった。大倉尾根を登るにつれて、結構な人だな~との思いへ。頂上到着が11時45分くらいの昼食時で、結構な人。新型コロナ騒動前と人数的には余り変らない感じ。尾根ではそうでもなかったけど、頂上では昼食のせいかグループにやり取りの声がそこそこあった。
大倉尾根では、声を掛けて歩く人の横を通る事が時々あったけど、逆に歩く人に抜かれる時も。^.^; まっリハビリのつもりで長めに歩く前提だったので、さほど気にはならず。横柄な人はいないわけじゃないけど、大きく嫌だなーと思ったのは少数。大倉尾根中盤での大声中国語の女性二人を通る時に、距離確保に注意したのが筆頭。トレランランナーも大抵は良好だったけど、そこまでしてこの人混みを駆けるかね~が、2人ほどだったかな。
ただ、帰りの塔ノ岳のリスタートが14時過ぎで、大倉尾根で何度か渋滞に遭遇。時々声を掛けて抜いたり、バイパス選択させてもらった。中でも金冷やし直後が、20人くらいの大きな渋滞。進みも結構緩やかで、ついつい最末尾の人に「あらら、ツアーの人達ですかね~」と聞いたくらい。2木段の片方を利用して抜かせてもらったけど、先頭がそこそこ装備だったので、多分ツアー。ツアー自体は10数人と思われ、これもGoToトラベルの関係かと思ったくらい。
今回「へぇ~」の登山者。
・男性背負子で女性アルティメイトリュックのカップル+幼児。行きの大倉尾根中盤で、幼児がよちよち歩き。男性の体つきからしてトレランカップルの子かもと。帰りの大倉尾根中盤でも遭遇したけど、その時の幼児は背負子の中。少しぐずって「お母さんが離れてる~」と。こっちは微笑みながら脇を抜かせてもらった。背負子の人は時々見かけるし、幼稚園児が登ってるのにも遭遇したけど、よちよち歩きはちと新鮮だししかもトレラン風カップルの子供というのが、、。
・最初の頃に、1,2回歩きの女性に抜かれる。今度遭遇したら、「山系の人? 新型コロナ騒動の時でもトレーニングしたせいか?」とか聞こうと思ったけど、その後機会なし。先月の塔ノ岳目標が散々だったので、ついつい聞いてみたくなった。
・帰りの塔ノ岳→大倉では、抜いたり抜かれたりのトレランランナー。少し記憶に残ってるのは女性2人。1人はツアーかなの集団を抜いた後のガレ場で先に行ってもらった人。その後こちらが2回ほど抜く格好になって、その後は抜かれることもなし。ところが、大倉へのアスファルトでゆっくりでも走ろうと走り続けていたら、太もも辺りがガクンと来て、大倉直前に早歩きへ。その時に抜かれちゃった。競ってたつもりないけど、下りのリハビリまだまだかな~と。
もう1人は抜いてもらおうとした2回目では先にどうぞと言うから、「いえいえ、こっちは高齢で、膝ガクガク」と返事してしまった。^.^; ウェアとかでトレランやってみようかなに近い印象だけど、やっぱ特に下りは若い人に行って貰った方が良い。リハビリ中の大倉尾根ピストンだと、帰りの下りで急に攣りそうになったりする。今回痛感。
塔ノ岳⇔丹沢山は、富士山クッキリだし尾根は日差しもたっぷりで良い感じ。写真撮影の関係で、抜いたり抜かれた人とは、「やっぱあんな構図を狙うよな~」と思ったり「いや~こっちも撮影で似たようなもんですから」と言って撮影完了を待ったりした。
曲がり角でのカップル、こちらと男性が通り過ぎたけど、後ろの女性は富士山見てしばらくじっとしてた。男性が「ほら~待ってるよ」と。女性の詫びへのこっちへの反応「今日のは見惚れちゃいますよね~」。実際こっちも何度が登山道脇に立ち止まって、富士山確認したり撮影したりした。(写真的には、塔ノ岳辺りからは富士山のちょっと横に小さな雲があって、それが結構残念。)
大倉→塔ノ岳ではスタート時で、結構温かいな~の印象。一本松のモミジはまだ緑色で、まだか~というよりも紅葉も期待してたので、残念に近い意外。尾根に出たら、小春日和のせいか、 汗が気になって来た。山頂に近づいても、一部を除いて紅葉はまだまだといった感じ。(多分)ナナカマドだけは、きれいに色付いてたけど、数自体が少ないから全体的な紅葉を楽しむのはまだ少し先かな。ナナカマドで良かったのの筆頭は、丹沢山みやま山荘脇のそれ。
塔ノ岳→丹沢山は、最初くだりに入った時に結構ひんやり。そこから先の尾根では、走るとちょっと暑いかなと感じるくらい。体温や疲労ということでは、富士山眺めの小休止などが丁度良かった。ただし、塔ノ岳→丹沢山の登山道では、所々ちょっとしたぬかるみ。最初は直近で雨降ったっけと思ったけど、霜とか霜柱の類のため。所々で小さな霜柱を見つけた。モミジはまだなのに、尾根の方はもうすぐ冬というかぬかるみが気になる季節へという感じ。
なお、丹沢山からほんの少し蛭ヶ岳方向へ進んだけど、不動ノ峰の手前の小高い丘に何か置いてある。最初トイレ設営かなと思ったけど、どうやらあの辺りの工事。そして工事関係者のためのトイレ。木道とかにするのかもしれない。(逆に”ぬかるみ”で結構通り難くなるのが少し解消されるのかも、、、、。工事の皆さんに感謝。)
ほんの少し蛭ヶ岳へ進んだ所や主脈での所々では、朽ちた大きな木を見かける。最近話題の「ナラ枯れ」かと思ったけど、結構前から目にしてるし、神奈川のナラ枯れは最近とのことなので別物なんだろうと思った。でも昔からのはなんと呼ぶのか??
展望は特に富士山は良かったけど、塔ノ岳などからの相模湾などは少し霞んでた。江ノ島も少しぼんやり。主脈での富士山方向はくっきり青空だったけど、東京方面は空は青いものの地上近くが少し黒ずみかけてる感じ。霞の関係もだけど、好天で車等での行楽の影響が結構なんだろうな~と。
行動食はアミノ酸、ミニ羊羹、そしておにぎり。全体的なつりそうになったりや筋肉疲労、小春日和での汗を考えると、もう少し摂取してた方が良かったかな~。また、攣りそうへの対応として、塔ノ岳山頂と丹沢山先でのバンテリンのジェル塗布。小チューブを持ってったのは正解。丹沢山先では、人がいなかったこともあり、長スパッツをズリ下げて太ももへ。結果的には功を奏したのか、帰路でも実際の攣りには至らずに済んだ。
良いことが多かったけど、アクシデントも。塔ノ岳から丹沢山へ向おうとして、日差し強くて「今日は忘れずにサングラス用意したぞ」とつぶやきながら取り出したら、ボキッという小さな音。ツルが取れてしまった。いわゆる丁番のネジ部分が錆びてしまってた。サイクリングのこともあって、サングラスは複数持ってて長いのは20年近く使ってる。力の関係で壊れたのはあったけど、錆で壊れたのは初。まっそんなに高くない製品だったけど、2年未満の使用だったのでちとショック。
壊れたサングラスをリュックにしまって丹沢方向に進んだけど、なんか手首というか時計(ガーミン 735xtj)辺りに違和感。目を凝らしてみてみたら、バンドが一部切れてしまってた。735xtjでは1年ほど前にバンドの”バンドループ”が切れて購入したばかり。結構前だけど、フォアトレックス301Jの時は、購入後しばらくしてUSB口のゴムカバーが破損して交換したこともあった。なんかガーミンの場合、ゴム関係は信頼性というか耐久性に乏しいイメージ。
後、自宅への帰りの電車で、少しうとうとしてたら”膝”のコツン。近くの立ってる人のトートーバックがこっちの膝に。男女4人グループでの男性で、つり革に掴まることなく、なぜかバッグを前や後ろに。それでこっちが被害被ってしまった。登山というか走りの疲れで傷みが結構あったので、席を少し移動する始末。つり革に掴まらないのはそのままで、少し気になって聞き耳立ててたら課長がどうこうとか、、、。うーん会社員なのか~、あの辺りだと○○?みたいな世界。コロナ過でのマスクにしろ席の距離確保にしろ、また直近ではキャリアケースの人がまた増えて、山を下りてからの電車や繁華街に注意というかギスギス感多い。
でも、まっアンラッキーな部分もあったけど、富士山がきれいに見えたし、リハビリ第1目標クリアで良い一日だった。
距離は24.03kmとしておく。コースタイムは以下。
9:26スタート
4:34 3.24km 塔ノ岳
写真のいくつかを以下に。