奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

富士登山で血圧測定

昨日・今日の同窓生メンバーでの富士登山の際に、血圧計を持参して血圧測ってみた。山だと気圧が低くなるから、それが血圧にどう影響するかを調べてみようというわけだ。

結論から言うと、余り良く分からなかった。

そもそも準備とかでゴタゴタしたり気が急いてて、登山前から少し高め。登山時は運動や活動の影響が大きくて気圧の影響なのか良く分からずじまいになってしまった。また、色んな人の測定が出来るのも今回のメリットと思ったけど、翌日の準備などもあって複数人の規則的な測定には至らなかった。(逆に1人から、「あれっ、小屋とかで血圧測ろうって言ってくれれば良かったのに」と言われたけど、、、。)

さらに言えば、持参したのは腕に巻いて心臓と同じ高さにする電子式タイプ。ネットととかで調べると、高所での利用の際はそもそも補正が必要とのこと。その補正の方式が分からない、、、、。

とりあえず測定してみた値を。

142/92 04:29 初日の自宅で。普段より少し/結構高め。脈は54で普段と同じ。

131/92 10:26 冨士宮5合目。昼食前。 脈は75で、これも多い(普段は50台や40台後半。)

129/94 15:30 多分登山での休憩中の測定。

148/102 17:57 山小屋にて。脈が83。着いて一段落してからだったと思う。

155/102 08:09 下山途中での山小屋にて。脈は90。

脈については、富士山での今までの経験では、安静というか息を整えても回数は多いように思う。なので今回のも妥当だろう。

血圧計の高度に対する補正のことが良く分かってないので何とも言えないが、数値の比較だけでは、、、、。高度(気圧)に対する一次的な変化そのものは、下の血圧(=拡張期血圧)に多少出て、上の血圧(=収縮期血圧)への影響は少ないように見える。また高度順応で上の血圧(=収縮期血圧)が一時的に少し下がっても、高度が上がれば基本的に血圧は上昇するように見える。

補正の方式などがどっかに明確に書かれて、登山(特に富士山)での血圧データが多くなれば、傾向が分かるかもしれない。そうなると、登山中の心臓病などの疾患に関する備えが明確になって役立つように思うのだが、、、。

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