奔車紀行

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富士山 プリンスルートを同窓生メンバーで

昨日と今日は、富士山。同窓会メンバーでの登山で、プリンスルート(富士宮コース→御殿場コース 帰りは逆)を利用して小屋泊の後に深夜出発して頂上へ。そして剣が峰で御来光を迎えた後に、お鉢巡りをしてプリンスルートで下山した。

 

今回の同窓会メンバーは合計7名で、うち女性が5名。自分以外は男性1名も含めて富士山登頂は初めて。やはり色んな事が発生した。その意味で、ブログに書いとく。(以下分かりやすいように、女性陣をAさん~Eさんと表現することにする。) またメンバーの写真撮影が多くて、しかも後述するカメラのバッテリーの関係で、このブログでの写真掲載は少なくなってしまった。

 

今回は「中高年登山者のための ゆっくり登る富士登山」と題するツアーだったので、小屋に荷物を預けて頂上に向かい、下山時に小屋に立ち寄って朝食を食べたり着替えたりが出来た。マイクロバスの利用だったけど、登山時にも荷物をマイクロバスに預けることができたのも良かった。帰路の途中で温泉施設に寄って、お風呂とちょっとした食事もできた。ただし、その分ちょっと料金は高め。

 

そもそも同窓会メンバーでの富士登山は、自分が聞いたのは2010年8月7日の宴会で、「登ろうよ」とか「登ってみたいね」といったノリ。自分は参加しなかった別の集まりの際に話題になって、宴会時に他の人を誘ってるといった状況。で、自分としては、昔富士登山競争で既に登ってたので余り興味なかったり、富士登山での小屋泊は余り乗り気じゃなかったし、まだ具体的でもなかったので「近郊の山へのトレーニングとかなら参加しても良いよ」位の返事をした。

 

実は当時はまだ膝が痛くて、自転車での遠出はできるようになったものの、ジョギングなどは恐る恐る再開しだした状態。レース出場などは、とてもとても無理だった。富士登山で、膝の故障が悪化したらどうしようとの不安も頭の奥にあったのかもしれない。

 

ちなみに、その後に同窓会メンバーで高尾山とか奥多摩などへの登山を行った。計9回。うち2つは、尾瀬金峰山山梨県/長野県)で、ツアー利用。あと1回は丹沢・大山。トレーニングと言うよりもハイキング的なものもあり、各登山への参加メンバーも色々で、自分が参加しなかったものもある。

 

これらの登山は明確に富士山登山を意識しての登山でもなく、距離や高さを伸ばしていったわけでもない。想定していた距離を踏破できなかったり疲れなどが目だった人もいて、富士登山は無理かなと思われる時もあった。というか皆さんの感想としても、まだまだ先との声が多かった。ただそれらの登山後などでの会話では、特にEさんとかは「富士山には登りたい」「やっぱ頂上で御来光!」との弁。無理かな~との思いと、希望的には登りたいとの思いが交錯している状況。

 

ところが今年の春辺りから、今回のメンバーの1人(幹事役=男性)が、ツアーで富士登山に行ってみようと思ってると言い出した。結果的にはそれに便乗というか一緒に参加することになったが、最初の頃は他のツアーを含めて色々意見を出し合った。

 

Aさんは、2泊じゃないと無理そうと言って、今回の1泊ツアーへの参加はぎりぎりまで保留だった。ツアーが平日実施だしコースが多少マイナーなので、そんなに大渋滞にはならないだろうし、そもそも”ゆっくり”と銘打ってるツアーなので自分たちでも大丈夫かなと思って申込みした/説得した。(ちょうど世界遺産になるならないで国民がヤキモキしている頃に、こちらも今年富士登山実施できるかでヤキモキしてたことになる。)

 

ツアー案内とかでは、到着予定ポイントの説明はあったけど、コース図とか明確にプリンスコースと言われなくて、GPSにコースを入れようとして悩んだりもした。GPSデータのこともあり、コースの細部をバスの中でガイドさんに確認した。ちなみにプリンスコースでの皇太子の登頂は平成20年(2008年)8月7日から8日とのことで、我々と1日違いだったのも少し驚き。

 

登山の準備で何が大変だったかというと、ウェアが夏物~冬物まで総出ということ。長めスパッツ+スポーツTシャツ~軽量ダウンまでなんだから、(トレラン主体の自分にはある意味)嫌になっちゃう。タンスとか衣装ケースの奥から引っ張り出すことになった。

 

また、今回は他のメンバーのことを考えて、ヘッドランプや酸素缶、サングラスを余計に持って行くことにした。他にサバイバルシートやリムーバーなど。ちなみに自分のストックはトレラン用の3つ折りタイプだし長さ調整出来ないので、拠出しないことにした。トレラン用なので差ほど頑丈でもなく、貸して万一破損とかしてトレラン練習などに響くのを避けたい気持ちもあった。

 

拠出の準備で一番の反省が、メンバー向けのヘッドランプ。普段自分の使うランプと予備ランプの電池は単4だったのに、さらに予備で持っていこうとしたのは単3。単3電池のストックがないことに、前日の夜に気が付いた。自分の中では一番明るいランプで、レース位でしか使わないため。(結局昨日、駅に向かう途中でのコンビニで電池を購入。)

 

また、駅に向かう途中で、お金を持ってきたかが不安になった。昨日、お札を確認したのは覚えてたけど、、、。早朝で、自宅に引き返すと間に合わないかもと思って、そのまま駅に向かった。海老名SAだったかのトイレ休憩で確認して、1万円札でなくて千円札だったと判明。メンバーからお金借りた。(結構ショック。)

 

バス出発の集合は、朝7時に新宿。Aさんが少し遅かったけど、全員揃ってマイクロバスへ。他の人などを含めて、ツアー全体のメンバーは12人、それにガイドさんが2人で合計14人。幹事役が今回の会社の別のツアーにも参加してて、ガイドさんを見知ってた?ようにも思え、ちょっと心強かった。見知ったガイドさんというよりも、以前世話になったガイドさんの名前を言ったら、今回のガイドさんが知ってたのかも。

 

Eさんと男性はサンダル。ツアー慣れてる感じもして、ある意味安心感を持った。また、車内でランプとかの装備を確認したら、皆さん購入してた。ストックやスパッツ(ゲーター)も新規に買った人が多くて、自分以外は全員ストック持参だった。結局他のメンバーに提供したのは、サングラス1つのみ。ある意味荷物になったので「それなら早めにメールとかで教えてよ~」^.^; 後で判明したけど、サバイバルシートまで購入した人もいた。直前に参考サイトを紹介したら、そこでのコース図などをプリントして持ってきた人もいた。その時点での気持ちとしては、「おっ楽々登頂になるかな、、」と少し思えた。

 

車内ではツアーの説明などもあったけど、他の人達は寝てる人が多かったけど、うちのグループが時々会話。

 

 

富士宮5合目では、自分は昼食(トロロソバ)。その後、自己紹介をしたり準備運動をしてスタート。自己紹介ではなんか飛ばされた格好になり、最後に自分から自己紹介。名前言って、「富士宮コースと御殿場コースは初めてです。小屋泊も初めてです。」。

 

装備確認では、スパッツの装着がおかしかったり、ストックの長さ調節がうまくいってない人もいて、少しゴタゴタ。さすがに自分の使ってないグッズだと、分からないこと多い。各メンバーは、ガイドさんや富士宮5合目の係の人とかに教えてもらっていた。(事前の連絡で、試し着用とかやってみてねと再度書こうかと思っただけに、少し反省。)

 

事前の連絡の際に鼻腔拡張テープが話題となり、グループメンバーには用意した人がいたり、メンバーからもらったりして装着する人もいた。

 

ちなみにガイドさんから、ウェストポーチは後に方に荷物入れを配置した方が腿上げなどには良いと言われた。変更した人もいたけど、自分はメンバーへの品物渡しなども考えて荷物入れは前のままとした。

 

また、この時点で自分が水溶性ティッシュを持ってないことに気が付いた。メンバーの一人から借りるというかもらうことにした。(自宅での準備ではメンバー分も含めて確認したのに、、、、。結局バスの中に預けるバッグの中にしまっていた。ある意味恥ずかしい限り。) また途中でデジカメの電池が切れかけ表示。寒さでの消耗もあったけど、そもそも予備を用意してないというミス。頂上などで手で温めながら撮影したけど、これも反省点。

 

自分の格好は長めスパッツの上に春秋の登山パンツ+スポーツTシャツ。自分の持ってる大きめリュックとウェストポーチ。靴や靴下は、いつものサロモン(XA PRO 3D ULTRA 2 GTX)とX-socks。ゲーターは最初から装着。サングラスは、ほんの時々装着。手袋はランニング用の薄手。

 

 

TVなどで、「登るぞー」「おぉー」と鼓舞するシーンがあるけど、皆さん中高年に近いのか^.^;、そんな儀式めいたこともなくスタート。ちなみに天気は曇り。時々晴れ間が現れるといった感じ。風は、富士山にしてはほとんどなしと言って良いくらい。

 

ガイドさんが先頭と末尾という、定石の編成。始めは超スロー。と言うか超小幅。片方のつま先が、先の足の踵に触れるんじゃないかと思うくらいだった。ガイドさんから説明などを受けながらだったけど、自分は末尾の方に位置してて「へぇ~そうなんだ」とか、少しゆっくりすぎない?と思った。テンポは遅いわけではないが、一定に刻まれてた。(後になって、この時点でこのスローな歩きなりテンポに合わせておくのが重要だったと気づいたり分かる事態に遭遇。)

 

富士宮ルートの最初は、砂というか小石が多い感じ。ただし、はえ松とかが生えてたり、はえ松の間の狭い登山道部分もあって、個人的には他のコースとの対比で新鮮だった。

 

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宝永山。右の方が宝永山の頂上。平日ということもあるけど、人は少なかった。ある意味一安心。

 

宝永山の火口から峰に上がる時くらいだったと思うけど、Aさんが少し遅れだした。息もちょっと苦しそう。最初は近くに行って一緒に歩くようにしたけど、しばらくしてウェストポーチをこちらが持つことにした。持つというか自分のも含めてウェストポーチ2つを装着。自分のウェストポーチをリュックに入れたりリュックに固定するするのも考えたけど、メンバーや自分のエネルギー補給し易さを考えて自分のウェストポーチはそのまま。大丈夫ですかと言われたけど、「まっ、トレーニングのつもり」と言ったり、幹事役が「そのために来てもらったようなもんだから」と述べた。

 

と同時に、Aさんのリュックの位置を再確認して、少し下に下がり過ぎと皆で補正。多少嫌がってたけど、先頭のガイドさんの近くの位置に移動してもらった。自分も前へ。というのもハイドレーションシステムのウェストポーチだったので、自分が近くにいる必要があった。(どうも職場の同僚が富士登山しており、その人がハイドレーションシステムが役だったとのことで購入したようだ。)

 

宝永山への頂上に向かう際には、デポしたい人はして頂上へとのことだったけど、自分はリュックなどを背負ったまま。再度背負う際に背中などの感覚が違うのが結構嫌で、休憩とかでもリュックを背負ったままが多いので、癖になっている。宝永山頂上へのデポもそうだけど、登山中の小休止でも、皆さんリュックを降ろしてたけど自分はそのままだった。ちょっと浮いてたかもしれないけど、癖みたいなもんだから仕方ない。

 

多少不思議なことに、Aさんはその後は遅れずに歩けるようになった。ガイドさんのテンポに合わせたのが良かったんだと思う。

 

 

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宝永山から御殿場コースへの道。

 

写真だと歩きやすいと思えるけど、人によっては小石などで歩きにくいと感じたりエネルギー浪費したりしそうと思うかもしれない。

 

 

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御殿場コースを進んで、今回宿泊する赤岩八合館が見えてきた。

 

宿が見える少し前からだったと思うけど、振り返ったら自分たちの後チームが段々遅れていく感じ。休憩時に判明したけど、Bさんが足がつりそうとのこと。さらに自分たちのグループではない1人も少し調子を崩したようだ。後の方に位置してたガイドさんが、Bさんとそのもう1人の荷物を手伝う形態になった。

 

グループ内でどうするか多少話したけど、自分はAさんのポーチを持ってAさんと先頭側に位置することにした。ちなみに自分はバンテリンとかは用意してたが、ツアーの方では芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)のサプリメントを用意していたように思う。実際Aさんが利用したかまでは覚えてないけど。

 

また前側にいて、グループメンバーに深い呼吸をとか鼻で息をした方が良いと言ったけど、余り聞き届けられなかったように思う。メンバーもさほど苦しそうでもなかったので、こちらもきつくは言わなかったけど、この類は体験&克服しないと実践する/させるのは難しいのかもしれないと思った。自分の場合は、マラソンやトレランで(ちょっとした)酸欠と思われるフラフラ感や手先のしびれが気になる時に呼吸を深くして対応出来てるので、時々気に留めている。

 

16時半過ぎに小屋に着いたけど、小声で「到着~、良かった~」位はしゃべったけど、大声での「やった~」とか逆に「もう駄目そう」みたいな声もなかった。Bさんは、ちょっとした打ち身が引き金になって、つりそうになったと言ってた気がする。

 

山小屋の受付(?)や靴やスパッツのブラッシングの後に、寝床へ案内された。2段目で、布団。(頭、足という交互方式じゃなくて)頭は同じ方向。一応グループでひとまとまりだった。自分は端になって、1人分あって隣は木の板壁。荷物とかを隣に置けそうか聞いたら、後で来ると。(隣の人は結構遅くて19時半とかに到着だったかな。あるいは20時半? ちゃんとは覚えてない。)

 

明日早朝というか1時に出発とのことで、それに備えて荷物の再確認したり食事したり、、、。自分たちもそうだったけど、大きな声で話すグループとかもいなくて、淡々と時間が過ぎてく感じ。一番大きな音は、荷物入れなどに使っているレジ袋のカシャカシャ音と言っても良いくらい。

 

夕食時(も次の日の朝食時も)、早々お茶で「かんぱーーい」と声を出した。そう言わないと、ついアルコールを買いそうなのがグループ内にいたので。^.^; 今回は事前に下山まで少なくとも登頂までアルコール厳禁が良いと提案したこともあって、冗談で普段なら飲むんだけどねの発言があった程度。

 

今回の小屋の夕食は(他の小屋と同じように)カレー。ただし、お代わりできた。私がお代わりしようとしたら、他のメンバーが多少怪訝な目。一瞬皆の前で大きな食事したっけと思って「えっ、昼はトロロソバだけだったよな~」と独り言。他にSAでメロンパンは食べたけど。

 

今思えば、皆さん大なり小なり高山病とかその予兆だったみたい。なので、余り食欲がわかない。私の余り普段と変わらない様子が不思議に思えたようだ。なお、(下山後に判明したけど)特にダウンした様子もなかったDさんとEさんを含め、何人か小屋で頭痛薬を飲んだそうだ。

 

食事のテーブルで、直接目にしなかったけどCさんがちょっと戻したようだ。応急処置などはしたけど応急処置後には、こちらは食事継続。今思えば、自分が少し配慮が足りないというか鈍感だったか、、、。

 

食事の後は、Cさんへの対応や明日の準備など。対応と言っても酸素缶を出したり水やジェルの類を「どう?」って差し出したりした。ツアーの人も食べ物の類を紹介したりしてくれた。AさんやBさんに芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)の話が出たのも、その頃だったと思う。

 

曇ってて星空もさほどきれいと言うこともなく、外での歓談も皆無。他のグループも含めて横になってる人が増えてった。

 

自分は、自分や皆のためにお湯を入手する予定だった。これが結構大変。消灯が21時なので、(保温する時間は短い方が良いので)20時半とかにもらうつもりだった。他のグループも含めてみんな横になるし、自分たちは2階というか2段目で、降りるのに一苦労しそう。今か今かと時計と睨めっこしながら、結局20時直前に、お湯を購入することにした。冬でのテルモス利用で、4時とか5時とかにお湯を入れて12時くらいではまだ大丈夫なこと多くて8時間前とか思っていたため、日の出を5時として8時間前で9時が良くて、まっ8時でも大丈夫かなとの算段。

 

小声でお湯もらいに行くからねと言って這いずり回って、脚立に足を載っけようとするけど届かない。足つりそうになった。皆が寝てる/横になってるので、人の足が邪魔して柱とかを掴めない。脚立と降りられるスペースとかが離れてるし、、、、。この時ほど、1段目と2段目の違いを痛感したことはなかった。ちなみに、屋根裏に布団があって、布団乾燥スペース?とか話題になったけど、消灯前にはそちらも人が埋まっていった。恐るべし、、、。

 

テルモスは500mlだったので、500円。100ml単位での販売。ついでにトイレに寄った。(剣が峰で御来光、その際にテルモスのお湯でジンジャティーにしたけど、少しぬるめながら許容範囲。小屋のお湯の温度が差ほどでもなかったか、小屋からずっと低温だったのが理由か???)

 

気心のしれたメンバーなので、後で小屋の感想などをストレートに聞けた。自分は小屋泊にネガティブだったけど、気持ちは多少理解してもらえたみたい。ただし、当然ながら今回のグループで小屋泊は必須だし、自分も小屋泊了解のもとでのツアー。Aさんは、ツアー選定の際に「富士山は2泊じゃないと無理そう」なんて言ってたが、下山後は「あんな事を言った私がバカだった^.^;」と。

 

あと、自分も含めて、基本的に目はつむってても、皆ほとんど寝てなかったようだ。30分くらい寝たかなという人はいたが。(出発に備えた格好に近い/格好に出来る状態の人が少なくなくて)暑すぎて布団を時々外してたそうだ。自分も時々布団を蹴るというか、布団から足(ズボン部分)などを出したり、ズボンを捲ったりして寝てた。というか横になってた。

 

自分は耳栓を用意して装着したけど、そのせいか耳が痒い。^.^; 汗ばんでしまったのか??? 時々耳栓外して、しばらくしてまた耳栓するという状況。なお、声がするわけでもないし、響くのは寝返りとかカシャカシャ袋の音など。

 

 

朝(深夜)は、今回のツアーメンバーは0時半の少し前からごそごそ。0時半にはツアーガイドの人が、小声で声がけしてくれた。寝床でごそごそ準備したけど、やっぱペンタイプのランプは持ってた方が便利と実感。と言いつつ、自分の場合に使用する機会とコストとのバランスが悩み所。なた、つい自分の足の方に体を向けてランプ点けて準備してたら、逆向きが良いだろうと言われた。他のグループの人が眩しそうにしてたのかも、、、。

 

グループ全員が準備してて降りるので、今度の降りるのはお湯の準備の時よりも楽だった。ただ、消灯してて脚立や柱の位置が分かりにくいのと、体がまだ硬くてちょっと大変。グループでもこうなんだから、ソロで小屋泊したら超大変そう。(やっぱ、自分の場合、ソロでの富士山登山での小屋泊は考えられない。ある意味貴重な体験になって良かったとも考える。)

 

深夜出発時の自分の格好は、下はCW-X+春秋の登山パンツ。上はFinetrackのレイヤー1とレイヤー3+軽量ダウン+春秋の登山ウェア。手袋と耳当て、ヘッドランプ使用。なお、レイヤー3や軽量ダウンは、チャックを半開き程度に開けておくケースが多かったはず。

 

で、気になったCさんの容体。自分で準備してて前向きだった。小屋に待機しとくという選択もあったろうけど、頂上目指すと言ってた。きつそうにしての返事でもなかったので、大丈夫かなとこちらも判断。Aさんは普段の会話に近く大丈夫そうだったし、Bさんも足の具合はさほどでも無さそうと言ってた。

 

と言うことで、自分がCさんのリュックを前に背負って、BさんやAさんもなるべく前の位置にいるようにして頂上を目指すことにした。(帰宅して写真を見たら、富士宮コースの最初辺りからCさんは朗らかさが少なかったように思う。その頃から少し調子悪かったのか? 深い色のサングラスを貸して装着してたので、余り目の様子が分からないのも良くなかったかもしれない。また結構フードのしっかりしてるサングラスで土や虫が入らない代わりに、少し熱がこもる。服装も当初から長袖で、案外高山病の類よりも軽めの熱中症とか2つが重なったのかもしれない。)

 

ちなみに、1時スタートとのことで集合しようとしたけど、どうもうちのメンバーは遅れ気味。まっトイレとかが少し混んでたせいもあるけど、、、。他のグループに悪いな~と少し意識した。集まった後、小屋の近くで準備運動して上り始めた。

 

小屋~頂上では、新しいトラブルは起きなかったけど、Cさん中心に皆さんの様子を注意しながら登った。小屋が結構高い高度だったのでそれも良かったし、調子の悪い人達を先頭の方というかガイドさんの近くに配置したのが良かったようだ。ガイドさんからとか自分のGPS上も後20分とか表示されたし、鳥居なども見えてきて、安心感や後一踏ん張りとの意識が拡がった。

 

自分は前にもリュックを背負ったけど、余り負荷には思えなかった。それも先頭の方というかガイドさんの近くに位置したのも理由かもしれない。

 

頂上にゴールして、「やったー」の声とかは発したけど、ツアー全体での万歳三唱とかはなく、淡々とした感じ。3時半前。小休止後、剣が峰に向かうことになった。上りながらガイドさんに御来光を迎える場所はって聞いたけど、混雑程度によるとのこと。まっ冨士宮や御殿場コース経由なら、普通は剣が峰を目指して、余りに混んでたら別の箇所とかにする感じだった。(どうも自分が御来光に無頓着なせいか、その辺りがピンと来なかった。)

 

剣が峰に向かう途中で、Cさんがランプが切れたと。どうも落としてから点灯しなくなったようだ。電池切れの可能性もあって予備用の電池で試すことも出来たけど、剣が峰はすぐそこなので、Cさんの横で自分がCさんの足下を照らすやり方にした。

 

剣が峰では石碑のところで写真撮影したり全員での様子をガイドさんに撮影してもらったりして、御来光スタンバイへ。少し奥の方に陣取った。自分は、ちょっと別なところにリュックとか置いて、テルモスでの紅茶準備など。温かい飲み物は、皆さんにちょっと好評だったように思う。昨日の夜苦労した甲斐があったかも。ただ、自分が飲んだ感じでは既に述べたように、普段感じてるテルモスの性能よりも少し温度が足りないような感じ。普段だと、熱くて息で冷ますくらいなので。お湯注入から時間長かったのか、、、、。性能ダウンということはないと思うので、、まっ今度の冬場の当初には注意しておくつもり。

 

グループメンバーが少し寒そうにしてたので、ガイドさんが(多分)ツェルトを貸してくれた。人数多いからありがたかった。女性陣はそこに一塊という感じ。風のこととか人数が多い時のこと考えると、富士山とかならツェルトなどの方が良さそうだ。

 

ちなみに自分の場合は、ほとんど寒いと感じるほどでもなかった。やはりグループだったことや暖かい飲み物を飲んだせいだろう。また軽量ダウンまで着てたので、自分の中では超重装備だったのも理由。

 

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御来光の様子。

 

感激する人達も少なくなかったけど、半分くらいは淡々と日の出を迎える感じだったかな。

 

その後、ツアーでは、少し下ってお鉢巡りするかの確認。積極的に行くとの声はなかったけど、皆さん回ってみたそうな感じ。つう事で、ツアー全体でお鉢巡り。 ちなみに、剣が峰から下る際とかお鉢巡りは結構混んできた。お鉢巡りでは、別グループを追い抜いたり、先に行ってもらったり、、、。

 

Cさんに容態を聞いて、そこそこ大丈夫そうなので、剣が峰の下りからは自分でリュックを背負ってもらうことにした。自分としては重さ自体はきつく感じなかったけど、下りになって腹の方にリュックがあると見通しや自由がきかなくて、つんのめりそうに感じたのも理由。ストックとかも持ってきてなくて、つんのめった時に対応しにくいと考えた。また写真とかで、Cさん自らリュック背負ってる方が他の人に見せたときに良いのかな~との思いも。

 

そこそこ天気が良いし、影富士が見えたり朝もやに包まれた丹沢や箱根の山々も良かったんだけど、デジカメ電池切れが気になって撮影せず。まっ、少し残念。

 

富士吉田口の頂上~下山口にかけて人は混んでたけど、自分の経験の中では御来光直後にしては空いてるな~との感想。下山口辺りで休憩(トイレ含む)と剣が峰をバックに記念撮影。自分としてはここでトイレ休憩できてラッキー。というのも、どうもガスも溜まっている感じで苦しかった。それにしても富士館裏にある公衆トイレが早朝閉まってたのには少しショック。というか富士吉田口下山コース脇のトイレは、深夜もやってたようなイメージがあるけど勘違いだったか??

 

お鉢巡り後、富士山頂郵便ではCさんがハガキ投函した。今回のツアーで、こちらからも事前に言ってたし、マイクロバスの中でCさん自身がこのことに触れ何枚か準備してた。

 

その後、御殿場コース経由で一旦山小屋に。下りと言うこともあって気は楽だったけど、人が昨日と比べて結構多かった。時々別グループに先に行ってもらったりした。自衛隊のグループもいた。一度、さほど大きくなかったけど石が上から。思わず「ラーク」って叫んじゃった。また無言で脇を突っ走る人も。つい「声がけ位しろよ」って言っちゃった。

 

Bさんは、下りで行き交う時に「こんちわ」「おはようございます」とか声がけしてた。普段の元気さに戻った感じ。良かった~。

 

小屋で朝食。弁当タイプ。今度もお茶で「かんぱーい」って声上げて、自分はご飯お代わり。その後着替えとかして下山準備。この着替えとかが結構ありがたかった。思い切ってスパッツにしたかったけど、少し寒さも気になって(ズボンは仕舞って)CW-Xのみにした。上は昨日のTシャツのみにしたように思う。(どうも記憶が不確か。^.^; 下山途中で着替えた記憶ないし、下山後の記念撮影はTシャツ姿だったので、多分間違いないと思う。)

 

小屋を出発してから宝永山までは、余り混雑している印象はなかった。時間帯によるのかも。つまり御来光組が下山開始して一段落の頃に、我々は小屋から下山した格好。

 

大砂走り(正確には含まれるのか?だけど、御殿場コースの宝永山までの道)は、天気も曇りだったし砂埃も余りなくて大きな問題はなかったけど、時々遅くなる人も。多少疲れが出たり、前の人の足跡を追跡しないで足を取られたりしたのか??

 

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宝永山の様子。

 

御殿場コースからの宝永山+グループメンバーを撮影したかったけど、少しガスが出てきてしまったし道が狭くて断念した。行きの時もそうだけど、直前の富士山の噴火はここからで、その火口の底を歩いてるんだから不思議と言えば不思議に感じた。

 

宝永山の辺りは人が少なかったけど、冨士宮6合目が見える辺りで急に上りの人達が来た。合計300人はいたか。同じような名札を付けていた。教科名みたいなのがあったので、教職員研修のように思えた。冨士宮5合目には、そのグループとは別の人達もいて、昨日(木曜日)よりも大勢いるイメージ。

 

下山してツアー全体で整理運動。他の人が多いし少し拡がりすぎの感もあって、こちらはもう少しコンパクト体操が良いな~という感想。あるいは、もっと別のところで整理運動した方が良かったのかもしれない。その後は、5合目の案内前で全員写真撮影したり、人によってはお土産購入しに行ったり、、、。そして、マイクロバスに乗り込んで、温泉施設へ向かった。

 

うちのグループもそうだったけど、ゴールしてやマイクロバス内で歓喜みたいなことはなくて「お疲れさん」とか「いや~、登頂もお鉢巡り出来て良かったね」などの会話程度。なお、マイクロバス内で、同窓会MLに登頂して皆下山した旨を連絡した。その後ポツリポツリとMLに反応があった。

 

温泉施設に到着して集合時間などの確認で、(女性の入浴などを考慮して)少し時間が欲しいとのやり取りがあって、出発時間を延ばしてもらった。うちのグループは部屋を予約してたこともあって、そこで簡易祝杯。皆さんやっとお酒を飲めたという感じ。

 

当初、各自で食券買うプランで話してたので、それぞれ注文してた。逆に幹事役が食べ物をまとめて注文したものもあったので少し余る感じ。ちなみに、幹事役は「冷やしトマトうどん」を「冷やしトマト」だと勘違いして注文したようだ。で、「冷やしトマトうどん」で一緒に運ばれてきたのがチーズ。さすがにおかしいだろうと混ぜなかったけど、「冷やしトマトうどん」がなかなか美味しかった。チーズ掛けてみても良かったかなと思った。(ただ個人的にチーズは好きな食材でもないので、結果としてどうだったかは??)

 

やっぱ風呂+ビールなどを伴う食事が無いと、山に登った~という気にならない。特に同窓会メンバーの場合。なので、今回も下山して、この温泉施設でお風呂浴びて達成感がじんわり。

 

その後は東名で海老名SAに寄った程度で新宿へ。自宅が海老名から近い旨言ったら、最近は一般の人がSAに入れるようになってるよと教えてもらった。(調べたら実際OKみたい。近いと言っても駅から遠いし、送り迎えするには少し距離あるので実際利用するか分からないけど、、、、。)

 

 

ちなみに結構うちのグループは迷惑掛けてしまい悪かったな~と思いつつ、もう1人の方も少し調子を崩してたのでその分少し気は楽だった。また、帰りのバスの中では、鹿児島には行ったことあるよとうちのグループメンバーに話しかける人や、自分にも「3時間とかで登ったんですか?」と話しかける人もいて、嫌がられてたわけでも無さそうと安心した。ちなみに3時間の件は、7月の須走での自分の時間をメンバーに話してたのを聞いてたようだ。そうだったはずと、バス内で自分のブログを再確認。08:50~12:02だったので、3時間12分。まっ間違いでもない。

 

新宿に着いたのは18時前だったと思う。ツアーのガイドさん達にお礼を言って三々五々。それにしても暑い、つうか熱い。ビックリするくらい。今日の中で一番堪えた。

 

幹事役が「皆さん疲れたでしょうから、今日はお開きと言うことで、、」と散会宣言。ところが駅への道で、「どっかで一杯でも」と提案して有志でビアホールに。やっぱうまかった~。ちなみに、パーティしてる箇所もあり、そこそこ混んでた。荷物を席から離れたテーブルに置かせてもらうことにした。

 

登山関係の話題としては、そもそもの発端とか今回の感想とか。頭痛薬の話もこの時に聞いたかな。ほとんど体調を崩すことなかったDさんに、(多少失礼ながら)理由はと聞いてみた。休憩の時に時々酸素缶を利用してたとか、実は事前トレーニングで階段2段飛びなどをしてたと披露。MLなどでは述べたように思えないので、影でというかコツコツとトレーニングを実践してたようだ。また言われてみれば、酸素缶の件と同様に結構先頭の方で歩いてたのも記憶の片隅にある。それも良かったようだ。

 

あと、会社の同僚などに富士山に登るよと宣言したので、登頂せねばとの思いになったとの人もいた。

 

今回はピーカンとか雨とかでなくて、登山としての天候に恵まれたと言える。それでも体調を崩したりしたんだから、天候が悪かったらと思うと多少ぞっとした。ただしそれも、今回皆さんストックやヘッドランプなど結構準備が整っていたので、多少天候が悪くても達成できたかもしれない。つまり以前より、心づもりが相当違っていたように思う。

 

自分の反省としては、お金の件も含めポカが少なくない。またトラブルへの対応そのものもそうだけど、トラブルへの想定が狭すぎた気がする。いくつも同時に起こる事への意識も掛けていた。ツアー利用やグループ登山だと、コースタイムの記帳なども工夫がいりそうだ。スタート前後は他のメンバー確認もあって、なかなか記帳がおぼつかない。GPSをOn/Offして必要な箇所のトラックを記録させたり予定時間を確認しようとしたけど、そちらもOnしっぱなしとかOffにしっぱなしになって記録が飛んだ箇所があったりして、すぐに到着予定の判断に結びつかなかった時もあった。ほんと反省点が少なくない。

 

 

まっ、いずれにしろ怪我などが無く、下山できたので良しとしようと思う。登頂、剣が峰、御来光、お鉢巡りと全てクリアしたので、ある意味満点と言って良い。

 

 

距離はカシミールでのコース設定を参考にして、8日:6.3km、9日:10.7kmとしておく。コースタイムは以下。

 

11:20 冨士宮5合目スタート

13:30-35 宝永山尾根分岐

13:46-48 宝永山山頂

16:32 山小屋(赤岩8合館) 到着

 

01:15 山小屋(赤岩8合館) スタート

03:28 御殿場口頂上

04:05-?? 剣が峰

06:20-35 御殿場口頂上

07:43-08:46 山小屋(赤岩8合館)

09:55 宝永山尾根分岐

11:20 冨士宮5合目ゴール

 

 

 

追記:今回の富士登山での宿は「赤岩八合館」だったが、皇太子の寝床は二階の一番奥だったそうだ。

 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-332476.html

 

ちょうど自分らが寝たあたりかもしれない。端っこだった私の隣だったのかも。(”奥”とのことで、食事する方の場所だったかもしれないが、少し考えにくいと思う。)

 

これもちょっと奇遇だったと言える。

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