奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

富士山 御殿場ルートピストン

今日は、2週間ほど前に思い立って、富士山御殿場ルートへのチャレンジ。富士山4ルートの制覇を兼ねて。正確には富士宮口ルートで頂上には行ってないけど、プリンスルートでスタートから一部を通過している。富士吉田と須走ルートは何度か。というわけで、御殿場ルート(正確にはスタート地点から)を制覇してなかった。後は、やはり、時々は高所への体力の備えは必要かなとの思い。

 

登山口までは、小田急(新松田)→JR御殿場→バスで御殿場ルート登山口へ。バスから富士山麓自衛隊の基地が見えたりする。自家用車だとさほど感じなかったけど、車高のせいか、静岡も(神奈川も)基地いっぱいなのね~。あと、なんかバス停とバス内の掲示がちぐはぐで、乗客は困らないのか? まっ、途中で下車しないから、実質気にする人いないのかな。

登山口のバス停は、特に建物も無くて、ちょっと拍子抜け。(少し離れた所に少し大きな建物あるし、下山してトイレの設備が判明したけど、他の所からしたら飲食や土産の類のお店が少ない。) さっと着替えて、半袖+スパッツに。ところが、リュックに物を詰めようとしたら、バリッ。裂けてしまった。前から気にはしてたので、「ついに来たか~」みたいな感じ。そんなに大きくない裂け目だったし、特にちゃんとした補修のためのグッズは持ち合わせていなかったので、そのままスタート。8時半くらい。

ちなみにストックなし。また、今日は、折り畳みというか曲げられるサングラスの実験を兼ねた。 この前購入した、折り畳みサングラス。自分のトレランでは、普段はサングラスなし。しかし、雪山とか夏に急に照ってきた時が大変。それに備えてサングラスを持っていくことがあるけど、結構かさばるのが自分ととって難点。ついこの前、何気にネットニュースで目にして、即購入。今回の富士登山に間に合いそうだったので。また、メガネ部分の色がイエローしかなくて、少し悩んだけど、逆に良いかもと考えた。

御殿場ルートの5合目口って鳥居があって、結構新鮮。鳥居くぐって登っていくと、すぐに一面砂利。もくもくと上る人達が多いし、結構早いスピードでの歩きの人の中にはこちらとの距離がどんどん離れてく人すらいた。トレーニングだろうか、ジョギングモードでず~~っと走る人もいて、良いトレーニングコースなのかもと思ったりした。

 

宝永山からのルートとの交差以降は、昨年の同窓会富士登山で経験しているので、気分的には楽。ただし、それまで砂で足をとられ続けたせいか、疲労が筋肉に蓄積している感じ。早歩きと稀に走るものの、自分でも少し情けなくなる程度に踏ん張るような足への力にならない。前に進んでないというか、頂上をやけに長く感じた。

頂上で記念撮影したり、呼吸を整えていたら、話しかけてくる人が。どこからとのことだったので、御殿場口からと。そしたら、女性3人組だったか、途中で引き返した話しをしてくれた。軽装というほどでもなかったようで、まっそれなりにきついんだろう。浜や砂場を利用してのトレーニングがあるけど、極端に言うとそんな感じ。少なくとも、見かけよりは体力を消耗する。

少し行動食を摂って一段落して、時間や帰りを確認。もともと帰りのバスの事もあって剣が峰までいく気はなかったが、帰りのバスへの予想最悪時よりも少し前に御殿場コース頂上に着いてる。天候が安定してたのも良かったと思う。そこで剣が峰は止めるとしても、池の所までは行ってみようかと、ちょっとお鉢めぐり。池の所でセルフで撮影した後は、一挙に下ることにした。

前回のプリンスルート時は、下りも基本は歩き。今回は、そんなに早く走ったわけでもないけど、吉田口よりは相当楽。ただし、所々大きな石があったり、上は細かい砂利でも下に大きな岩があったりするから、注意。また、調子に乗って長く走ると軽いノックダウン状態。筋肉痛も急に来る。

なお、時々折り畳みサングラスの見え方実験。今回は黄色タイプにして、悪くはない。むしろ明るく感じるくらい。ただし、外すというか目の上の位置に置いたり目につけたりしたので、再度目につけると結構曇ってしまう。サイドポケットなどに入れても、ハンドタオルなどのために曇るのは同様。なんか袋に入れてぶら下げるなどが良さそう。雪山なども含めて次回にでも再度実験してみるつもり。

そんなかんだで、宝永山とのクロス地点というか大砂走りへの入口で、しばらく休憩。行動食を摂って、リュックの裂け目が気になってリュックを前に抱えることにした。

大砂走りの下りは初経験。いや~、おもしろい。靴を傷めるとかマイナスイメージもあったけど、一旦走り出すとそんなのお構いなし。途中から、まっすぐ、ほんとにまっすぐ御殿場の登山口を目指す感じ。超体力あったら、ジョグモードで休むことなく駆け下りることも可能に思える。でも、、、、自分も案の定、とちゅうで膝に手をあてて小休止。大抵はハイドロの水で済んだけど、1,2回は行動食摂取。

小さな砂利の下に大きめの岩があることが時々あるけど、大砂走では基本的にさほど気にする必要はない。逆に小さな子がスピード出しすぎて、前回転しちゃうを2,3度目にした。そんなに狭いわけじゃないので、グループとかなら写真撮影も余裕。

宝永山とのクロス地点で、再度時間確認していたが、御殿場ルートの登山口から御殿場駅への15:35のバスには到底間に合わない。(最悪想定での)最終の18:05のバスには余裕というか時間が余る。その間の 17:00のバスに間に合いそうと思えた。走り出すと結構どんどん高度が下がっていき。17:00のバスにも余裕で到着しそうに思えて行き、その意味でも気分は楽。 御殿場ルートの5合目口に到着して、トイレに寄って、その後に余った水で汗を拭いたりした。なかなか特徴的なトイレなんだけど、ちょっとした水の出るところがなくて、少し閉口。(トイレの水が故障だったか、なんか使う気になれなかったような、、。) 

その後ちょっと散策。大きな建物の脇に水溜めのようなのがあって、そっちを利用したらよかったかな。その後バスで、御殿場駅へ。駅から、お風呂に向かおうとした。

 

事前の調査で、一昨年に「玉ノ湯」(「玉の湯」かも)に行ったので、もう一つの「人参湯」にしてみようと色々調べていたら、「玉ノ湯」は廃業の可能性大。一昨年の感じで駅から近いと思ってたし、「玉ノ湯」の廃業も念のために確認と思って歩いて向かう事にした。一昨年がタクシーだったせいか、結構距離があった。「玉ノ湯」のはずの場所に行ったら、建物自体がなくなっていたと思う。ちと残念。

それから、近くで見つけた人に「人参湯」の場所を聞いて、トボトボ歩いた。もうそろそろのはずなのに見つからなくて、タクシー会社の人に聞いちゃった。なんか基地周辺と思わせる飲み屋街?さんみたいな所を通ったりして、ちょっとびっくりというか妙に納得したりした。

 

「人参湯」は結構内装などが新しく感じて、「玉ノ湯」での感想と違って驚き。男性風呂のドアが開けっ放しが多くて、のれんはあるものの、ちとドキッ。帰り際に、なんで”人参”なのかと聞いたら、ご主人らしき人が、昔は朝鮮人参を入れてたのでその名前になってるとのこと。今は朝鮮人参は入れてないそうだけど、昔は贅沢だったのね~。(って、朝鮮人参の飲食での効能は分かるけど、入浴でも効くのかとか、効きそうだよな~とか思った。) その後テクテク御殿場駅まで。結構近かった。 

で、駅ビルの1階に居酒屋チェーン店があったので、そこで1人祝杯。その後駅に向かったけど、数分前に電車が行ってた。ちとショックというか、居酒屋で時刻表確認しておけばよかった、、、。電車待ちの時に回りを見たら、なんかいくつも買い物バッグ抱えた、見るからに向こうの人らしき人達が、20人以上。それぞれは数人のグループだけど、騒ぎ方がなんか嫌。まっ、こっちはほろ酔いで、無視することにした。まっ~、とにかく観光地って、日本人の2,3倍が外国人に思える時が多くて、なんだかな~。

 

今日の感想としては、富士宮口→御殿場口も、グループ登山とかでは有効に思えた。宝永山を絡めると、ちょっとした充実感になる。あと個人的にはやはり、高地トレーニングとして、年に1,2回は富士山レベルにチャレンジしとくべきかな~と思えてきた。あと御殿場コースの感想としては、須走も御殿場も、さほど混雑してないのが良い。御殿場口からなら、次回は剣が峰まで行って折り返しにチャレンジしたい。

距離は20.75kmとしておく。コースタイムはざっと以下。

08:30 御殿場ルート 5合目口

14:20 御殿場ルート頂上

14:30 お鉢(コノシロ池)

15:35 プリンスルートとの分岐(大砂走り起点)

16:25 御殿場ルート 5合目口

 

 

 

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