先週の「宮ヶ瀬→丹沢山 リベンジ 途中からラッセル」と同じようなコースを今週も。昨日は奥多摩(ハセツネコース)だったので、その対比にも丁度良いと考えてのこと。
本厚木からのバスも、先週と同じ6時55分発。電車で空いてる席に座ったら、隣のカップルが登山姿。結局そのカップルも同じバスで、煤ヶ谷で降りた。 三叉路で降りたのは10人近かった。先週より結構多い。こっちが準備している間に、7,8人が先に行ってた。
今日の秘密兵器というか試したかったグッズ。脚絆のフック(「ハゼ」と呼ぶらしい)タイプ。 今まで、マジックテープタイプを使ってたけど、雪の中だと、雪がまとわりついて固定が緩んでしまった。なのでハゼタイプへ。(今までよりも長いのにしたかったけど、ハゼタイプでより長いのは置いてなかった。製品も無さそうだ。) ちなみに結果だけど、今回は膝まで浸かる回数が少なくて断言までには至らないけど、こっちの方が良さそうに思った。
春ですね~。アナグマ(ムジナ)が、結構掘り返してた。まだそう多くはなくて、登山道脇に2,3箇所。でもアナグマの痕跡が多いのは(少なくても)困りもの。
金冷やしの直前の細い斜面脇。雪はほとんどなくなってた。 右2つが、先週滑りそうになった鉄の橋。もっと覗いて撮るべきだろうけど、怖かった~。改めて、先週は危険だったんだと思い知った。
金冷やし(正確にはその入口)の様子。雪は無し。遠くの山々の雪が望める程度。
もう一つの鉄の橋の、ワイヤー部分。括ってる木が枯れてるし、上が飛んでてすっぽ抜けそう。
誰に言ったらいいのかな~と考えながら、、、。本コースは悪くないのに、あまりネットとかに登場しない。多少注意する箇所があるのも理由だけど、このコースの管轄って、宮ヶ瀬ビジターセンターというのも理由かなと思うようになった。宮ヶ瀬ビジターセンターの方に自分が立ち寄ってないとか、ブログ(RSS付き)が無いとかで、大倉の秦野ビジターセンターの方に馴染みがある。そのせいか、情報発信量が違うように、つい考えてしまった。(ちなみに、宮ヶ瀬ビジターセンターでのコース紹介だと、高畑山までの記載になっている。)
鳥の声がするし、ちょっと疲れたので、小休止を兼ねて鳥を探しながら撮影。
そうこうしてるうちに、歩きの人に抜かれてしまった。^.^; 三叉路で先行した人達とは別のソロの人のように思えて、挨拶と「早いですね~」位。
本間ノ頭。さっき抜いてった人が休憩してたので、少し歓談。登山部と言うことでも無さそう。今回のコースは、初めてだったし不安だったけど、土が思ったよりも乾いてて良かったとのこと。つい「そうでしょう。特に雪解け時期は、大倉尾根などとの比較では、なかなか良いコースと思う。」と相づち。なおその人も、大倉尾根で、スニーカーの若い女性に抜かれてショックだった時があったと言ってた。^.^; 抜かれたりするのを笑い飛ばせるくらいの方が、精神的にも体の故障予防にも良いのかもしれない。 「大倉まで行けそうか?」と訊かれたので、蛭ヶ岳に向かうわけでもなければ全然大丈夫と返答。ここから丹沢山まで2.5kmだし、多少アップダウンはあるものの、本間ノ頭までの長ーーい登りよりは遙かに楽と返事した。 道標を写真撮影して、ちょっと水を飲んで、挨拶してリスタートした。
少しずつ雪が増えてきた。太札ノ頭で、軽アイゼン(マイクロスパイク)を装着した。
行き交う時に、挨拶の後に「雪多い?」とか言葉を交わす人がほとんど。こちらも、丹沢山直下の雪の量が気になって訊いたりした。丹沢山までに、10グループ(ほとんどソロ)位に遭遇したかな。 丹沢山方向からの最初の人との遭遇は、高畑山よりも前だったと思う。バス停のことを訊いてきたので、初ルートみたい。あまりに早かったので、「丹沢山泊?」と聞いたら、泊まって6時15分出立だったようだ。つい「良いですね~、富士山綺麗だったでしょう」と言っちゃった。 瀬戸沢ノ頭からは、ペットボトルの水が少なくなりつつあるのが分かった。テルモスは持参して、他に水は330mlを用意したけど、ペットボトルに30ml残っているかどうか位。今冬シーズンではほとんど水が余る状態だったから、少し焦ると同時に理由が?? 暖かくなったからなのか、昨日の疲れというか昨日の汗などのせいかもしれないと思ったりした。(帰ってから、今まで予想外に水が足りなくて水場へ緊急的に行った時のことを調べたら、前日にロングランしたというわけでもない。前日とか当日朝の水分補給が関係している感じ。これから注意しないと。と言っても余りに水を飲み過ぎると、お腹の調子に影響するから加減にも注意しないと。) 仕方ないから、”雪食”。ストックで表面を払うと、綺麗なもん。ちなみに、シャーベットやかき氷アイスよりも粒が大きいし無味なので、少し不思議な感触。2,3回食べた。(なお、蛭ヶ岳方向への往復などでも少し水分足りないと思った時があったけど、雪が綺麗とは思えず食べるのは避けて、ペットボトルの水をちびりちびり。)
丹沢山山頂。悪い天気じゃないし、先週の様子からすると天国。でも、テーブルはまだ全部雪に埋まってる。と言うことで、今週も地図の柱の所で、昼食。 白湯も含めて350ml位水分補給した事になる。ペットボトルにお湯を入れようかとも一瞬思ったけど、テルモスのお湯が熱いので、それは止めた。
蛭ヶ岳頂上までは時間的に無理かな~と思いながらも、蛭ヶ岳方向へ。写真は、しばらく行ってからの登山道の様子。雪が少し固めやシャーベット。重ーいし、案の定ぬかるみも。塔ノ岳方向は覚悟してたけど、蛭ヶ岳への登山道もそうで、少し気が重くなった。
しかも丹沢山リスタートして、しばらくして遭遇したのが二人続けてぶっきらぼうと言うか、我が道を行く登山タイプ。丹沢山までの雰囲気と一変してしまって、結構がっかり。(その後は、そのタイプへの遭遇頻度は落ちたけど、、、。ただし、木道をうつむいたままで、突進に近い状態で向かってくるおばさまには閉口した。)
富士山は雲に覆われてたけど、南アルプスや奥多摩方向への展望はまあまあ。普段はついつい富士山方向だけ見ちゃうし、夏とかだと雪が無くて奥多摩の山々も区別しにくい。右の写真での、中央少し左寄りの山頂が白いのが雲取山。そこから右へいくつかピークを過ぎて、中央右寄りの白っぽい山頂の山が鷹ノ巣山。のはず。
富士山はこんな感じ。
尾根の様子。
尾根の様子、その2。案内の周りにも雪がないので、奥多摩で気にした形状(木の周りに雪がない)は、やはり風の影響の方が大なのかな。不動ノ峰休憩所の屋根は、雪でひん曲がってる。
雪解けの関係で、注意した方が良さそうなところも。
クネクネ木と鬼が岩からの富士山。 鬼が岩の所で、14時直前だった。疲れと雲行きが少し怪しくなったので、小休止して折り返した。
左は、折り返して、しばらくしての塔ノ岳方向。右の写真は不動ノ峰への登りで遭遇した人をちょっと立ってから撮影したもの。
その人は、短パン姿だったように思う。長袖+Tシャツだったか、Tシャツのみだったか?? ストックなしで靴も普通のランニングタイプのようだったし、海外の人(ヨーロッパ系?)のような気配で無謀そうに思えて、交差する時はあまり顔なども見なかった。でも、その後、上りも結構なスピードで走ってる感じがして、顔とか見といた方が良かったかなと尾根での彼の人影に気が付いてパチリ。左の木々の所の少し黒っぽいのがそう。
塔ノ岳近くの木橋(階段)のあるところと、塔ノ岳すぐ近くの斜面。雪が結構茶色くなってる。1,2週間で溶けてしまうかな。
今週も塔ノ岳山頂はガスで、周りはほとんど見えず。
帰りのルートを少し悩んだけど、ぬかるみや金冷やし前まででいくつかのグループに遭遇して人が多そうだったので、小丸尾根にすることにした。
金冷やしを過ぎて、直ぐがぬかるんでた。鍋割への道も湿った道と雪が時々で、大倉尾根の方が良かったかなと一瞬躊躇した。 土道が多かったので、行き交ったカップルに「もう雪はありません?」って訊いたら、まだまだと。逆に塔ノ岳方向の雪のことを訊かれて、しばらくしたら雪道だけど真っ茶色と返事した。
少し急な木道の所。茶色くなってるけど、雪たっぷり。雪が少し固まってて、軽アイゼン付けたままで良かったなという感想。登りきったら、雪があったり無かったり。
次の上りで少し勾配があるのは鍋割山間際くらい(のはず)で、今回は小丸尾根経由ということもあり、100メートルくらい進んで軽アイゼンを外した。多分さっきのカップルの「まだまだ」は、割山間際くらいの雪のことも言ってたに違いないとの感想。
小丸尾根への分岐からすぐのあたり。少しぬかるんでる。 その後が、さらに悲惨。どろんこというか、極端には水が多くて泥がスープ状態の所もあった。引き返そうかちょっと悩んだけど、距離とか大倉尾根の方が凄いと思えて、登山道の脇に上がったりして進んだ。200メートルくらいしたら湿った土程度になったので、そのまま注意しながらジョギングモードへ。
二俣で軽アイゼンやストックを洗って、水が少ないのが少し不安になって、沢の水をちょっと飲んだりペットボトルに入れた。少し疲れもあったけど、先週よりも時間短縮できるか試すつもりでちょっとスピードアップ。(結果的には34分で、分レベルでは同じ。まっ、仕方ない。)
大倉地区のアスファルト道路に出る直前。桜が咲いてた。 2つあって、片方は山桜系と思うんだけど、同時に咲いてた。なんでこっちの方が早いんだろうとか、山桜系と一緒って珍しいよな~と思って、パチリ。
大倉からのバスでは先週懲りたので、前の方の席にした。そしたら、渋沢駅前でまだ動いてる最中に出口に来る人。降りた後に駅に急ぐかと思ったら、そうでもない。変わった人、ってあんまり気にすると精神衛生上良くない、、、。 今回も東海大学前の温泉「さざんか」と定食。「さざんか」では、ガラス戸に、自動開閉じゃないから、しっかり閉めて下さいの旨の掲示がある。でも、9割近くが閉めないか、閉めてもちょこっと。うちの近くのスーパー銭湯でも多少そんな人がいるけど、2,3割。東海大学界隈って非識字者率高すぎじゃないかい、学園都市なのにと思っちゃった。まっ、多少皮肉。 前半の宮ヶ瀬→丹沢山は、結構楽しめた。その後は、雪の状態もあるけど(アルプスや奥多摩の眺望を除けばば)、今ひとつ。自分の場合、雪が溶けてどろんこ状態が一服するまでは、このコースは一休みになるかと思う。 距離は、31.8kmとしておく。コースタイムは以下。 07:54 三叉路 08:46 高畑山分岐 08:54 鉄塔近く(7-4km道標) 10:44-45 本間ノ頭 12:27-49 丹沢山 13:58-03 鬼ヶ岩 14:59 丹沢山 14:43 塔ノ岳 16:20 小丸尾根分岐 17:07-14 二俣 17:48 大倉