奔車紀行

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湘南国際マラソン

今日は超久しぶりのマラソンレース。第6回湘南国際マラソン大会、フルマラソンに出場。10数年ぶりくらいのレースで、膝の故障の後に少し走れるようになって、やっとレースに出ることが出来るようになったことに感謝。

 

記録はベストの頃からすると1時間くらい遅くなってる。頑張ればこれからタイムを短くできるかもと思いつつ、故障再発が怖いのであまり無理することなく記録向上を意識するつもり。

 

ちなみにラップは以下。折り返しからは失速。

10Km 0:54:52

20Km 1:49:35

30Km 2:55:21

40Km 4:11:36

ゴール 4:26:45

 

前日から、あまり寝付けず。結局4時くらいには起きて準備することにした。ただし、7時くらいには二宮駅とか大磯駅に着いておくべきとの案内だったので、体を慣らしたり混雑避けるためには、悪くない起床時間。

 

小田急の大和から藤沢に向かったけど、結構ランナーが多かった。でも、あまり会話する人もおらず、目をつむると普段の早朝電車と変わらず。ちなみに藤沢では、ランナー姿の人達でJRの乗り換え口ではない方向に向かう人達もいて、最初その人達の後を追いそうになった。別の大会でもあったんだろうか。

 

大磯駅から歩き。ウィンドブレーカー着用だったので、歩くと少し暑いくらい。1,2週間くらい前から防寒をどうしようかと天気予報が気になったけど、少し暑さ対策を気にしておく位の暑さになったようだ。また、会場到着前に、ちょっと公園のトイレ利用。

 

前日にゼッケンを装着してバッグに。会場でスパッツとゼッケンつけたタンクトップを着てレースへ備えた。ちなみにICチップも前日に靴に装着。駅までとか駅からも、ICチップ付きのレースの靴で歩いた。会場で履き替えたりICチップつけても良かったんだけど、針金で止めるタイプだったこともあって、事前に実施してた方が良さそうと思ったため。(でも結構頑丈だし歩いたり走っても違和感少なかったので、次回は会場での装着でも慌てたりすることは無さそうだ。不測に備えてなら、自分ちの針金持参で大丈夫そうだし会場にも用意されているかも。)

 

ポシェット持参でのレースで、中身は大ジェル1つと、小ジェル2つ。飴やキャラメルが数個。インドメタシンとオロナイン軟膏、バンドエイド、下痢止め。ただし、ジェルは少量しか口にしなかったし、飴も3粒ほど使っただけ。インドメタシンは数回利用した。

 

自宅で既に踵と乳頭にバンドエイド、足の指にテーピングを施した。レース中に少し気がついたけど、足の左の人差し指に”豆”が出来てた。レース中に治療するほどでもなかったけど、次のレースではもう少し念入りにしてた方が良さそうと反省。

 

会場は大磯ロングビーチ。今まで2回くらい行ったことがあるかな。ただし、その近くの国道1号線はサイクリングやジョギングで何度も通っているので、気分的には楽。ちなみに写真は、次のも含めて携帯電話での撮影。

 

最初受付はどこかなと探したけど、受付は無し。案内のどっかで読んだ気もするけど、ゼッケンやICチップも送られており多分無いのだろうと考えた。(多少時間の余裕はあったので、人の流れで受付を知っても大丈夫と。天気も良かったので気分的には楽。)

 

写真では人が混雑しているようには思えないけど、更衣室(テント)は既に人で一杯。待ったり奥まで行くのも面倒で、外で着替えた。インドメタシンを塗ったり、少しジェルを飲んだり。後はトイレ。ちなみにトイレにはカーテンタイプもあり、そっちが効率良いと少し感心した。久々のレースなので、自分が知らないだけかもしれないが。

 

開会式を少し聞いて、その後の人の流れに合わせて待機場へ。最初DEFの人達の隣がCのグループと思ったら、A~Cは、スロープを越えた別の広場とかスロープ上だった。グループの表示とA~Cの場所を示す矢印掲示が近かったのと矢印が見えにくかったため。案内をよく読めば分かっただろうけど、最初少し混乱。

 

20分以上、スロープ上で待機。脇にガードレールがあったので、それを利用してストレッチしてたら、見知らぬ人が真似ようとして「やっぱ固いな~」と。その人は上手く足が上がってなかった。

 

多少トイレが気になって、スタート直前の移動の際に駆け込んだ。(なお、結果的には、コース上のトイレにはそう多くの人が並んでいることもなく、スタート直前でトイレに焦る必要もなかった。)

 

スタート地点まで少し距離があったしスタートまで少し待機してたけど、(寒くなかった事もあって)丁度良いウォームアップになった。ゲストとかがいたけど、あまりはっきり見えず。前の方を気にしながらのスタート位置通過だったこともあり、そこでもあまり見えず。

 

なお、スタート待機の時に回りを見たら、ペースメーカーのランナー。風船つけた二人組で、3時間半の掲示。その時とか数キロくらいまでは、(復帰後初レースなので)あまり引っ張られないようにと思ってたけど、段々離されていった。

 

そこそこ暖かかったこともあり、自分も周りの人達の格好はそれなりのランナー姿。走りも皆さんサマになってた。その意味でも、前半は気分よく走れた。(って、人の走りのフォームを云々出来る立場じゃないんだけど。また、ゴール後に思うに、ベストの頃から1時間も遅くなってて回りの人のフォームがサマになってると思ったので、自分はスピードを全く意識しない走りになっているのかもしれない。) 

 

コースは、サイクリングなどで何度も通っているので、そちらも気分的に楽。直線に近いし、高低差も緩やか。ただし、レースになり疲れてくると湘南大橋程度の勾配でも上りはきつかった。

 

給水所での水とかバナナなどは重宝した。レーズンとか塩とか飴は、各々1回づつの利用だったけど、気分/味転換になって良かったと思う。また、1回だけ沿道の私設エイドステーションで、”オレンジ”をご馳走になった。いや~、美味しかった。ありがとうございました。

 

25キロ過ぎくらいから、少し歩きが入るようになった。「やっぱ駄目か~」と内心で。そんなに練習してないし、寄る年波というのもあるだろうと思うようにした。当初4時間切れればいいな~と思ってたけど、30キロくらいからは、4時間15分も無理そうで、30分は切りたいな~へ。

 

ちなみに、25キロ過ぎくらいでトイレへ行ってコースに戻ろうとしたら、TVクルーの係の人が「インタビュー良いですか?」と。どうやら地元CATVの人達だったみたいだ。良いですよと返事して、女性アナウンサーとやり取り。10年ぶりくらいのレースだとか、湘南国際は最初だけどエイドステーションもしっかりしてて走りやすいとか答えた。その後、レースに復帰して走りながら、レースに出られるようになって嬉しいとかを涙声で言えば良かったかなとか、湘南国際は富士山に向かって走るので最高とか言えば良かったとも思ったけど後の祭り。というか、やはりレース中だと頭の切替が難しい。

 

また、その少し先に、沿道で自宅の近所の人を発見。走友会のノボリを立ててたので応援だったのかもしれない。それにしても、普段は走友会のメンバーなり関係してそうには思えない人。走りながら声をかけようかと思ったが、最初ノボリもはっきり見えなかったり勘違いかもしれないと思って過ぎてしまった。まっ、次回会ったときにでも聞いてみるつもり。

 

前半もそうだけど、カメラ撮影ポイントでは、ついついピースなどでポーズ。30キロ過ぎくらいからは、カメラ撮影ポイントのちょっと前やポイント過ぎてから休憩して、撮影ポイントの辺りは走りというケースが増えてしまった。ある意味では絶妙なエネルギー注入。ほんとに元気そうに走ってたか、撮影結果がちょっと楽しみ。

 

係の人や沿線の応援も励みになったけど、後半はやはり疲れが。係の人は「お帰りなさい」と言う人が少なくなくて、ある意味気分的には楽。最近は「お帰りなさい」は多いのか??

 

終盤になると、道路脇にうずくまってる人とかその介抱をしてる係の人もチラホラ。救急車や消防車も2,3回見かけた。多少暑かった範疇に属するかもしれないけど、平均的な気温の寒さだったり、あるいはさらに高温になったりしたときのことを思うと大会運営も大変だな~とつくづく思ってしまった。AEDを背負った自転車の人も多かった。ちなみに、AEDのケースって結構スマートになったような気がする。ウェアなどとマッチしてるように感じたからだろうか。

 

後半では所々で、消炎剤(サロメチールなど)の臭いのきついところがあり、ちょっと面白かった。風が弱かったのか、臭いがこもったような感じ。また、臭いをかげば少し足の痛みが治るような気もするけど、さすがにそれは錯覚。(私設エイドのようにして、知人外の人にサービスしてるように思えたところもいくつかあったように思う。)

 

それにしても、大磯プリンス→折り返し→大磯プリンス(ゴール)のきついこと。6キロくらいなのに、10キロ以上に感じた。沿道の声援もあるのに元気になれず、走力の衰えを感じた次第。

 

さすがに残り1キロくらいはノンストップで走ることができて、ゴール直前の上り坂やフィニッシュも気分よく走ることができた。久しぶりのレースで達成感あったけど、行動なり外見では淡々としたもの。ベルトを受け取って、ICチップを外してもらって、、、。ベルトやチップ外しの人って、ゴールに近い人は超忙しいのに後の方の人はさほどでもなくて、仕事などでも似たようなもんかとか均一化する方法はあるのかな~とか、しょうもないことを考えてしまった。そのせいか、チップつけてる左足を出すべきなのに、右足出して「あっ、ゴメン」。

 

それなりに汗をかいたり給水ポイントで水を浴びたこともあって、更衣室で着替えた。更衣後に10数年くらい前でのパソコン通信Niftyのマラソン知り合いの人にばったり。数回程度レースや練習で一緒になったことがあった人。Niftyでのメンバーでユニフォームを作り、それを着用してたので判明。実は、レース直前に目に止まり、スタート後3,4キロでレース中に声をかけた。着替えの直後でも再会したので、「またどっかのレースで逢うかもしれませんね」と言って別れた。懐かしかった。

 

その後会場をブラブラしたり、フードコーナーで、一人で生ビールで祝杯。Twitterで祝杯の旨を述べたらTwitter知り合いから反応あったけど、タイムラグで会場を後にしてから気がついた。別の機会に祝杯することになるのだろう。

 

フードコーナーから1号線へ向かったけど、結構バスがいた。ところがバスの発着場へは大回りする必要がありそうで、バスは諦めた。あるいは、1号線のところから川沿いに進んでも行けたもしれないが。帰りも大磯駅まで歩きにした。さすがに疲れてて、歩きながらバスを利用した方が良かったかなと考えた。バスの便が良くないと思っていたためだけど、次回はもう少し案内の冊子を読んだり掲示に注意しておこうと思う。

 

ほんと冒頭に書いたように走れたことに感謝だし、係や沿道の人にも感謝。

 

 

なお、大会運営の人が目にするかもしれないと思って、ちょっとした提案なり意見をいくつか。

 

RSS配信など情報共有への工夫が見られるので、どうせならTwitterハッシュタグを設定(公式タグの明示)すると面白いと思った。

 

・公衆トイレの利用がOKなのかが分かりにくい。”公共での排泄”禁止って、道路とか更地へのことのようだ。公衆トイレの利用はOK。(店の人がOKならコンビニなどもOKと思える)

 

ホームページや大会要項小冊子には「用を足す際は必ず仮設トイレ、公衆トイレ等の施設を使用してください」と黒字で書かれていて、「公共の場所で排泄行為」が赤字なので少し分かりにくい。”必ず仮設トイレ、公衆トイレ等の施設を使用”の部分を太字にしたり赤字にしたら分かりやすいかと思う。(って、何度か参加してる人達にはわかりきってることかな。)

 

・A~Gのコース別整列って、少し徹底した方が良さそうに思った。スタートして数キロの間でも大きなスピードの差で接触しそうな人達がチラホラ。

 

・こちらの勘違いかもしれないけど、給水所で水とゲータレードの区別がしにくかった。水を浴びようとしたらゲータレードだったことがあった気がする。コップで区別できない時があったように思う。

 

・会場メインとフードコーナーなど2階というか上の方の位置関係が会場図で少し分かりにくい。大磯ロングビーチを含めた会場の様子の写真が、大会要項の中にあるとありがたいと感じた。

 

・帰りに気がついたけど、上の方のトイレ(あるいは出店エリア)のちょっと先に、洗面所(鏡とちょっとした水蛇口)があった。案内図などに掲載されておらず、図にあった方が良かったと思う。やはり、少しでも水で汗を流せるのはありがたい。

 

・荷物袋のことがホームページでは会場で渡すとなっている部分(多分NEWSで)もあり、少し混乱。

 

・フーズコーナー近くで座る場所が少ないし、結構混雑。出店側の反対側にいくつか席を用意して出店側の席は少なくても良さそう。

 

・フーズコーナーでの分別回収所が分かりにくかった。大会本部近くの階段からフーズコーナーに寄ったせいもあるけど。ミニバルーンをつけるとかテントの色を奇抜にするとかしてもらえるとありがたい。

 

 

補足:結果が公表され、正式タイムは以下。自分の計測では、ゴールは44秒だったけど、正式記録の45秒に修正。

 

順位 ナンバー  記録(グロス)    ネットタイム

4633 3137   4:26:45  4:24:15

 

 

<<ブログ移行に伴い、写真は以下に>>

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