奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

湘南国際マラソン 4時間切れずに散々

今日は湘南国際マラソンのレース。結果は手元の時計(グロス)で、4時間19分19秒。昨年の湘南国際マラソンよりも遅くて、散々だし色々反省点あり。

少し前の天気予報じゃ金曜日の夜から急に冷えるとのことだったけど、雲が多くて気持ち的には急な冷えというほどでもなかった。4時くらいに起きたけど、準備や多量の食事で6時少し前に大和駅小田急線はそうでもなかったけど、東海道線がめちゃ混み。

大磯駅から会場までは徒歩。無料のバスが出てて?? どうも自分が案内を読んでなくて、二宮駅からも大磯駅からも、無料バスが往復路とも出ていた。復路だけの運行は会場→大磯港のバスのみだったようだけど、会場→大磯駅も復路だけと思ってた。ただし、ウォームアップやトイレの関係で、当初から会場まで歩くつもりではあったけど。

会場前の交差点で、NHKの腕章付けた女性二人。BSでの放送の関係だろうと思ってたら、(青信号だったけど、)横断歩道から斜め方向へ。普段だと許容範囲だろうけど、ランナーとか関係者が歩道だけを利用してたのでなんか目立ってた。ちなみに、番組は、BS1「ラン×スマ」という番組で、12月2日と16日の21時からの予定。

着替えや荷物預けはすんなり。というか、ちょっと着替えをゆっくりにしたり行動食を口にして時間調整。格好は、タンクトップ+アームウォーマー+手袋、下は長めスパッツ。小さめのウェストポーチに、小容器に入れたバンテリンとオロナイン軟膏、アミノバリューサプリメントタイプ、クエン酸系飴、正露丸。今回はカメラは入れず。最初は手袋着用したけど、最初の頃とゴール近くの頃だけ着用。

整列時間の最中にトイレに列んだけど、これがやたらと時間がかかる。当初はブロックでの相当前の方になるよな~とか思ったけど、トイレ終わった頃は時間的には移動開始の直前。結構グループの中では後の方になってしまった。

スタート位置への移動でも、ちょっとジョギングモード。途中でピストルなったからスタート?と声を出してしまった。車いすの部のスタートだったみたい。

スタートも、まあまあズムーズ。行きの湘南大橋もさほど負担に感じなかった。風も少しはあったけど、寒くなるほどでもなかった。少し向かい風に思えて、折り返し後は追い風になるのかなラッキーとか思った。(実際は無風に近かったり、風向きは時々変わったのかも。)

寒さについては、アームウォーマーが有効だったように思う。時々短くしたりして調整。昨年の湘南国際マラソンのTシャツ着て走っている人で、汗で所々白くなってる人も見た。その意味では良かったんだけど、普段お腹の冷えを防ぐために時々オロナイン軟膏とかを塗るんだけど、そっちが疎かになって少し腹部を冷やしたように思う。

知り合いが、折り返し辺りで見物してから境川をジョギングするつもりを聞いていて、ちょっと探したけど見当たらず。(レース後に、時間を間違えたとのつぶやきを読んで納得。) なお折り返しの後が向かい風で、予想に反して?? 富士山も見えずがっかり。その時は、寒さはアームウォーマーを調整して大丈夫に思えたけど、ゴール後に考えると、疲労が蓄積しだして少し精神的に悪い方へ考えが行ったのかも知れない。

30キロくらいまで、キロ5分で刻んでいた。行きの茅ヶ崎公園の給水所だったと思うけど、そこで水とアミノバリューサプリメントタイプを摂取した以外は、特に立ち止まること無し。当初、少しスピード出し過ぎかと思ったけど、その後もきついと思って少し軽めにした後に再度踏ん張ろうとすると踏ん張れたので、行けるかもとそのまま。復路での湘南大橋前で少しストレッチとかしたけど、大橋の上りは休むことなく登れた。その後、少し休憩する羽目になったけど、去年は復路の大橋の上りで何度も休んだので、昨年よりはましかなの気持ちだった。

また、30キロくらいまではキロ5分でのトータル時間の目安(早い話、5*40などの分から時分への換算)を計算するのがそんなに億劫じゃなかったけど、30キロを過ぎると段々計算できないというか億劫になってきた。5*32とかの時分換算や、それに対する今の遅れを計算しようとするけど、すぐ止めてしまった。これは後述。

大磯港の手前だと思うけど、上りから段々休み休みが増えてきた。膝そのものの痛みは少なかったけど、膝の上の筋肉とかに疲れ/痛みが蓄積されてく感じ。こっちの言うことを聞かない。他に左足の足底にマメがあるような感覚も気になった。

スタート地点の大磯ロングビーチにはそこそこの大きさのバルーンが登ってて、大磯辺りになると少し離れてても分かる。その大磯くらいにさしかかると、手先が震えだした。低周波治療とか電気風呂でブルブル震えるけど、それが両手に。最初、寒さによるものかなと思ったけど、手袋はめてみても収まらない。肩や肘とかはさほど寒くないので、変だな~位に思った。走ろうとしても、手先の震えで少し体も震えているように感じて、ガードレールを掴んで2,3メートル歩く状態。

もうその頃になると、4時間未満でのゴールも諦め。せめて昨年の湘南国際の4時間15分を切ろうと思うけど、少しジョギングしては歩き、そしてまたジョギングするの繰り返し。40キロくらいまでは、長いジョギングでも300m位だったか。短いと50m位。

湘南国際マラソンのコースは、スタートの大磯ロングビーチまで戻って、少し先で折り返して大磯ロングビーチがゴールだ。復路で大磯ロングビーチのスタート地点の辺りを過ぎるのが37キロくらい。その地点でスタートから3時間半で、反対車線を走ってるゴール直前の人達を脇目で見ながら、あの中で走れたら良かったのに~との思いが涌いた。風船を持った4時間のラビットの人にも抜かれそうな時は、元気ならついて行っただろうけど、もう諦めの境地。

折り返し後に休憩兼ねてトイレ、最後の給水ポイントで水とかをゆっくり飲んで、走り出した。40キロ過ぎたらどうにかゴールというか、4時間20分は切りたい気分にはなっていった。ゴール前1キロはノンストップで走れたけど、ゴールしても、やった~みたいな気持ちは皆無。完走メダルやゲートレイドを受け取ったり、計測用チップを外してもらったけど、余りニコニコ顔でなくて済みませんでした、、、、。

その後は、着替えて、大磯港へのバスに乗車しようとバスの発車場へ。救護所の人に手の震えのことを聞こうとしたけど、ゴール脇の救護所はちょっと慌ただしそうだったので諦め。バスの発車場の近くにも救護所があったので、そこで聞いた。最初男性に聞いたら、脇の方から女性の人が声を掛けてくれた。再度説明して熱中症や(反対に)低温症ですかねと言ったら、「酸欠かと思います」と。自分で思いたたることあって、どおりでという顔をして、お礼を述べてバス発車場に向かった。

(普段でも)呼吸が浅いことが少なくない。直接関係しないけど、歯医者さんでの歯石取りでは鼻から息をせずに口で息をすることが多いでしょうと言われた。後、時々喉が痛い(鈍痛)ので、口から息をするのも浅くなってると思われる。他に、当日喉の関係で飴を何度か舐めながら走ったのも息を浅くしたと思われる。さらに、アミノバリューサプリメントタイプの3つ目だったと思うけど、給水所の水の所を通り過ぎてしまい、粉末をそのまま口にふくんだ。唾液で潤すことになるけど、それも(自分の場合はさらに)息を浅くしてしまったと思われる。他にも鉄分不足や急激な運動でも酸欠は発生するようで、その2つも多少関係していそうではある。

思うに30キロあたりからの時間計算が億劫になったのも、軽めの酸欠のせいだったのかも知れない。ついこの前、ヘリオス航空522便墜落事故のことをテレビで見て、何となく関係があるように思えてしまった。素人考えだけど。

ここ2,3ヶ月のトレラン練習で、坂を下った後に少しクラクラした時が2,3回あったけど、それも同様かも知れない。今度から、深く息をすることに心がけようと思う。普段でも時々意識した方が良さそうに思う。

筋肉の痛みは、ハセツネのレース後に再度ハセツネコースを走ったりしたのが良くなかったと思う。トレランそのものよりも、自分の走力に応じた距離や回数にすべきだった。また先週は、ハイキングだった。ハイキング後のメンテナンスも不十分だったように思う。

で、バスは列んでいたらすぐに来て、程良く席が埋まって発車。マラソンコースの片側を大磯港へ。バスの窓から、走ってるランナーが見える。歩いてるランナーを見て「歩いてないで頑張りなよ」と思いながらも、ついさっきの自分がそうだったのだから不思議な感覚。

大磯港では、お店がいくつか出てて、ビールや薩摩揚げなどでほろ酔い。駅の方へ帰ろうとしたら、漁協?の建物の下で生シラスを売ってたので購入。もう一度戻って缶ビール買って、芝生の方へ。生シラスが1パックとそこそこボリュームだったので、ビールをちびりちびり飲みながら頂いた。雲がほとんど無くなってて、のどかな秋だったんだけど、昨年の記録よりも悪くて気持ち的には晴れず。

食べ終わって駅に向かおうとした頃に、レースでの収容のバスがレースの最後尾の方へ迫ってきた。大磯港の方からじゃ、海上の道路の坂にバスが段々姿を現してくる。1台、2台、、、計6台。収容する人がいたのか、先頭が停まって、6台が数珠。

駅とのシャトルバスといい、今回はマラソン大会でのバスの運行には感心した次第。マラソン大会運営なりプロジェクトは、改めて大変だろうと思うし参考になるものが少なくないと感じた。さらに、バス会社の対応なども参考になる気がしてきた。

当初、茅ヶ崎などのスーパー銭湯などに寄ろうかと考えていたけど、大磯港でそこそこ飲んだので直接自宅へ帰ることにした。ほろ酔いではあったけど、気持ち的には晴れ晴れとはならず。来年の東京マラソンは落選なので、今シーズンの大会はこれで無し。酸欠など、反省点がいくつか見つかったので、来シーズンにはせめて東京マラソン時の3時間45分を切るようにはしたい。

さて、湘南国際マラソンの運営などで感じたこと。

・トイレが少なすぎ。

個数自体はそうでもないかも知れないし、女子専用→男女兼用へ臨機応変に対応するなどをしていたようだが、、、、。東京マラソンでの一部のように、男性の場合のドアが開きっぱなしのトイレタイプとか、立ちションタイプのトイレを利用も考えて欲しいものだ。

・バスの案内

見返したら、大会パンフに同梱されてた周辺規制図でのバスの発着は分かりやすかった。発車場が2つあるなど。ただし、会場の特に出店エリアやその前の階段の案内が分かりにくかったと思う。矢印がどちら方向なのか?? あるいは、規制図では帰りのバス発車場への道順が分からない。

メインエリアとかに、発車場が2つある旨、その上でどちら方向かが分かると良い。あるいは、規制図に帰りのバス発車場への道が書かれていると良いかと思った。

・ゴールの時間表示

勘違いかも知れないけど、ゴールでの直前の選手から見える時間表示が2分ほど進んでいたように思う。ゴールして振り返って見える方の時間表示は正しかったと思うけど。

手元の時計でのラップタイムは以下。

05km 0:26:17

10km 0:52:32

20km 1:40:46

25km 2:07:50

30km 2:35:45

35km 3:13:15

40km 4:03:30

42.195km 4:19:19

散々で悔しさの残るレースだった。もし手頃なレースがあったら、今シーズンにチャレンジしようとは思ってるけど見つかるか?? 気持ち的に収まったら、来シーズンに向けて反省点を克服していくつもりだ。

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