奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

石尾根(奥多摩-雲取山)ピストン再チャレンジ

今日は、先月の石尾根(奥多摩-雲取山)七ツ石山でリタイアのリベンジ。今回は天気予報も以前より把握に努め、昨日のお天気お姉さんの「明日は今日より安定するでしょう」の言でリベンジ結構を判断(したようなもの)。

早く起きたつもりだったけど、奥多摩駅到着は9時過ぎになってしまった。(途中八高線の冷房というか風が強くてちょっと驚いたり、ホリデー快速だったので”御嶽駅”で降りる人達を見ながら「あっ、『大人の山歩き』の御岳山のレンゲショウマを見てから来た人も多いのかな~」とか思ったりした。)

今回は、上はタンクトップ、下は長めスパッツ。ストックとウェストポーチは持参せず。水は、350mlと500ml*2。往路の鷹ノ巣山避難小屋近くの水場で、350mlと500mlを補給。後述するけど、復路は補給せず。食べ物は、おにぎり3つの他は、アミノバリューサプリメントやら羊羹や飴類。

 

自宅からの駅までとか奥多摩駅から少し走り出して、少しけだるさを感じた。おかしいな~と思ったけど、昨日の就寝が0時少し前で、結果的にちょっと寝不足。また1缶だけど、ビールを飲んだのも芳しくなかったようだ。(それら自体は差ほどでもないだろうけど、夏の疲れが溜まりつつあって追い打ちの格好になったのだろう。)

f:id:honda-jimusyo:20200920172759j:plain
羽黒神社へ直接向かわずに、アスファルト道路をそのまま上に向かってみた。一応道標では六ツ石山などへの道はアスファルトの方。 少し行くと、写真のような案内。結局、羽黒神社の前に出る。登山地図などで再確認してみると、この分岐を過ぎてずっと進むと、三木戸林道経由で尾根に出るしかないようだ。

f:id:honda-jimusyo:20200920172841j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172921j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172736j:plain
途中で見かけたキノコ。他に椎茸っぽいのとかも生えてた。 右の2つは、木の根の道。行きも帰りも、この部分は注意が必要な分、結構キツイ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172739j:plain
マルバダケブキ。雲取山の近くでも結構咲いてた。 個人的には、足とかで擦れて嫌な思いが少なくないので、余り好きでもない植物。ただし今回は結構綺麗で、咲いてる時は別格か。

f:id:honda-jimusyo:20200920172743j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172747j:plain
鷹ノ巣山避難小屋近くの水場。生き返った~。 ちなみに、以前どっかの書き込みで、”ミミズ”(死骸?)がいるのを目にしたと思った。目を凝らすと見つかった。なんか木の板でもあれば掃除しても良かったけど見つからず。今回はジョギング用手袋してたので、手袋使って掃除しても良かったろうけど、やっぱ冷たすぎで断念。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172750j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172754j:plain
まき道利用。 走りやすいところが少なくないんだけど、頭がボーッとすると、「あれっ、さっきも通ってない?」と思うことも。往路はそうでもないけど、復路になって疲れも溜まると辛く感じるときが出てくる。

これ以外に、木の枝がせりだしてるところが何カ所もある。しばらくの間少し腰を屈めて通過することになり、特に復路の時には腰や足の筋肉に堪える。

f:id:honda-jimusyo:20200920172802j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172806j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172810j:plain
マルバダケブキ群生の箇所。もうそろそろ七ツ石山かなとか思って、あれっそんなところあったけ? 案の定、峰谷との分岐箇所で、七ツ石山はずーーーーっと先。

f:id:honda-jimusyo:20200920172814j:plain
七ツ石山から、向こうに見えるのが雲取山。 14時ちょい前だったけど、余り迷うことなく雲取山/ブナ坂方向へ。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172818j:plain
ひょろひょろ木(”ダンス木”と呼ぶらしい)。ネットで何かの折りに目にしたけど、七ツ石山界隈の木と思ってた。今回ちゃんと目に出来て、少しラッキー。

f:id:honda-jimusyo:20200920172822j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172826j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172830j:plain
尾根の植物や尾根の様子。植物の名前は?? なお右の写真の箇所は一昨年の秋にも撮影したけど、個人的には秋の方が良い感じに思える。

奥多摩小屋辺りのキャンプ場は結構な人。以前もそうだったけど、登山道を塞ぐように人が話し込んだりしてるのには閉口。管理というのか小屋の人が混じってるから、なおさらに思える。

f:id:honda-jimusyo:20200920172833j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172838j:plain避難小屋。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172845j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172848j:plain
避難小屋の温度計。25℃。時刻は、15時丁度くらい。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172852j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172856j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172900j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172904j:plain
雲取山山頂。最初誰もいなくて、「ラッキー」と思った。しかし、ピストン達成の証拠写真は重要だし、今日はサングラスありとサングラス無しを撮ってた方が良いかな~と思ってた。なので、逆に「どうしよう、、、。」

幸いなことに、2人ほど山荘に直行した後で山頂の様子をカメラに収める人が現れた。お願いしたら数枚撮影してくれた。ラッキー。 おにぎりを食べながらその人としゃべった。今日はテント泊だと。以前鴨沢よりも上の方にたどり着いて、タクシーで奥多摩まで戻ったことがあったそうだ。

ちなみに、ブナ坂というか七ツ石山までに遭遇したのは10人少し。最初の遭遇は10時半くらいで降りてくる人、「頑張ってください」と声を掛けてもらっちゃった。それ以降も降りてくる人や休憩してる人で、追い抜くケースは無し。

ブナ坂~雲取山~ブナ坂での、テント場以外での遭遇は40人近くだったか。往路の途中で10人近いトレラングループと遭遇したけど、それ以外でのトレランの人はいなかった。もしかしたら、1,2人見かけたかもしれないが。なお、ブナ坂~雲取山~ブナ坂も、(3箇所とも)まき道を利用した。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172907j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172911j:plain
雲取山からの復路の様子。奥に見えるのが七ツ石山。 雲取山から差ほど休むことなく走ったけど、七ツ石山の登りが結構きつく思えてしまう。まっこれは、毎度のことだけど。

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172914j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172918j:plain
往路時に、タンクトップのウェアが少し赤っぽいので驚いた。怪我?とか思ったけど、熊鈴の”錆び”がウェアに移ったようだ。 雲取山での休憩時に撮影しとこうと思ってたら忘れてしまったので、七ツ石山の山頂で撮影した。 熊鈴の購入直後に自転車用潤滑剤のラスペネを塗布したけど用途外の使い方だし、先だっての石尾根ピストンチャレンジの際の長時間の降雨にやられたようだ。帰宅後にメンテナンスしなかったし、、、、、。うまいさび止めの方法を考えないと行けない。さび止めよりも、サビが移るのを防げれば良いんだけど。

 

復路は下りということもあり、余り長い休憩も取らずにラン。鷹ノ巣山避難小屋近くの水場に寄るか、結構悩んだ。七ツ石山の頂上辺りで、(多分)残り700ml位。おにぎりも後1つあるし、寄らずに行ってみようと考えた。結果的には丁度くらいで、ある意味(ハセツネでの装備などでの)参考になった。 出来ればヘッドランプを点灯することなく奥多摩駅までと思ってたけど、途中で諦めた。点灯したのは18時40分。木の根道の部分を少し過ぎたところ。

なお、どうもヘッドランプ点灯の時に、遠近感が乏しい。病気ではないと思うんだけど、、、、。今日はストック無しでの走りだったので、以前のピストンなどでの時間と比較してストックの効果などを再検討してみようと思ってたが、ランプでの走行を考えると自分の場合はストックがあった方が良いのかもしれない。ハセツネに向けて、再度検討しないと、、、。 (ちなみに遠近感が乏しくなるのは、光源が1つのための光学的な現象に思えてきた。確信無いし、的確に説明できないけど。)

ヘッドランプ点灯の頃の前後では、手先に少し震えがあった。ちょっとした酸欠状態になったのかもしれない。途中まで呼吸には注意してたつもりなんだけど、木の根の前などで呼吸の浅いのが続いたのだろう。湘南国際マラソンでもそうだったけど、コース8割程度でノックダウン現象になるのかもしれない。酸欠系は、気が緩んで呼吸への注意が散漫になってしまうのが原因のようだ。トレランでの中盤以降の下りでも起きる気もするので注意しておき、早めに呼吸を整えたりエネルギー摂取しなければ。これも今回で勉強(再確認)になった一つ。

f:id:honda-jimusyo:20200920172925j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172705j:plain

 

f:id:honda-jimusyo:20200920172710j:plain
アスファルト道路と登山道の分岐や氷川大橋の様子など。 真ん中の写真は、羽黒神社から下って再度アスファルトに出て少し先。羽黒神社への橋の近くに(少し上ったところ)パトカーか消防車かが何台か停まっている感じだった。写真は月と分かりにくいけど右隅の赤い点がパトカーか何か。近くまで行っても良かったのかもしれないが、こっちはヘッドランプ付けて汗だくだし、筋肉痛とかもひどくて上り方向に向かう気になれなかった。

奥多摩駅への交差点近くの交番では、登山姿の人がパトカーに乗り込んでいった。救助活動なのかも。夕方には奥多摩駅方向からのパトカーなどの音が響いてたので、色々事件・事故が発生してるんだろうと思った。(自分も転倒とか滑落とか気をつけないと、、、。)

奥多摩駅前ではトイレなどを利用して、さっとウィンドブレーカーを羽織って駅へ。ホームでジュースなどを飲んだ。下る時に、甘いのなどを急に飲むと血糖値の急上昇になりそうで、最初はお茶類にして、その後ジュース類にした。

電車に乗って、温泉とか帰りの電車を調査。河辺の梅の湯が良さそうに思ったけど、食堂の営業時間がすぐに分からない。多少悩んだけど、お風呂の時間は充分大丈夫なので、現地で聞いてもいいや位の気持ち。またそれでも、河辺駅の22時くらいの電車に乗った方が良さそうと判明した。そのため、河辺駅から少し早歩きで梅の湯へ。

 

結果的には、食堂は結構遅くまで(お風呂と同じ時間帯まで?)やってるし、電車も22時半前程度でも大丈夫と判明したけど、お風呂はさっと。ビールも1杯のみにした。(2杯目とかを急いで飲んで悪酔いするのは避けたかった。) 

ちなみに、梅の湯では個人的には気に入ってる冷や奴+イカゲソのチーズ焼きを食すことが出来てラッキー。この所、どちらかが品切れのケースが多かった。(なお、小さい子がフロアを走り回ってた。自分の席近くとか個室なら我慢できるけど、こっちはぶつかられて筋肉とかにダメージ受けるのが嫌で、席を替わってしまった。)

 

ほろ酔いで帰宅したけど、町田で乗り込んだ電車ではちょっと問題。ゲロ。花火大会などのせいなんだろう。 小さな嫌なことがあったけど、ロングランの練習になったし、反省とか今後の検討も見えてきたので良かった~。

 

なお、靴と靴下は、いつものサロモン(XA PRO 3D ULTRA 2 GTX)とX-socksだったけど、新しく買った靴のサロモンが少しきつめに感じた。買う時も、以前より少し横幅が小さくなったかなと感じたけど、なかなか拡がってくれない。前のタイプも時々履いてるけど、やはり新しい方をきつめに感じる。3,4年前に使ってたアシックスが幅広でなくなったので、サロモンにして3足目だけど幅広感が乏しくなってきた。ハセツネの時の靴をどちらにするか、悩む始末。次回ショップに行った時に、他の靴も履き比べてみるつもり。

 

距離は、カシミールでのコースを1.2倍したもので45.6kmとしておく。(ちなみに、他の人の山行記とかで40kmなども目にしてる。)

コースタイムは以下。

9:29 奥多摩駅スタート

11:05 三木戸林道との分岐

11:43 六ツ石山分岐

12:45-56 鷹ノ巣山避難小屋(含む水場への往復)

13:55-56 七ツ石山

15:02-20 雲取山

15:52 ブナ坂

16:08 七ツ石山

17:00 鷹ノ巣山避難小屋

18:01-07 六ツ石山分岐

18:23 六ツ石山分岐 (18:40 ヘッドランプオン)

19:36 奥多摩駅ゴール

 

先月の方が、六ツ石山分岐までは早い。その後は今回の方が早いけど、考えたら先月はその後雨になりそのため少しスピードダウンしている。なので、今回の方が全体的に少し遅いと考えるべき。ストックの件、昨日の疲れなどが影響してると思う。レース前は、睡眠の確保と禁酒にせねばと痛感した。

 

 

追記:ヤマレコ読んだら、昨日の16日に、奥多摩小屋の辺りに”クマ”が出たそうだ。山行記には、クマの写真も掲載されている。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-334845.html 今回は錆の関係で熊鈴は気になったし、時々手動で明示的に手で鈴を鳴らすことがあった。ちゃんとした気配があった訳じゃなかったけど、何か直感めいたことがあったのかもしれない。いずれにしろ、今後も注意しようと思う。(なお今は、ハセツネレースでは、錆の件もあって熊鈴は利用しない予定。)

©2005-2022 ほんだ事務所(honda-jimusyo) All rights reserved.