奔車紀行

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奥多摩 稲村岩~鷹ノ巣山~雲取山~石尾根経由・奥多摩駅 急登チャレンジ

今日は、先週チャレンジしようと思っていた奥多摩の稲村岩→鷹ノ巣山にチャレンジ。稲村岩は何かの折に奥多摩三大急登の一つと言われており、頭の隅にあったもの。奥多摩三大急登って定説は無く、この前上ったドラム缶橋~三頭山が入ってることもある。ちなみに以前登った奥多摩駅~本仁田山の上りが入ってる時がある。

 

稲村岩が三大急登というのは頭の隅にあったけど、奥多摩駅から遠いイメージがあった。ところが最近、バスの「東日原」から歩いてすぐの所に登山道があると判明。「東日原」行きのバス路線は百尋の滝や川苔山に行く時に走ってるので少し馴染みがあるし、コース的には鷹ノ巣山に登るので急に身近に感じた。今まで鷹ノ巣山の巻き道では綺麗な富士山を見てはいるけど、山頂での綺麗な富士山に遭遇したことが無い。それもチャレンジできるかな~との思い。(ちなみに、奥多摩で展望が開けてての山頂から富士山を見るなら、鷹ノ巣山が一番だと思う。大岳山からの富士山も悪くないけど、展望の開け度合いが断然違う。)

 

奥多摩駅を8時半過ぎのバス。鴨沢方向は臨時バスが出たけど、東日原行きは1台のみ。バスでは最初、数人立ってたかな。バス待ちで並んでいる時に、川苔山山頂に熊出現の話題をしてた。

 

バスは、案の定?、川乗橋で結構降りた。それでも10数人は座ったままで、その人達が東日原まで。川乗橋から先では急に車内が静かになって、話してるのは車掌さんと運転手さんだけという状態。(時々奥多摩駅のロータリーで見かける髪の長い人が車掌となって乗り込むことがあるようだけど、今回は違って少し残念。)

 

東日原で降りたら、皆さんさっさとアスファルト道路を登山道の方へ。こちらは色々準備しながら、相当時間がかかり、最後にスタート。もう少し早く出来ないか考えたけど、無理そう。例えばCW-Xの上に防寒のパンツ履いてバスに乗ってているが、トレランでおなじみのズボンタイプを上に着れば早くスタートできるかも知れない。でも、冬だとバス内などが寒すぎだ。(春・夏とかでは検討するかな。) あと、もう少し容量のあるリュックにして出し入れをスピーディにすればストックのセッティングなども速くなると思うけど、後はお金との相談か、、、。

 

スタート時の格好などは、いつもの冬モードで、ファイントラックの1,2,3番。そしてCW-Xタイツ。リュックにテルモスなど。耳当てや手袋(今回は登山用)はずっと装着した。耳当ては登山中に少し巻き上げることはあったけど、今日は寒くてその割合は2,3割。ストックは最初からスタンバイ。アイゼンは持ってこず。食べ物はおにぎり2個とミニチキンラーメンとミニ羊羹などの行動食。水は、ハイドレーションシステム(1.2l程度入れてた)と300ml。 (水は結果的には両方で7割程度利用。水場の利用なし。) GPSは持参して、スタートからOn。帰りの鷹ノ巣山避難小屋以降は電池の残りが少なくなって、時々Onのみへ。

 

GPSを持参したのは、初めてのルートだし、冬で日没が速くて到着予定時刻を参考にしたかったため。当初の案としては大きく2つあって、一つは鷹ノ巣山まで行ったらそのまま石尾根経由で奥多摩駅へ。もう一つは、行ける所まで雲取山を目指して鴨沢バス停へ。ただし鴨沢バス停でのバスが微妙で、16時台と18時台。さすがに、この寒さでの18時台のを待つのは辛い。あるいはバスに合わす様に下ろうにも今まで鴨沢からのスタートはあっても到着を鴨沢にしたことがなくて時間が未知数だ。どのコースを進もうにも、GPSでの到着予定時刻は重宝しそうと持参した。

 

 

バス停脇のトイレを利用して、スタート。軽めのジョギング。事前に山行記などを読んでたので、郵便局などが見慣れた光景に思えて懐かしいといった感情も出てきた。少し不思議な風情。なお、登山道への階段もすぐに分かった。ただし、前を行く登山姿の人がそのままアスファルトを進んでる。通行止めとか発生してるのかと思ったけど、それらしい掲示も無いので、階段方向へ。(最初、鍾乳洞などへ向かってるのかな~と思ったけど、色んな登山ルートがあるし、今回ちゃんと知ったけど雲取山へのルートもあるようだ。)

 

一旦下って、橋で川を渡ったら、登りの開始。稲村岩の脇が沢になってる所や稲村岩からの少し上でなだらかな所はあるものの、登り一本調子。後半では、曲がることなく直線的に上る所もあって、そこそこしんどい。早歩きした所もあったけど、ほとんど歩き。走るなんてのは、自分には無理だった。

 

 

稲村岩の頂上には行けそうで、道標もあった。ただし、道標からすぐに岩場。自分は、ちょっと行ってみるか位の気持ちでリュックを背負ったままでストックを使いながら行ったけど、時間がかかりそうで途中で止めた。なお、その後の道標に戻る時に岩場を下る事になったが、ストックを持ってて動き辛い。道標の所に、リュックも含めてデポした方が良いだろう。

 

稲村岩の道標からは、淡々と登った。途中でソロの人と4人グループを追い抜くことになった。同じバスだったろうから、相当早い人達だと思う。雪も少し厚いところが出てくるし、霜柱というか凍土のところが増えて行った。土にストック立てようとしても、少し高めの音がしたり、ちょっと位では突き刺さらなくなったりしていった。

 

鷹ノ巣山から降りてくる女性がいてアイゼンを装着していた。「雪深いんですか?」と聞いたけど、慎重なのでと言われたような、、。動きもちょっとたどたどしくて、超慎重派なんだろうな~と、その時は思った。(帰路での電車かお風呂で、ふとその事を思い出したけど、彼女はストック無しだったと思う。アイゼンなんて不用と自分では思っていたけど、影の所や下りで少し滑りそうになった所はあった。一番滑りそうになって驚いたのは、七つ石山→ブナ坂への下り。それを考えると、鷹ノ巣山→稲村岩は、急勾配の下りなので注意が必要だ。ストック無しの状況でアイゼンを持参してたら、装着した方が無難かなと思えてきた。逆に、せめてストックは持っていった方が良い。)

 

 

鷹ノ巣山山頂への到着は11時20分。稲村岩の道標を過ぎてしばらくして、GPSで12時前に山頂に到着しそうと分かってたので、雲取山方向に向かおうと意識していてほとんど休憩無しで歩いた。鷹ノ巣山山頂ではちょうど風も出てきて、とても休憩する気分になれず、避難小屋方向へ急いだ。

 

避難小屋方向に向かう下り坂では、雪の花?が綺麗だったけど、凍土になってて時々ズボッ。避難小屋でオニギリ休憩とトイレ利用して先に進んだけど、登山道(巻き道)では所々に雪があったり、時々凍土でズボッが発生。そして、落ち葉の深い箇所も。落ち葉が深い事自体は悪くないけど、その下に石があることがあって、そう安穏としてはいられない。それらで、コンスタントに走れるわけでもなかった。

 

七つ石山が12時40分前。写真撮影した程度で、雲取山方向へ。GPSでの雲取山到着予想が13時少し過ぎだったかと思うけど直感でそれは無理そう。でも、行ける所まで行って、鴨沢ではなくて石尾根経由での奥多摩駅方向にしようととの思いになってきた。その方が慣れてるし、トレーニングになるかなとの思いになってきた。

 

七つ石山からの下りで2,3箇所滑りそうになって、稲村岩での尾根での下りの女性の事を思い出した。自分の七つ石山からの下りでストック無しだと、尻餅くらいはついてたと思う。

 

ブナ坂過ぎて上りになると、雲取山到着予想時刻が13時から段々伸びていく。気分的に、少しづつ不安になっていった。念のためだけど、ヘッドランプは予備もあるので遅くても構わないけど、季節は冬だし登山道が所々滑りやすい。後述するけど、できればヘッドランプ無しで通過したい林の箇所がある。

 

せめてカラマツの多い尾根の所までと思って進んだ。ただし、その場所が結構ブナ坂に近い所と思ってたけど、実際は雲取山避難小屋のすぐ近く。なので、まだかまだかと思ううちに、時間がどんどん過ぎてしまう。いや~、少し反省。

 

風がないと暖かいというか走っていたら暑いくらいだったけど、風がでてきたら寒い寒い。しかも急に突風のように来るから温度調節がちょっと面倒。ファスナーを首の上の方まで閉めるのとそうでないのとで、こうも温度の違いを感じるものかと初めて体験。なお、リュックのチェストストラップと服のファスナーとが絡むというか、上手く操作できないので、ファスナー側を少し延長するとか考えようかなと思った。

 

結局、カラマツの多い尾根の所まで行って、写真撮影して折り返し。急いで七つ石山、石尾根に向かった。

 

GPSをセッティングしなおして、到着ポイントを奥多摩駅に。しばらく走ったら、17時くらいを示したので、一安心。ところが、七つ石山への上り坂辺りで見たら、到着予想時刻が20時とかを表示して、結構焦った。そのためもあって、それからもコンスタントに走るようにした。

 

帰りでの休憩は、避難小屋での2度目のオニギリ休憩。ミニチキンラーメンなども。また、トイレ利用。それ以降は、ハイドレーション経由の水分補給は時々行ったものの、行動食摂取も数える程度。

 

巻き道からの富士山が朝より見栄えが良かったり、珍しく野鳥をカメラに収めることが出来たりもあったけど、とにかく先を急いだ。また、GPSの電池残量が少なくなって、避難小屋からはGPSを時々Onするようにした。なお、不思議なもので、GPSをOnしてしばらくして到着予想時刻とかが算出されてるように思った。GPSの捕捉をせずに算出しているような、、、。また電源Offしても、ジャイロでの距離とかはある程度累積させてるのかもしれない。さすがに後者はまさか~とは思うけど。

 

 

できればヘッドランプ無しで通過したい林は、三ノ木戸林道との分岐のしばらく先にある。その直前の狭い道が少し凍って滑りやすくなってたし、林の中が目を凝らすと見える程度で、時間的にぎりぎりセーフといった感じだった。(ここは登山道が結構えぐれてて、普段でも滑りやすい。上の方は通れるけど、木の根が結構むき出しで引っかかりやすい。)

 

目を凝らすと見えなくはないけど、念のために林の中はヘッドランプOnにした。なお、ヘッドランプだけで進むのと、夕暮れで周りが見えてるのとでは全然違う。今回は周りが目で見えてたので気は楽。ヘッドランプは林を出てOffにしたけど、しばらくしたら、今度は深い落ち葉。進みにくくいし、一瞬登山道を見失いそうになって、焦った。その後はすぐ暗くなった事もあって、ランプOn。

 

奥多摩駅に方向に近い所でもうっすらと雪があって、こんな所にもと驚いたりした。それでも、まっトレーニングと割り切って、(そうスピードは出せなかったけど)登山等やアスファルト道路をラン。

 

羽黒三田神社の直前では、熊出現の掲示に驚いて、時々2つのストックをカチンカチンと鳴らす事にした。熊鈴は持参したけど、小さなタイプ。朝の川苔山の事もあるので、次回から中サイズの熊鈴にしようと思った。

 

神社からのアスファルト道路も(照度は落として)ヘッドランプOnでジョギングモード。途中で、工事でのランプ点滅があったので少しスピードを緩めたけど、なんか変。過ぎる時に分かったけど、まだ人が作業してた。普段の昼間だと声掛けしたり声掛けされたりするけど、夜間のランプを向けるわけにも行かないので無言で通り過ぎた。

 

奥多摩駅到着は17時半過ぎ。人は皆無で、着替えなどはゆっきりできた。

 

 

奥多摩駅から河辺の「梅の湯」へ。電車の中で急に悪寒があり、気分がすぐれない。軽い吐き気も。なんでだ~とか思って、急な低血糖?とか考えて(そんなので改善するとは思わないながらも)キャラメルなどを口にしたけど、あまり変わらず。そういえば何年か前の夏にも近いことがあった。夏の時はジュースをがぶ飲みに近くて、逆に高血糖と思ってた。それらよりも軽めのは何度か体験。

 

ふと、奥多摩駅や電車の中での”水”が原因かもと思えてきた。少し体が冷えてるのに、さらに冷たい水。今回はさほどの量でもなかったけど、体にダメージがある分堪えたんだろう。テルモスのお湯が残ってたので、少し口にしたら落ち着いてきた。良かった~。夏場でのそれは、運動後の風呂上りで、少し冷房してた。そこに結構多量のジュースだったので堪えたんだと思う。理由とかが分かって、少しほっ。(運動後のビールではあまり起きないのは、外気がそこそこ暖かかったり、皆での宴会ではウェアを着てたり運動直後から少し時間が経過してるからだろう。)

 

河辺の駅前では選挙活動。露天風呂からも選挙演説が聞こえて、色々思うことはあったけど割愛。

 

「梅の湯」の食事は美味しかったけど、以前からメニューで気に入ってた”イカゲソマヨネーズ焼”は無くなっててちょっと残念。最初生ビールにして、2杯目は杏酒にした。メニュにはソーダ割りなどが書いてあったけど、「お湯割りできます?」って聞いたら、当然OKみたいな受け答えで、お湯割にした。ただし、杏自体が風味が少ないせいかズンと来る印象はなかった。(まっ、本来梅も似たようなものだけど、梅酒は梅酒でお酒としての風味が確立してる感じかな。)

 

 

雲取山の山頂にまでは到達しなかったものの、奥多摩三大急登の1つの稲村岩コースも踏破したし充実した1日だった。イメージ的にはコンスタントに歩いた/走った1日だったと言える。雪や凍土、落ち葉でさほどスピードを出さなかった事やハイドレーションシステムで小まめに(あるいは少量づつの)給水が良かったのかもしれない。ハイドレーションが良かったのかもと思うのは、この前の高尾山-陣馬山の時もそう感じたので、ちょっと気に留めておくつもり。

 

距離は37.7kmとしておく。コースタイムは以下。

09:14 東日原スタート

09:52 稲村岩分岐

11:20-23 鷹ノ巣山

11:32-35 避難小屋

12:37 七つ石山

12:46 ブナ坂

13:35 折り返し(雲取山直前)

14:06 ブナ坂

14:19 七つ石山

15:08-22 避難小屋

16:20 六つ石山

16:34 三ノ木林道分岐

17:34 奥多摩駅

 

 

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