今日はリベンジのつもりで、東海大学前~弘法山~大山のピストン・トレラン。登山道で、MTBでのトレーニングやボッカの練習?の人、ロードバイクにも遭遇するという、ちょっと貴重な体験も。
以前の東海大学前~大山・蓑毛越までのトレランでのピストンは、本来は大山まで登る気もあったけど、前日の疲労などで蓑毛越までになってしまった。一昨日金曜日と昨日土曜日の夜が宴会のため、土曜日も日曜日も軽めの運動のつもりだった。日曜は走るにも軽めに(時間かかって良いから)して、天気予報が雨で雨中ランにして、東海大学前~大山をリベンジしようかなとのプランが浮かんでは消えていた。土曜日の昼には結果的に軽めのサイクリング。土曜日の宴会でそこそこ飲んだけど、ほとんど焼酎にしたせいか日曜の朝には余りお酒が残っていない(気がした)。ということで、トレラン決行。
朝から少しぱらぱら降ってたけど、駅まで傘は不要だった。逆に、海老名からの小田急の車窓から見える天気が、良い方向になる気配。良かった~と思ったり、せっかく雨中トレーニングでゆっくりのつもりなのにと思ったり、、、、。サングラスは不携帯だったので、逆に日差しが少し気になりだした。 装備は普段のスポーツTシャツ+長めスパッツ。水は、(500mlと350ml)*2。500mlと350mlの1つづは、アミノバリュー。おにぎり1個とジェル。パーフェクトプラスは、マロンケーキのみ。GPSも、いつものForetrex301J。
普段は駅の改札を降りて1階のバスロータリーのベンチやトイレを利用して着替えたりして走り出すんだけど、今回はもう一度改札の方へ。脇のコインロッカーを利用。300円。ウィンドブラーカーとか風呂後の着替えなどをロッカーに預けた。ある意味、少しリキ入れて走ろうという気が芽生えてきてた。
左の写真の箇所では、左方向(弘法山方向)へ。
途中で道が分かれるけど、あとで合流。右側の道は、雨が多いとぬかるみそう。
ここの別れ道をまっすぐ行くと、大回りして弘法山へ。今回は、木の階段などもある急な左の道で弘法山へ。(まっすぐの道でも、その先にいくつか、急な方の道への合流出来る道がある。)
展望の良いところがあって、しばらくするともう弘法山。
今日は静かというか、ほとんど人がいない。 駅からここまで、写真撮影する度に記録できる枚数がやけに少ないと思ったら、いつもより大きなサイズでの撮影モードとしてた。休憩兼ねた際に変更。
また、ロッカーに荷物を預けた割には「軽くないな~」と思って、ふと考えたら、一番不要な”傘”をリュックに仕舞ったままのような気がしてきた。確認して判明するとショックになると思って、そのままとした。(ラン終了して駅に戻りロッカーの荷物を移そうとしたら、案の定、傘はリュックの中だった。自分で苦笑。)
いつものように井戸の水を飲んで、スタート。
当初は下り。新緑が心地よい。 しばらくして「めんようの里」への道との合流前後でコンクリートの道があるけど、その後すぐに土の道へ。また、合流前後で一旦上り勾配になる。
途中での鶴巻温泉方向への分岐。まっすぐ。鶴巻温泉方向への道から大山方向への道もあるけど、カーブの関係で見落とす可能性もないわけじゃないので、ここはまっすぐの方が無難。ただし、その分、しばらくしたら急に下る。 急に下る箇所の中腹に、御夜燈(おんやとう)の史跡や碑がある。
振り返るとというか帰りではこんな風景。帰りは小さな上り道を登る事になる。 新善波トンネルの辺りなので、時々車の音が聞こえる。帰りでは、ある意味目印(耳印?)にもなる。
道標は”大山・蓑毛”を目指せばOK。分かりやすい。(蓑毛近くになったら、”大山”を目指す。)
道が狭くなると共に、上りが続いていく。獣避けのための柵も。開けたらちゃんと閉めること。
念仏山の直前とか、頂上の様子や頂上からの展望。 弘法山~大山では、山頂からの展望が良いのは、大山とこの念仏山位と思う。尾根でも展望の良い所は少ない。逆に、木で日差しが遮られる事が多いので、日焼けの観点では気が楽だ。サングラスも、山頂で長居しなければ不要かな。今回は時々晴れ間があったけど、サングラス無しで困ったことはなかった。
また、念仏山の頂上は三叉路になっており、ベンチ先の左に曲がるとお地蔵さんが佇んでる。(大山へは、右方向へ。)
念仏山を過ぎると少し下る。
念仏山→高取山は、木の根の道が多い。まずはその洗礼。
一度山の頂上のような所に出て、その後狭い道になる。少し楽勝かと思うと、、、、。
また、木の根の道。
途中、砂岩の滑りやすい箇所もある。上りよりも、帰りの下りの時に滑らないように注意。
そしてまた、木の根の道。
聖峰との分岐の道標が見えれば、少し上りはあるけど、高取山はもうすぐ。 写真でははっきり見えないけど、電波の中継基地があるので、多少遠くからでも識別できる。(ただし、弘法山~大山のコースには送電や電波関係の設備が少なくなくて似通ってるとも言えるので、コース上のどの辺りかの認識は必要。)
高取山頂上。展望は良くない。2010年版の「山と高原地図 丹沢」では展望がよいと書いてあるけど、それほどでもないというか木々や中継基地が遮っている。
高取山から林道との交差までは、土の道が多くなる。走りやすいところもあるけど、一部だし大きくないけど水が溜まりやすくてほとんどぬかるんでる状態の所もある。また、林道との交差の少し前では下り坂/上り坂。 なお、この辺りの土は黒っぽい。
林道との交差。 ここから蓑毛越までは、粘土質の道とコンクリの道が多い。また、電波設備の関係か車が通ることもあって道は広い所も多い。しかし滑りやすい粘土質の部分や荒れたコンクリートの道のために、そう気分良く長く走れるというわけでもない。また、林道との交差から蓑毛越までの粘土質の道は、林道との交差からしばらくは茶色っぽい色だけど、その後黒茶色に近い色になる。
送電線までの道の様子。
送電線の所。運が良ければ、富士山がくっきり見える。
粘土質の道と言っても、勾配が急なところでは結構きつい。また、深い溝がある部分もあり、特に帰りの下りの際には注意が必要。
木々の間からは目標となる大山が見えてくる。写真は登山道脇からのもので、なかなか走りながら大山を見つけるのはつらいけど。
NTTなどの中継所の近く。コンクリート、しかもデコボコしたコンクリートのままの道で、走りづらい。 真ん中の写真の上り坂で緩い歩きになった時に人気を感じて振り返ったら、MTBの練習の人だった。丹沢ではそう見かけない。先に行ってもらったあとに、後ろ姿をパチリ。
奥多摩の雲取山の近くでも感じたけど、MTBって余り音がしないので、鈴とか付けてもらった方が良いのにとか思った。ただし、逆に歩きの人からすると、走る我々もそうなんだろうな~と思うようになった。機会あったら、鈴買おうかな。
(再度)林道との交差。右に大きく曲がっても合流するけど、走る時はまっすぐが良い。この先に階段があり広い道と合流するけど、帰りの下り時は、赤いテープなり階段の所で右曲がりした方がよい。
砂利の林道を過ぎる。真ん中の写真でのまっすぐでも合流するけど、歩きやすさ/走りやすさで案内に沿って左の小道へ。右の写真のような小道になる。(まっすぐの先が浅間山の頂上になるかと思うけど、電波設備の辺りで展望も良くないんだろう。今まで登山の人で向かっているのを見たことない。)
その小道でもさっきのMTBと思われる跡があったので、彼のコースが気になった。登山道の走破のスタートを前の林道との交差からとして、さっきの林道との交差からも続いてることになる。この先大山まで行ったのか。あるいは蓑毛方向に抜けて、ヤビツ峠に行ったのかなとか、、、、。少し考えていたら、前の方から音。MTBの彼が折り返してきたようだ。つまり蓑毛越までにして、折り返しにしたみたい。
蓑毛越。この前はここで挫折。 今回は、給水程度の休憩の後、まっすぐ大山方向へ。(右へ行くと大山の下社。左に行くと蓑毛のバス停。)
蓑毛越からは、急な上り.。 大山までずっと上りかと思うけど、一旦少し下る。蓑毛への分岐が再度。
再度登るけど、お地蔵さんの辺りで少し緩やかになる。少し先には女人禁制の碑。昔は、女性はここまでしか登れなかった。(お地蔵さんの頭が無くて石になってるのは、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のせい。何度か通ってるけど、こんな所まで登ってやらなくても良かっただろうにと、つい思っています。)
下社への分岐。その1。下社へ行くと、売店やトイレ、そしてケーブルカーでの下山が可能なのでエスケープする場合に利用できる。 ここからは、木の丸太階段の場所が増え、岩場も所々。
普通の歩きだとそう感じないだろうけど、早歩きや走りだと、急に岩場などが現れて、一瞬ギョッとなる。どう登るか、頭の体操になりそうな所も。(疲れたりして集中力が切れつつあるので、これが結構つらい。)
なお、今回は、ボッカの練習?と思えるカップルに遭遇した。男性が荷物を背負って、女性は見守っている感じ。そんなに急いでもいないし激励というわけでもなかったので、ボッカ競争の練習と言うよりも荷物運びのバイトだったかもしれない。(ちなみに帰って調べたら、今日3日が「丹沢ボッカ駅伝競走」開催だった。なおさら、ボッカ練習とは考えにくくなった。)
下社への分岐、その2。通称、16丁目。左の写真の右側が、追分の碑。この石碑はかなり以前に、伊勢原の大強力の人達により麓から運ばれてきたものと言う。個人的には、1つの石のようなので、にわかには信じがたい。かっ、大強力のパワーって偉く凄いのかも。
ここからは、急な上りに加えて、人の混雑への対応力も必要。^.^; シーズンや時間帯では結構な人になる。 (他でも結構そうだけど)今年はツツジがまだ咲いてた。
一部だけど、木の板の階段とクレーチング階段(金属階段)もある。
鳥居が見えたら、山頂はもうすぐ。 登って、もう一つの鳥居をくぐって、階段を登ればすぐ山頂。階段の辺りで振り返れば、天気が良ければ富士山が見える。(他にも山頂や山頂界隈で、富士山が見えるところはあるけど。)
山頂。リベンジ達成~~。 山頂ではおにぎりと、いつものマロンケーキなど。
大きなペットボトルから小ペットボトルへ水などを移した際に、ちょっとした失敗を。小さなペットボトルの水が余っていた方に、アミノバリューを継ぎ足してしまった。薄アミノバリュー。前にも経験したけど、薄めたアミノバリューは美味くない。マークなどで区別できるようにしてるんだけど、見落とした。集中力途切れてると、痛感。またサプリメントタイプの持参も忘れてて、悪いことは重なると実感。
15分弱休憩して、下山。来た道をそのまま折り返し。特に山頂近くでは急いで走るというほどでもなかったけど、蓑毛越からは、走れる所は走ろうとの気になってきた。ただし上りになると途中で歩きが混じってしまった。(宴会連チャンだし、無理禁物。)
往路では余り感じなかったけど、土や石が湿ってる。下りだとスピード出すと滑りそうな所が多かった。
高取山までの途中では、ロードバイクに遭遇。アスファルトの道を除けば、登山道でははじめての経験かと思う。粘土質の大きな坂の所がいくつかあるけど、復路での最後の上りの坂のあたり。合計3台。音大きいし、気分的には、ちょっと興ざめ。MTBと訳が違う。って、向こうには向こうの言い分があるのかも知れないだろうけど。
アスファルトとの交差ポイントが2箇所あって、その間を走ろうとしてるのだろうと思ったけど、アスファルトとの交差ポイントの先の方にもタイヤ跡?のようなのがあった。それを考えると、片方は少し先の小蓑毛方向に抜けるルートにしたんだと思う。そちらは結構狭い道なので、タイヤ跡の勘違いかも知れないけど。
復路だと、高取山の少し先にある高聖への分岐。
高取山からの途中で、木々が途切れるところがあり山頂が見えるけど、(多分)念仏山ではない。
木々の奥にある山頂が、念仏山のはず。(写真だと見えないし、実際も木々が結構邪魔してて見えにくい。)
新善波トンネルを越えて、鶴巻温泉との分岐も過ぎての弘法山方向。今日はほとんどハイキングの人がいない。GW時の人混みがちょっと嘘のよう。新緑が一段落したとの意識と、天気予報が曇りや雨だったからだろうか。
ゴーーーール。 こちらも人が少ない。井戸の水を飲んだり、少し休憩して東海大学前駅方向へ。今回は、来た道を帰ることにした。
以前はここの分岐で右に曲がったけど、今回は左というかまっすぐにして、弘済学園の方へ。
駅でロッカーからの荷物を取り出して、トレランの格好のままでスーパー銭湯の「さざんか」へ。冒頭で述べたように、ロッカーの荷物移動で傘はリュックに入ったままだったと確認して、ちょっと苦笑。なお、丁度「さざんか」に着こうとした時に少し雨がぱらぱら。ある意味ラッキーだった。
お風呂は軽めに。「さざんか」が良いと思うのは、かけ湯があること、洗い場の一部は各自を分離しているものがあること、アイス(氷)を置いてあること。前2つは他でも少なくないけど、自分の経験じゃアイス(氷)はここだけ。今回も、アイシングに利用させてもらった。(直接口にふくむ人もいる。なお、お風呂場には持ち込むなとの掲示有り。)
さざんかへの道で、今まで利用した定食屋さんが開いててラッキーと思ってたら、帰りの頃は閉まってた。残念。(ずーっと、そこの生姜焼き定食にして、一応塩控えめにと言おうと考えていたのに、、、。)
駅へは、少し駅前の通りをブラブラ。さざんかから下るときの東海大学への通りにお店があって、そっちに行ってみても良かったけど、既に駅に近い所まで来てた。少し駅と反対方向に行ったら、2階に中華屋さんと洋食屋さん。中華屋さんにした。
店の前に魚+高菜がらみの料理があったので、それにしてみようと思ったら、新メニューにはないと。少し残念。なお、お店の店員さんもお客の一部にもごつい体の人がいると思ったら、中国柔道をやってる人とか東海大の柔道?の人みたい。壁に選手の写真やサインが飾ってあった。他に大学のカップルらしき人達が2組。
定食か何かはお代わり無料のようで、テーブルにおひつで置いてあった。自分も走った直後でなければチャレンジしても良いんだけど、今回はおかわり無し。まっ、ビールは飲んだけど。 ちょっとした達成感で駅へ。駅のホームで自販機のアミノバリューを発見。この所探してて、それもラッキー。ただし、大和駅とかもっと近くの駅で見つかれば良いんだけど、、、。
走った距離は27.5Kmとしておく。GPS上は、東海大学前駅からのスタートとゴールで、沿面距離25kmとなってるけど、1割程度水増しした方が実際とあっているように思えるため。(1割増しベースで、弘法山~大山ピストン部分は22Km。) GPSのトラック情報は以下。 http://connect.garmin.com/activity/186132656
コースタイムは以下。
8:59 東海大学前駅スタート
9:25-30 弘法山
9:58 念仏山
10:32 高取山
11:18 蓑毛越
11:38 下社分岐
11:51 下社分岐(16丁目、追分の碑)
12:15-29 大山
12:47 下社分岐(16丁目、追分の碑)
12:57 下社分岐
13:08 蓑毛越
13:45 高取山
14:12 念仏山
14:36-40 弘法山
14:58 東海大学前駅ゴール
先月の蓑毛越でリターンした時の弘法山→蓑毛越が2時間22分だったが、今回は1時間48分。大幅に改善してる。
ただし、反省というか気になったのが水分使用。行きの大山山頂休憩後までに、(500mlと350ml)*2の2/3近くを使ってしまった。弘法山に着いた時には、ほとんどカラ。ハセツネカップでは、42Kmの月夜見山まで水場がない。それを考えると、水の確保などを考えないと行けない。ハイドレーションのグッズの購入なども検討かな~。
ちなみに、ハセツネのエントリーの際にも余り水のことは意識しなかった。というのも今まで参加した第3回大会では雨のせいで、水への不安がなかったため。雨のせいだったという認識が余りなく、我ながら少し反省。夏場のトレーニングで注意してみることにする。
また、弘法山~大山のコースって、トレラン練習にはなかなか良いぞと思うようになった。丹沢で近い大倉尾根は人が多いし、階段や石道で走る部分が少ない。表尾根は、狭い道などでそちらも長く走れるところが少ないし、ピーカンの時の日差しが気になる。奥多摩は、、、、、遠い。
ただ、大山界隈は人多いし、少し長い距離のためにはどうしたらいいのか。走りながら時々考えた。ふと思ったのは、弘法山~大山のダブルピストン。ただし人の多さへの対策として、下社分岐(16丁目、追分の碑)までのピストンが良さそう。沿面距離で8.9Kmなので、ダブルピストンすれば36Km近くになる。(東海大学前駅への往復を加えると41.5Km。うん、悪くない。) リベンジ果たせたし、弘法山~大山のダブルピストンという新しい目標も出来たので、充実した1日になった。