奔車紀行

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奥多摩・大岳山 同窓会ハイキング

今日は、同窓会で奥多摩・大岳山へ。昨年も同じ頃に似たメンバーでのハイキングを開催している。昨年はロックガーデン→日の出山→つるつる温泉だったけど、今回は大岳山にして、御嶽駅に戻って河辺の「梅の湯」へというプラン。

今回も自分は、御嶽駅からケーブルカー頂上の御岳山駅までは、ラン。ちなみにウェア等は長袖にして春・秋モード。グループ昼食を考えてテルモス持参。他に、鎖場などのメンバーのための手袋やストック、レジャーシートやライト(大岳山荘脇のトイレを照らすため)なども荷物に含めた。GPS(ガーミンForetrex301)は、次ポイントへの到着予定時刻の判断やトラック情報のために持参した。サプリメントには、普段のアミノバリュー以外にアミノバイタルも用意してた。(今回のアミノバイタルは、自分としても飲みやすかった。味が変わったとか容量で味が違うのか??)

 

電車は、青梅での接続後には、結構ぎゅうぎゅう詰め。青梅の前で座れたけど、逆に前の方の車両にしたこともあって、御嶽駅で降りるのに少し躊躇するくらいだった。 詳しくは後述するけど、今回はストックをリュックに固定するために一工夫。ノースフェイスのアタッチメント利用の小物入れを取り付けて、それでストックを固定する作戦。そのために、御嶽駅を降りてから準備に少し時間がかかった。次の電車が来たのか、自分も乗った電車の人達の準備があったのが、まだバス停に向かう人達が結構いた。

 

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多摩川の様子とケーブルカー、そして御岳山駅の出口近くにおいてあった犬用のエチケット袋。 今回見たカヌーは、結構ずんぐり型だった。競技だとこっちの方が増えてるのか??? 吊り橋を渡って鳥居への上り坂を登ろうとしたけど、急だったし人がいたので歩きに。そしたら、家族連れの子供が「あのおじさんも、歩いてるよ」。こっちは苦笑して「うん、そう」。こちらの姿を見かけて、走ろうとしてすぐに歩きになったみたい。お母さんもちょっと笑ってた。

今回は大きな休みを取ることなく、御岳山駅に到着。(昨年から10分短縮したけど、昨年は多摩川では少し先のフィッシングセンターの木の橋を使ったので大きく時間短縮してるわけでもないと判明して、ちょっとがっかり。)

他のメンバーの御岳山駅到着予定は、9:35。ところがなかなか到着しない。混雑してるからだろうと携帯でメールしたら、ケーブルカーの乗るところとの返信だった。そうこうしてたら、鳥居前で遭遇した家族らしき人達が到着して、隣のベンチに座ってた。声かけるのも変かなと思い、そのまま。

同窓会の他メンバーが10時ちょっと前に到着して、記念撮影したりトイレ利用したりして、歩き出したのは10時10分。似たメンバーで前の高水三山の時は、登りが急でブツブツ。1年半くらい前の陣馬山の時は、小仏の前あたりから結構不満の声も出てた。まっ、半分が苦痛で、半分は冗談というかネタ提供だったろうけど。

で、当初の案内では”ゆるゆるコース”としてて、大岳山のことは案内の途中バージョンから中心にしたので、不満が出ないかに少し戦々恐々。^.^; (ちなみに幹事は私じゃなくて、陣馬山の時に不満の発言が多かった人。^.^;)

ロックガーデンの東屋というか水場までは、あまり急ぐことなく様子を気にしながらの歩きだったと思う。長尾平あたりから、ストック利用やストック配布。結局他のメンバー5人が、シングルストックという格好になった。なお、1人のストックが、なかなかセットできない。回して伸ばすタイプ。結局は歩きながらセッティングできたけど、前日とかにチェックすべきなんだな~と、自分にも言い聞かせた。(自分の場合だと、特にライトあたりか。)

神社の前の鎖場で、手袋配布。持参の人が多くて、渡したのは1人だった。で、多少不満とか言われるかなと思ったけど、どうにか神社まで到着した。キュウリの浅漬けを持ってきた人がいて食したけど、なかなか良かった~。微妙な塩加減が元気を誘った。それとかクッキーの類を食して、ちょっとお疲れ風だった人も「神社で待ってるョ~」との事態には成らなかった。

 

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大岳山の直前の岩場の様子。結構混んでた。ただし、立ち往生のような状況はなかったので、気分的にはあまり気にはならなかった。 写真での後の方の人は、緑のUTMF2013のTシャツの人。出たんですか?とか、ちょっと声がけした。そうとのことだったし、グループメンバーとでUTMFのことは話題になってたので、「出たんだって」。

なお、彼もサンダルみたいなので登ってた。先週の丹沢でも同じ履き物(みたいなの)を見かけたので、高速ランナーでは流行ってるのかもしれない。5本指タイプのではなくて、見かけはサンダル。靴下無しとは思えなくて??? 頂上でも彼がいて会釈程度で通り過ぎたけど、聞いてみたりしたら良かったかなと帰ってから思った。

直前の岩場から見て青空が広がると頂上。あと少しとメンバーに言って、自分は頂上の様子の観察で小走りした。人は多かったけど、、、、。

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大岳山からの富士山。霞んでるけど、頂上あたりが見えた。良かった~。ちなみに写真は、知り合いによる撮影。

今回八高線などから富士山見えるかと思ったけど駄目で、岩場や鎖場を乗り越えて展望無かったらヒンシュクかなと多少は気にしてた。いや~、見えて良かった。多少気持ち的には、安堵と大はしゃぎ。(そのせいか自分はグループメンバーの撮影に頭が行って、肝心の富士山を撮影してなかった。少し反省。また、グループメンバー+富士山の写真にチャレンジしたけど、逆光で富士山と一緒の写真にはならず。まっ、そっちは仕方ない。)

 

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奥多摩駅方向にほんの少し降りたところで昼食。皆さん、リュックから色々出てくる~。 頂上では混んでても、そんな大声で騒ぐグループもいなくて食事を楽しむことができた。多少自分としては、回数自体は少ないが喧噪な頂上を時々目にしているせいで、かえって不思議に感じたくらいだった。

頂上では30分程度で下山。グループメンバーの1人は、すれ違うときに「富士山、見えましたよ」とか言ってた。この前などの不平が多少嘘のよう。^.^;; 富士山は偉い!と感じてしまったし、多少きつかったかもしれないけど今回は良かった~と自分でも思った。

御岳山駅で15時45分発のケーブルカーに乗りたいとのことで、GPSの到着予定時刻などに注意しながら小休止をとったりした。時間的に多少余裕ありとのことで、(予定に入れてた)ロックガーデンへ向かうことにした。東屋で他のメンバーは休んでて、ペットボトルを預かって水場まで自分が”買い出し”モード。カシャカシャ袋を利用してだったけど、この作戦は悪くなかった。 ロックガーデンは、一部のメンバーは初。案の定というか、好評だった。

なお今回は、七代の滝までは行かず、代わりに門前の茶店へ寄った。昨年の日の出山へのハイキングの時にも利用したお店。ケーブルカーの時間のこともあって、ちょっとせっつく格好でおしるこを食べた人もいた。

 

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ビジターセンター近くの民家の前の花。一瞬トリカブトかなと思ったけど、トリカブトは秋に咲くし、そもそも民家で多く栽培するわけがない。帰ってすぐに分かるかなと調べたけど、分からずじまい、、、。  〔追記。知り合いから”オダマキ”と教えてもらいました。ポピュラーな花で自分も以前知ってた花。多少茎が長かったことや2,3日前からニリンソウトリカブトの違いなどが話題になってたので、すついそっちに頭が行ってしまいました。なお、”オダマキ”と似ている花として”レンゲショウマ”を上げてるサイトもあり、御岳山は”レンゲショウマ”で有名なので、そのあたりを意識して植えているのかもしれません。〕

 

なお、今回ロックガーデンでは、黄色の”ヒメレンゲ ”や小さな白い花で少し紫のスジが入ってる”クワガタソウ”が咲いてた。後者は今回知った花。前者は、昨年とかで話題になって一旦覚えたんだけど、現地では思い出せず。そっちは少しショック。なぜ覚えたはずなのに忘れるのかと考えたら、花が咲くのが1年に1度だし、花屋さんで売ってるわけでもないので普段目にしない。なので、覚えても1年も経つと忘れてしまうからだろう。かと言って時々図鑑を眺めると言うほど自分が興味があるわけでもないので、忘れるのは仕方ないのか、、。 その意味で、テレビ「大人の山歩き」でガイド役の橋谷晃氏の植物などに対する博識ぶりには感心する。自分には、あの番組で気になったのをポツリポツリと覚えておく位が良いのかもしれない。(そこで覚えたのも、しばらくしたら忘れるかもしれないけど、、、。^.^;)

ケーブルカー、バス、電車に予定どおりに乗ることができ、河辺駅へ。自分は御嶽でのケーブルカーやバスは、初体験だった。バスは(自分たちが電車のことで乗り込んだこともあって)、ぎゅうぎゅう詰め。距離や時間がさほどでもなくて楽ちんだけど、混んだら結構しんどいいと思ってしまった。

 

河辺駅前の「梅の湯」で風呂に入って、その後宴会。多少元気の残ってる人が、「カラオケ」って言ったけど、来月も同窓会イベントがあることもあって、今回は二次会=カラオケ無し。まっ、皆さん、そこそこ疲れたかと思う。逆に、お風呂前に、「丁寧にマッサージしててね」と。

振り返れば、山頂とかでもう少しゆったりしても良かったかもしれない。多少慌ただしかったかも。まっ、結構ロックガーデンの評判が良かったので、次回などでのロックガーデンを絡めたコースの時にでもゆったりすると良いだろう。いずれにしろ、大岳山を制覇したので、気持ち的には余裕感でコース策定できると思う。

 

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写真は、今回装備したリュックの小物入れなど。ノースフェースでの商品で、ファスナーでの小物入れの方が最近出たような気がする(ペットボトル入れの方だったか?)。 今回は、ペットボトル入れの方にストックを入れて走れるか試してみた。ハセツネ(など)でのストック利用を前提とした検討。なおハセツネルールでは、ストックはリュック固定だし、前半の20キロ近くまではストック利用不可。 小物入れなどは、写真で少し出っ張ってる濃い灰色の部分を、少し手前に倒して上に押と外れる。慣れればたいしたことないけど、最初は少し戸惑う。まっ、買うときに店員さんに教えてもらって、実際操作してみるのが良いだろう。(逆に外れにくいと言うことは安心感にもつながる。) 

なお装着する時は、濃い灰色の溝と薄い灰色の溝とを合わせるようにしてスライドさせる。 悪くないと思ったんだけど、実際背負ってみると、両方とも結構背中というか後方になる。小物入れとして使うには取り出しにくい。逆に、滅多に使わないものを入れておけば重宝する。

大きさ的にストック2本(しかもブラックダイヤモンドの三つ折り Zポール)が丁度入ったので良かったんだけど、逆に腕と擦れてしまった。今回のハイキングでは許容範囲だったけど、ハセツネで20キロをその状態で走るのは辛いかな。ストック入れの件は、要再検討といった感じ。

 

全体20.8kmのうち、実際に走ったのは6.8kmだけど、一応トレランでの距離にしておく。また、走ったり/歩いたりがあって参考にならないだろうけど、コースタイムは以下。

08:27 御嶽駅スタート

09:28-10 御岳山駅

10:37 天狗の腰掛杉あたり(奥の院や鍋割山への分岐あり)

10:54 ロックガーデン東屋

11:27 芥場峠の上の鍋割山との分岐

12:01 大岳山荘(神社前)

12:27-58 大岳山

13:13 大岳山荘(神社前)

13:37 芥場峠の上の鍋割山との分岐

14:13 ロックガーデン東屋

15:00 天狗の腰掛杉あたり

15:11-25 御嶽神社前の茶店

15:39 御岳山駅ゴール

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