奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

グレートトラバース第4集でのファンとの関わり 

今日は、NHK BSプレミアムで「グレートトラバース」をリアルタイムで視聴。”第4集 富士山・八ヶ岳尾瀬 関東近辺33座を巡る”。

 

http://www.nhk.or.jp/greattraverse/

 

当然だけど、以前駆けつけた丹沢・大倉などでの様子が番組でちらっとでも映ってないかとか、丹沢での様子が相当気になった。

 

なお、番組の流れ的には富士山はある意味当然として踏破したけど、そこからファンの数が増えたりそれに伴う重圧みたいなのが描かれてきた。それ以前の回でも頂上で待ってる人達が映ってたけど、その数がどんと増えたというか、、、。自分も、ある意味その中の1人だった事になるから、少し複雑な気持ちではある。

 

そして、途中の”みなかみ”で点滴を打つ事態になった。入院に近い。それまでの夏の疲れやプレッシャーなどが、どっと出たのだろう。言い方が変だけど、その後の全体スケジュールを考えてのリスタートの足取りが重く、それでも進もうとするシーンにはぐっと来るものがあり見所とも言える。

 

 

で、タイトルにしたファンとの関わり。印象深かったのが、丹沢・大倉、筑波山男体山。丹沢・大倉では以前も書いたけど、200人を超えるファンとの交流会が開催された。番組では、登山道(大倉尾根)で、先にスタートして尾根で抜かれた人とのシーンがあった。途中の小屋(堀山の家)前ではファンの拍手で上り始め、「なんかレースみたい」。伝聞では、堀山の家でトンカツをご馳走になったみたい。なので先行してたまたま塔ノ岳に集まった我々は、「遅いな~」と言い合ったり、(百名山のTシャツ着て)上って来た人達から「小屋に入ったみたいですよ」とか聞いた。丹沢山の山頂では、赤ちゃんなどとのシーンがあったけど、少し離れて大倉で見かけた人がちらっと映ってた。

 

塩水橋のゲートの所では、ファンが多いのはありがたいけど、ちょっとプレッシャーになってるみたいなコメントが流れた。自分は、この撮影の時に近くにいたけど、呼吸を整えるのに精一杯で話自体は聞いてなかった。^.^; 塩水橋ではファンの激励なども撮影してたけど、それは使われず。ちなみに自分は、ゲートのところで田中さんとツーショットを撮影してもらった。

 

付かず離れず併走しても良いかとスタッフに聞いたら、少し離れてて欲しいみたいな事を言われたような気がする。番組では、その後に宮ヶ瀬湖の橋の上をゆっくり走る田中さんのシーンが出たけど、流れ的には併走よりも少しさびしそうな走りのほうがマッチしてると思う。塩水橋でのコメントで、そんなシーンが頭にあって、自分に言われたのかもしれない。前にも書いたように、途中でハンガーノックになり併走諦めたけど、シーンとしての結果的には良かったと思うようになってる。

 

それら丹沢での様子は、「まっそうだろうな~」位の気持ち。自分は水場に降りてしまって田中さんの塔ノ岳到着の様子を見てないけど、一部の人達が田中さんと一緒にゴールしようと丹沢山方向へ向かったり、三々五々大倉尾根を下ったりしたんだと思う。

 

 

ところが、次の筑波山ではびっくり。特に皆さんが下山した後に、田中さんの足元に残った”差し入れの山”。レジ袋みたいなのが10個超はあったか。さすがに食べ切れないだろうに。山で残して良いのは写真だけとか言うけど、差し入れは食べられるだけみたいなフレーズが浮かんでしまった。筑波山の標高は900m以下なので、その辺りも関係したのか、、、、。(グレートトラバースでのTwitterに生ものの差し入れは控えてくださいの旨が書かれたのは、それ以前も伏線があっただろうけど、このせいだったのかもしれない。)

 

そして、男体山。標高は2500m位。途中で、田中さんが吠える。結構意外なシーン。すれ違った人達から、頂上で待ってる人がたくさんいるとか、「遅いね」って言われてたとか聞いての行動。何度も聞かされたんだろうか、、、。気分的にプレッシャーというか、楽しさから遠のいていく感じだったのも知れない。

 

握手や差し入れ等を有名人になったのだから仕方ないかもとの意見もネットで見たけど、筑波山のは度を越してるし、男体山での行き違った人も言い方があるだろうにと思った。こんなイベントはそうあるとは思えないけど、考えて良い事項かもしれない。このようなイベントでなくても、それに近い事は起きるかと思われる。山頂での集合とか、荷物の分担など。自分の場合は、グループ登山の際に、持参しなかった時の備えにグッズを用意したら、皆さん購入したと述べた。事前にメールとかで連絡してくれれば良いのに~と思ってしまった。それを持って登った訳じゃないので、負荷にはなってないけど。

 

 

第4集は、山々での美しさは人とのちょっとした触れ合いなどの他に、そんな事も考えさせられる回になった思う。次回の放送は、第5集で最終回。東北や北海道。「ガンバレ~ようき!」

©2005-2022 ほんだ事務所(honda-jimusyo) All rights reserved.