奔車紀行

つれづれ技術屋の趣味など いわば支所

NHK BS 「にっぽん百低山」 千葉の鋸山

NHK BSPの「にっぽん百名山」は、毎週録画設定にしてて、後から再生で見る形態を続けてる。今回夜に再生したら、オープニング音楽が違う。「えっ」と思って調べたら新しいシリーズ。

 

次回の第2回までははっきりしてて、吉田類さんがゲスト?の女性と山へ。さほど高くはない山が主。今回の最後の方で、山行後のアルコールのシーンがあったけど、そんな感じの登山番組と思える。

 

鋸山は自分も興味を持ってる山で、「へぇ~、そんなところもあるんだ」とか歴史的なことも登場して勉強になった。

 

なお番組の中で登山に向けたマップが出てくるんだけど、最寄りの駅とかバス停が書かれてると良いな~と思った。本の著作権との絡みなどがあるのかもしれないけど、山行後のアルコールのことや、行ってみようかと思った人たちのことを考えるとあった方がありがたい。調べたらわかるだろうと言われるだろうけど、番組内のマップに出てくるのとでは印象が違う。また、「にっぽん百名山」ではバスのシーンとかが出たりして最寄り駅からの距離感なども掴めるので、その対比という意味ではあった方がよさそう。

次回は丹沢・大山とのことで、馴染みのある山でもあって、楽しみにする。

 

 

追記:丹沢・大山も日本百低山の1つとのことで、つらつらと一覧を見てみた。神奈川県では塔ノ岳などが含まれてる。自分の見知った山では、鹿児島県の開聞岳も。

で、ふと目をやると「日本国」という山が。新潟県山形県の両県にまたがり、標高55m。登頂記念などで、町おこしに役立ててるみたい。色々変わった山もあるもんだと勉強になった。

ブロンコビリー 北海道フェアで”ユリ根” 2020冬サラダ?

時々行くブロンコビリーで、サラダバーのメニューが少し変ってた。一部は秋のままだったけど、新しいものがいくつか。店内掲示を見たりホームページ確認したら、北海道ご当地フェア。

 

www.bronco.co.jp

個人的に好感だったのは、素材としての”ユリ根”。毎年少なくとも1,2回は食してて、先週もスーパーで見かけて買おうかちょっと悩んだくらい。まっ今シーズンは、ブロンコビリーのサラダバーので済ませそう。

ただ、今回のお店のは、ホームページでのパリパリごぼうなどとの組み合わせとはちょっと違ってたような気がする。素材の入荷などの関係と思われるが、次回にでも確認。

他では、ホームページの先頭で書かれてる札幌ラーメン風パスタなど。鳴門巻きがあって、(ホームページを見てない)最初目にしたときには、「何これ?」状態。キャンペーンとか分かって、な~んだ~。ただし、ラーメン風パスタが頭の中でうまく理解できてないこともあって、今回は味的には?? 他との組み合わせとか、(不要だろうけど)ドレッシングなどとの組み合わせでイメージは変りそうなので、これも次回にちょっとチャレンジ。

 

山ワサビだったと思うけど、ドレッシングも一部秋シーズンのと変ってた。

水泳 練習メニューでの「IM2t-1s」

先月、ジムの水泳練習メニューでの「IMO」を、ブログに書いた。そのこともあって、時々ネットでの練習メニューを検索してみたりした。内容そのものでは分からないのが多いけど、こうやって速い人たちは練習してるんだ~と感じた。

 

で、ジムの水泳練習でも1レーン(1チーム)の中に、4泳法が混ざることがある。そんな時の練習メニューってどんなのが多いのかな~と思って調べたら、日本のナショナルチームの練習メニューがネット上にあった。最近のはNot Foundが多くて、少し前の年代のもの。その中でタイトルにも書いた「IM2t-1s」が気になった。調べたけどよくわからず。

 

他のサイトで「IM1t × 2s」とか「 IM2t * 2Set」、「IM2t -1set」「 IM1t」とかもあって?? ちなみに、同じ練習メニューの中に 「IM2t * 2Set」と書かれているところと「 IM2t -1set」と書かれているところがあるので混乱。

他の人と、きっちりした表記ルールがあるわけじゃないし、、、。とのことで、200m個人メドレーを2回で、2回目は各種目を1秒ずつ縮めるのかな~ということになった。

 

少し頭の隅に置いておき、水泳の本(特に練習メニューの本)や、ネットなどでの水泳練習を参考にするときに注意しておこうと思う。

丹沢・リベンジは丹沢山まで 主脈からの富士山を堪能

今日は、先月の丹沢・塔ノ岳目指すも金冷やしで断念した、そのリベンジ。ここ1週間ほど、自宅近辺から富士山がきれいに見える日があり、それと紅葉への期待を兼ねてのもの。

 

渋沢駅前の歩道橋からも富士山クッキリで期待大。ただし、積雪の形状が個人的に少しいびつに思え、そこは難点。バスは相席だとまだ数人座れる状態だったけど、丁度その数人が立ってるような状況。

 

ルートは大倉からの大倉尾根で塔ノ岳へ、その後主脈経由で目標は丹沢山。リベンジなので体力などによっては、竜ヶ馬場までとか最悪塔ノ岳までとした。装備的には長袖のフィンテック+アームウォーマー、ズボンは長めスパッツ。耳当てはほんの時々使用して、大抵はぶら下げる感じ。

 

大倉のスタートが9時半位となったので、最初は人ごみはさほどでもなかった。大倉尾根を登るにつれて、結構な人だな~との思いへ。頂上到着が11時45分くらいの昼食時で、結構な人。新型コロナ騒動前と人数的には余り変らない感じ。尾根ではそうでもなかったけど、頂上では昼食のせいかグループにやり取りの声がそこそこあった。

大倉尾根では、声を掛けて歩く人の横を通る事が時々あったけど、逆に歩く人に抜かれる時も。^.^;  まっリハビリのつもりで長めに歩く前提だったので、さほど気にはならず。横柄な人はいないわけじゃないけど、大きく嫌だなーと思ったのは少数。大倉尾根中盤での大声中国語の女性二人を通る時に、距離確保に注意したのが筆頭。トレランランナーも大抵は良好だったけど、そこまでしてこの人混みを駆けるかね~が、2人ほどだったかな。

ただ、帰りの塔ノ岳のリスタートが14時過ぎで、大倉尾根で何度か渋滞に遭遇。時々声を掛けて抜いたり、バイパス選択させてもらった。中でも金冷やし直後が、20人くらいの大きな渋滞。進みも結構緩やかで、ついつい最末尾の人に「あらら、ツアーの人達ですかね~」と聞いたくらい。2木段の片方を利用して抜かせてもらったけど、先頭がそこそこ装備だったので、多分ツアー。ツアー自体は10数人と思われ、これもGoToトラベルの関係かと思ったくらい。

 

今回「へぇ~」の登山者。

・男性背負子で女性アルティメイトリュックのカップル+幼児。行きの大倉尾根中盤で、幼児がよちよち歩き。男性の体つきからしてトレランカップルの子かもと。帰りの大倉尾根中盤でも遭遇したけど、その時の幼児は背負子の中。少しぐずって「お母さんが離れてる~」と。こっちは微笑みながら脇を抜かせてもらった。背負子の人は時々見かけるし、幼稚園児が登ってるのにも遭遇したけど、よちよち歩きはちと新鮮だししかもトレラン風カップルの子供というのが、、。

・最初の頃に、1,2回歩きの女性に抜かれる。今度遭遇したら、「山系の人? 新型コロナ騒動の時でもトレーニングしたせいか?」とか聞こうと思ったけど、その後機会なし。先月の塔ノ岳目標が散々だったので、ついつい聞いてみたくなった。

・帰りの塔ノ岳→大倉では、抜いたり抜かれたりのトレランランナー。少し記憶に残ってるのは女性2人。1人はツアーかなの集団を抜いた後のガレ場で先に行ってもらった人。その後こちらが2回ほど抜く格好になって、その後は抜かれることもなし。ところが、大倉へのアスファルトでゆっくりでも走ろうと走り続けていたら、太もも辺りがガクンと来て、大倉直前に早歩きへ。その時に抜かれちゃった。競ってたつもりないけど、下りのリハビリまだまだかな~と。

もう1人は抜いてもらおうとした2回目では先にどうぞと言うから、「いえいえ、こっちは高齢で、膝ガクガク」と返事してしまった。^.^; ウェアとかでトレランやってみようかなに近い印象だけど、やっぱ特に下りは若い人に行って貰った方が良い。リハビリ中の大倉尾根ピストンだと、帰りの下りで急に攣りそうになったりする。今回痛感。

塔ノ岳⇔丹沢山は、富士山クッキリだし尾根は日差しもたっぷりで良い感じ。写真撮影の関係で、抜いたり抜かれた人とは、「やっぱあんな構図を狙うよな~」と思ったり「いや~こっちも撮影で似たようなもんですから」と言って撮影完了を待ったりした。

曲がり角でのカップル、こちらと男性が通り過ぎたけど、後ろの女性は富士山見てしばらくじっとしてた。男性が「ほら~待ってるよ」と。女性の詫びへのこっちへの反応「今日のは見惚れちゃいますよね~」。実際こっちも何度が登山道脇に立ち止まって、富士山確認したり撮影したりした。(写真的には、塔ノ岳辺りからは富士山のちょっと横に小さな雲があって、それが結構残念。)

 

大倉→塔ノ岳ではスタート時で、結構温かいな~の印象。一本松のモミジはまだ緑色で、まだか~というよりも紅葉も期待してたので、残念に近い意外。尾根に出たら、小春日和のせいか、 汗が気になって来た。山頂に近づいても、一部を除いて紅葉はまだまだといった感じ。(多分)ナナカマドだけは、きれいに色付いてたけど、数自体が少ないから全体的な紅葉を楽しむのはまだ少し先かな。ナナカマドで良かったのの筆頭は、丹沢山みやま山荘脇のそれ。

塔ノ岳→丹沢山は、最初くだりに入った時に結構ひんやり。そこから先の尾根では、走るとちょっと暑いかなと感じるくらい。体温や疲労ということでは、富士山眺めの小休止などが丁度良かった。ただし、塔ノ岳→丹沢山の登山道では、所々ちょっとしたぬかるみ。最初は直近で雨降ったっけと思ったけど、霜とか霜柱の類のため。所々で小さな霜柱を見つけた。モミジはまだなのに、尾根の方はもうすぐ冬というかぬかるみが気になる季節へという感じ。

なお、丹沢山からほんの少し蛭ヶ岳方向へ進んだけど、不動ノ峰の手前の小高い丘に何か置いてある。最初トイレ設営かなと思ったけど、どうやらあの辺りの工事。そして工事関係者のためのトイレ。木道とかにするのかもしれない。(逆に”ぬかるみ”で結構通り難くなるのが少し解消されるのかも、、、、。工事の皆さんに感謝。)

ほんの少し蛭ヶ岳へ進んだ所や主脈での所々では、朽ちた大きな木を見かける。最近話題の「ナラ枯れ」かと思ったけど、結構前から目にしてるし、神奈川のナラ枯れは最近とのことなので別物なんだろうと思った。でも昔からのはなんと呼ぶのか??

 

展望は特に富士山は良かったけど、塔ノ岳などからの相模湾などは少し霞んでた。江ノ島も少しぼんやり。主脈での富士山方向はくっきり青空だったけど、東京方面は空は青いものの地上近くが少し黒ずみかけてる感じ。霞の関係もだけど、好天で車等での行楽の影響が結構なんだろうな~と。

 

行動食はアミノ酸、ミニ羊羹、そしておにぎり。全体的なつりそうになったりや筋肉疲労、小春日和での汗を考えると、もう少し摂取してた方が良かったかな~。また、攣りそうへの対応として、塔ノ岳山頂と丹沢山先でのバンテリンのジェル塗布。小チューブを持ってったのは正解。丹沢山先では、人がいなかったこともあり、長スパッツをズリ下げて太ももへ。結果的には功を奏したのか、帰路でも実際の攣りには至らずに済んだ。

 

良いことが多かったけど、アクシデントも。塔ノ岳から丹沢山へ向おうとして、日差し強くて「今日は忘れずにサングラス用意したぞ」とつぶやきながら取り出したら、ボキッという小さな音。ツルが取れてしまった。いわゆる丁番のネジ部分が錆びてしまってた。サイクリングのこともあって、サングラスは複数持ってて長いのは20年近く使ってる。力の関係で壊れたのはあったけど、錆で壊れたのは初。まっそんなに高くない製品だったけど、2年未満の使用だったのでちとショック。

壊れたサングラスをリュックにしまって丹沢方向に進んだけど、なんか手首というか時計(ガーミン 735xtj)辺りに違和感。目を凝らしてみてみたら、バンドが一部切れてしまってた。735xtjでは1年ほど前にバンドの”バンドループ”が切れて購入したばかり。結構前だけど、フォアトレックス301Jの時は、購入後しばらくしてUSB口のゴムカバーが破損して交換したこともあった。なんかガーミンの場合、ゴム関係は信頼性というか耐久性に乏しいイメージ。

後、自宅への帰りの電車で、少しうとうとしてたら”膝”のコツン。近くの立ってる人のトートーバックがこっちの膝に。男女4人グループでの男性で、つり革に掴まることなく、なぜかバッグを前や後ろに。それでこっちが被害被ってしまった。登山というか走りの疲れで傷みが結構あったので、席を少し移動する始末。つり革に掴まらないのはそのままで、少し気になって聞き耳立ててたら課長がどうこうとか、、、。うーん会社員なのか~、あの辺りだと○○?みたいな世界。コロナ過でのマスクにしろ席の距離確保にしろ、また直近ではキャリアケースの人がまた増えて、山を下りてからの電車や繁華街に注意というかギスギス感多い。

 

でも、まっアンラッキーな部分もあったけど、富士山がきれいに見えたし、リハビリ第1目標クリアで良い一日だった。

 

距離は24.03kmとしておく。コースタイムは以下。

9:26スタート

(各時刻は累積、距離は間隔)
0:00 0.00km  大倉 
0:28 2.32km 雑事場 
1:55   5.71km 金冷やし 
2:09-34 0.80+0.16km 塔ノ岳 
3:25-49 3.13+0.42km 丹沢山 (少し先までのピストン含む)
4:34 3.24km 塔ノ岳 
5:37 5.87km 雑事場 
5:59 2.38km 大倉 

 

 

写真のいくつかを以下に。

 

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水泳 水の抵抗を感じようとボックスタイプに

最近、太もも辺りでの水の抵抗を感じられるかなと、練習時の水着をスパッツタイプからボックスタイプにした。ご存じだろうけど、スパッツタイプは膝近くまで覆われてるけど、ボックスタイプはビキニタイプほどじゃないけど太ももの上辺りまで。

 

ストロークには、エントリーの角度やうまく水を掴んでるかの確認を時々行ってる。一部での代表格は、チョキスイム。手そのものでの水の抵抗感もそうであるが、体側などでも水の抵抗はそこそこチェックできる。全体的な確認の代表格は、蹴伸び。

 

自分の苦手泳法は「平泳ぎ」。そもそもひざの故障を気にしてほとんど泳いでこなかったが、ジムの平泳ぎ泳法のレッスンなどに参加して時々泳ぐようになった。その平泳ぎの練習ドリルで気になったのが、太ももとかアキレス腱辺りでの水の抵抗。一番の気づきは、背浮きでの平泳ぎキックだった。ストロークに対して、キック系(特に平泳ぎキック)の水の抵抗感覚が鈍感かもと思うようになった。平泳ぎのキックそのものは良く足裏で感じるようにと言われるが、ここでの問題視はそれよりも、キック直前とかキック直後の足裏以外での感度。

 

背浮きでの平泳ぎキックは下図のようなもんだけど、キックしようと膝を曲げると、アキレス腱周りに水の抵抗を感じてしまう。すると直感的に”まずい”と思って、アキレス腱あたりを水面に近づけようと、膝の方を大きく曲げてしまう。アキレス腱周りに水の抵抗を感じるのはむしろ自然で、むしろそれでも膝を曲げないように気を付けるようにした。

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それをきっかけに、(通常の)伏せ浮きでの平泳ぎキックのドリルを考えたら、伏せ浮きの時にも、アキレス腱の方の水の抵抗を感じて、ついつい膝を曲げてしまってるように思えた。よく本などで、膝を曲げすぎないようにと書かれているが、条件反射的に膝を大きく曲げてしまってる感じだ。むしろ太ももの筋肉(より正確には前側の「大腿四頭筋」)の水への感度が良ければ、少し防げる気がした。

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そこで冒頭で述べたように、ボックスタイプにして太もも(大腿四頭筋)の露出度を上げて、過度の膝の曲げにならないように考えた次第だ。

 

スパッツタイプって、例えば以下。

 

ボックスタイプは以下。ハーフボックスという名で、これより短いショートボックスとか、逆に少し長いタイプもある。

(自分は今の所、ボックスタイプは、ハーフボックスとショートボックスの2つを使っている。) 


2,3日ボックスタイプで練習してみたけど、そう大きな違いは判らなかった。ただ「あっ、これかな~」と、膝周りで気になる感覚はあって、そんな微妙なものを感じ取るべきなのかもしれないと思った。平泳ぎのキックは、他にも内転や内旋といった動きもあって、自分はまだまだ会得してない。その辺りの感覚向上のために、しばらくの間は、ボックスタイプでの練習を続けてみようと思う。

水泳クラブ世界一決定戦(ISL2020) 平泳ぎでのクイックターン

今日も、CS放送での水泳クラブ世界一決定戦(ISL2020)を視聴。そしたら、平泳ぎでのクイックターンが登場して、ちょっとびっくりした。タッチ板に両手タッチして、その直後のクイックターンへ。

スキンレース女子で、今回の泳法は平泳ぎ。そこでの準決勝というかラウンド2と、決勝というかラウンド3。両方共目にしたけど、写真は、ラウンド3での2人レースでのシーン。

 

クイックターンの方の選手は、チームLAカレントのゴルベンコ選手。ちなみにもう1人の方はチームロンドンロアーのアトキンソン選手。アトキンソン選手の方が優勝。(蛇足:アトキンソン選手は別のレースで、スイムキャップが脱げる珍事も発生。2枚重ねだったので、レース後に他の選手から指摘されて、驚いた様子がなかなか良かった。)

 

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もしかしたらクイックターンが早いかもと思いつつも、ゴルベンコ選手がいつもレースでやってるかは? 

 

なお今回の放送では、他に背泳ぎでの”古賀スペシャル”の水中映像の良くわかるシーンもあった。チームロンドンロアーのキラトゥーサン選手。バサロの際に、水中で掻く方の上げるのがよく分かった。

自分には”古賀スペシャル”の方が馴染みあるけど、解説の高橋さんが「サイドバサロ」(多分 side basaro)と呼んでた。ただし、ネット検索しても余り出てこなくて、ネットでは興味ある人は少ないというか、話題には余りならないのかもしれない。

 

 

 

水泳クラブ世界一決定戦(ISL2020)の放送 上からの映像、「ジャックポット」の連呼

先だって書いた「水泳クラブ世界一決定戦(ISL2020)」のテレビ中継を、録画再生して何度か見た。

 

中継冒頭が結構けばけばしくて、ギョッ。「トランスフォーマー」みたいなオープニング動画とか、会場での入場でも後ろの方にそんな映像。今回の放送では参加4チームなんだけど、各チーム(クラブ)のエリアも、昔で言うとネオンピカピカみたいな感じ。大会そのものが新しくて、スリルに富んだ構成にはマッチしてるものの、ルールなどに馴染みが無くて最初戸惑った。

 

映像での競泳選手のフォームを参考にしたいというのが主な目的だったけど、例えば以下のように選手後方にその時の順位が表示される。観戦ということではスリル満点なんだけど、キックの様子を見たい要望にはそぐわない。今回個人的に確認したかった1つは、水中映像の特にターン後しばらくしてのプール中央あたりの映像。それは、少なかった。逆に、ターン直前直後の映像はそれなりの回数出たし、クイックターンの高精細でのスローモーションもあったりして参考になった。(結構お尻が壁に近くてびっくり。)

 

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屋根寄りというか上からの映像が結構あった。時間も長くて、確認しときたかった項目で、そちらは参考度大。背泳ぎでのストローク、あるいはそもそも背泳ぎでの蛇行も一目瞭然。オリンピック級の人でも、あの程度は蛇行するんだ~みたいな感想。少しアップも含めてくれるとありがたかったが。

 

今大会、クラブ対抗で、例えば日本からは「TOKYO FROG KINGS」(東京フロッグキングス)が出場してるけど、外国籍の選手もチラホラ。チームと個人に順位により得点が与えられて、それによってチームの順位やMVPを競う。

 

 観戦を楽しむには、そもそもISLとかを知ってた方が良いかと思う。ウィキとかにも書かれて入る。ただし、ウィキでは冒頭に「複数の問題あり」の表示。

インターナショナル・スイミング・リーグ - Wikipedia

厳密にはどんな団体かとか財源はとかは多少気になる。(ネットではウクライナの実業家の私費が原資みたいな記事があるけど、、。)

FINA(国際水泳連盟)とは全く別の団体。大会スポンサーとかがいても良さそうだけど、会場やスイムキャップにそれらしいのが書かれてるわけじゃない。選手のキャップやウェアでは、ISLとかチームロゴっぽいのはあるけど、国内大会では良く見かける企業や大学のロゴも無い。

 

1回の大会で4チーム出場、各チーム2名参加の計8人で競う。少しややこしいのは、参加チームの総当たりをやった後に準決勝、そして決勝のレースを行う。結構な長丁場の大会。長丁場なのは、サッカーのワールドカップとか、そんなイメージ。後述するけど、本来は世界を転戦。ただし今シーズンは、新型コロナの影響で、ハンガリーのブタペスト固定での開催。前大会もそうだろうけど、25mの短水路

 

1レースに8人出場で、1位に9点、2位に7点、、、8位に1点が与えられる。リレーは倍になり、1位に18点など。ただしがあって、今年に採用されたのが「ジャックポット」。泳法なり距離で異なるが、1位とのタイム差が規定以上の選手のポイントが1位の選手に与えられる時がある。例えば1位がぶっちぎりでコールして、規定が1秒になってて2位以下を1秒超え引き離したら、1位の選手は37点。それがチーム得点にもなる。(逆にそのレースの他の選手は0点。)

視聴で少し慣れると、これが結構面白い。チーム順位もそれによって変わったりするし、後ろの選手の追い上げとか脱落なども気になってしまう。今回の放送では、アナウンサーが何度も「ジャックポット」を連呼してた。

ちなみに、その関係だろうが得点表示を重視。1位の選手のタイムは表示されるけど、2位以下のタイムは表示されない。2位以下で日本選手が日本新記録かなどはすぐに分からない。

 

もうひとつ聞き慣れなかったのが「スキンレース」。(距離失念)混合のメドレーリレーでのトップチームが泳法種目を指定する。今回の放送では、女子が自由形で、男子は背泳ぎ。最初8人でスタートして、上位4人で準決勝というかラウンド2。そしてさらに上位2人で決勝=ラウンド3。最初のスタートとラウンド2のスタートまでが3分。ラウンド2からラウンド3までも3分。選手はくたくたで、水中でのクーリングダウンとかプールサイドでのマッサージ、あるいは寝そべったり、、。

競泳で疲労こんぱいの映像が続くのって少ないけど、まさにそんな映像が出る。このレースでの1位には27点、2位には21点、各ラウンドでのジャックポットもありえるので、高得点というか大逆転の可能性大。結構面白かった。

 

放送はまだ何度かあるみたいなので、次回なども見る(録画再生)つもり。フォーム確認などにも役立てたいと思う。

 

なお前述のように、今回はハンガリーのブタペストでの開催だけど、本来は世界転戦。新型コロナの関係らしい。個人的には、むしろ1都市での開催の方が良さそうに思う。転戦での飛行機などの移動や各都市での準備も大変だし、選手の方も集中できそうにない。あと、種目的に”混合メドレーリレー”がないのが少し寂しい。(蛇足的には、FINAとは別ならフィン泳も種目に加えると面白そうと思ったけど、さすがにそれは無理か、、。)

 

 

蛇足:つらつらと調べたら、昨年のISL大会で、瀬戸大也選手は200m個人メドレーで優勝。しかも世界新エナジー・スタンダード(Energy Standard)というヨーロッパのチームで、そのチームが決勝に残ったら参加という条件だったらしい。短水路だったり、ヨーロッパチームとしての出場、FINAとの関係で、当時は扱いが小さかった? 逆に、彼の今年の騒動での活動停止もあって、今回のISLには出場せず。そんなことも含めて、目まぐるしさを実感。

 

 

 

追記(2020/11/10):

今日のCS放送を何気に見てたら、(英語だけど)”混合メドレーリレー”が表示された。本日最後のレース。小さな字で何か書いてあって少し気になったけど、そのまま視聴。スキンレースが終わって、「さっ、いよいよかな」と思って期待したけど、本日のダイジェストが流れてそのまま放送終了。

怪訝に思って、冒頭の映像を確認したら、(英語で)今日のチーム得点が同点の場合との但し書き。スキンレースで同タイムなら人数増やすけど、準決勝進出などはチーム数が固定なので、準決勝進出を賭けての競争が必要というわけ。まっ納得だけど、逆に混合メドレーリレーを目にする可能性が非常に低くなって、大いに残念。

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