「日本百名山」絡み。百名山での最南端が宮之浦岳(屋久島)で、沖縄には百名山(正確には百名山相当)が無いのか少し気になってた。
「日本百名山」の初刊は1964年7月、沖縄返還が1972年5月なので、当時とすると沖縄に百名山相当の山があったとしても、本に掲載するかの判断に迷いがあったことは想像に難くない。ただそうなると、沖縄に百名山クラスの山があるのかとか、最高峰はと気になってきた。沖縄での登山の様子も、余り見聞きしない。
そこで調べたら、沖縄県の最高峰は於茂登岳(おもとだけ)。沖縄本島にある山ではなくて石垣島。標高526m。島のどこからでも見えるようだけど、登山よりも霊山として扱われているような感じだ。沖縄本島の山はそれよりも低いし、沖縄のテレビ番組などで頻繁に登場する山も余り聞かない。
そう考えると、沖縄返還後に「日本百名山」が発刊されたとしても、於茂登岳は百名山の中には入れなかったように思える。ただ、その県の百名山とかがあったり、自分なりの百名山を考えたりするのは悪い事でもない。ふと思った。